アニメ性描写規制、橋下知事も検討 まず実態調査

漫画やアニメで18歳未満と判断される架空のキャラクターの性描写を規制する
東京都の青少年健全育成条例改正案について、大阪府の橋下徹知事は19日、
報道陣に「大阪府も検討する。規制する必要性があるか、まず実態把握する」と語り、
規制するかどうかを検討する考えを明らかにした。
府は性描写のあるマンガやDVDなどの販売状況などを調査するという。

都の議論に、出版界などは「表現の自由を侵す」と批判している。
橋下知事は「表現の自由にかかわるので慎重に見なければいけない。
重要なのは実態把握。(規制が必要であれば)表現の自由も絶対的でない」と述べた。

大阪府の青少年健全育成条例では有害図書について
「総ページの10分の1または10ページ以上」など量的な基準はあるが、
都の改正案ように内容で判断する基準はないという。
http://www.asahi.com/kansai/sumai/news/OSK201003190050.html