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戦え
VIPQ2_EXTDAT: checked:none:1000:512:----: EXT was configured 最近TRPGを始めちゃ某にならもうこの手のスレもやれるはずっちゃ おうおう授与者がいねえとこの様かよ!
俺が来てやったからちいっと待ってやがれ! >>4
【怒破祥天】(どはしょうてん)or【大黒天】(おおくろのかみorまはから)
破壊の能力と創造の能力を交互に使える能力者。
破壊の能力は手で触れたあらゆるものを即座に破壊する能力であり、人体もこれに漏れない。ただしこの能力以外の能力の影響を受けている物質は破壊できない。
創造の能力は手で触れたあらゆるものを即座に再生する能力であり、人体もこれに漏れない。自分の肉体も手で触れることが出来る限り再生し、制限は無い。 >>5
【隠れ里】
この能力者は隠れ里の主である。
隠れ里は古代日本の理想郷のような異世界で、現実とは違う時が流れている。入り口の
近くは百姓村、奥に行けば御殿がある。暮らしは裕福である。
この世界には、この世界の平和の維持の為、他の世界から迷い込んだものを殺さなけれ
ばならないという掟がある。
そのため迷い込んだ者が存在を知られると、村人は鎌や鋤を手に取って闖入者を追い回
すことになる。闖入者はこれを残らず殺害するか逃げ回らなければならない。
隠れ里の主から許可を得るか、主を倒すことが出来れば現実に戻ることができる。
闖入者にはこの村における協力者を一人だけ与えてもいい。
協力者は基本的に村人の一員であり、闖入者への協力が露呈すれば、闖入者同様に殺害
されるが、闖入者を匿うなどの便宜を図ってくれる。
この能力者はどのような人間がどのような状況にあろうとも、即座に何の前触れもなく
隠れ里に迷い込ませることができる。
この能力者は隠れ里で起こるすべての事象を把握することが出来るが、どんな事象も操
作することができない。村人や御殿の兵士への指示も口頭でしか出来ない。
この能力者は御殿の奥にある座敷に座している。基本的にその外には出ない。
この能力者の身体能力は普通の人間以下である。
因みに、隠れ里から何か物を持ち出すと裕福になる。持ち出さなかった場合最寄の川か
ら何かが流れてくる。 こういうスレ殆ど顔出さないけどこんな感じでいいのか? >>9
能力名の後にレス番つけたりする
こんな感じに >>15
知らなかったから読んだ
異世界系じゃないけどいいよね
【疲労之砂】
この能力者は尽きることの無い砂が入った袋を背負っている。
この砂は振り掛けた生物を疲労させ、物質を腐敗させることができる。
ただしこの能力以外の能力の影響を受けている物質を腐敗させることは出来ない。
また、この能力者は袋の砂を意のままに操ることができる。 >>16
サンキュー 童話は厨二妄想がはかどるから好き >>19
【緑地翠食】
心優しき者が持つ植物やその周囲の物を操り、癒し、繁栄させる能力
この者の歩く先には勝手に草木が芽生え、枯れてしまった植物ですらこの者に力を貸すだろう、この者が力を与え、この者に応える。
集中が居るが薬草を生やすのは勿論、毒草、毒針が生えた植物等も生やして使うことが出来る。
自他共に使える治癒魔法の様なものも使えるが、かなりの激痛が走る。
薬草を調合して使用するのも可能だ。
この能力は使用者の心身の状況に左右されやすく、心優しき者では無くなってしまった際には何が起こるか検討もつかない。 >>19
【春嘯き】
柑子色に輝く蝶を掌から生み出す能力。
蝶が止まった箇所には花が芽吹き、蝶が卵を産んだ場所からは樹木が聳える。
発芽から成長し切るまで数瞬と掛からず、多量に蝶を生み出せば辺り一帯を花畑にする事なんて造作も無いのだが
蝶が草木を芽吹かせる度に『母体』である能力者の体が植物に蝕まれていく為、多用は危険と留意しておくべきだろう。
とは言え『蝶が生み出したモノ』に限り能力者が自由に操作出来るので、植物をやたらめったら生成する必要は無いとも思われる。
or
【宿木寿壊】
木属性の使い手。能力の性質は長期戦に特化されており、植物で攻撃した相手の生命力を吸い取ることが出来る
主に植物を生成、操作したりなど木属性らしい能力を使える他、以下の能力を使いこなす
[宿木]
両手や植物から種や綿毛を飛ばす。これは生物の体にくっ付く。すぐ払えば簡単に落ちるが
放っておくと体内に深く根付き生命力をこの能力者に吸われる。相手は種が体内にある状態で自己再生を行ったり
根を無理に引き抜くと耐え難い激痛に襲われる。アルコールやこの能力者の血を飲めば根を死滅させれる
[花毒]
大きな花を咲かせそこから毒の花粉をばら撒く。多少なら吸っても体が痒くなる程度だが吸い続けると
身体が痺れ始め自由が効かなくなり視界がぼやけてくる。同様の効果のある毒針を花から撃ち出すこともできる
[木偶]
自分の生命力を使い木の身代わり人形を作る。これは一般人の蹴り程度で壊れてしまうがどんな攻撃も受け止め
飛び道具や属性攻撃を引き寄せることが出来る。更に精神攻撃や呪い、超能力等
目に見えない脅威も引き受けてくれて、それらでは壊れない。休まず多用するのは危険
長期戦に特化されている分、魔法の威力自体はやや控えめ
身体能力は一般人だが木属性の魔力によりかなり打たれ強く、解毒能力がある >>23
【華杯大江山】
「鬼」の能力を得ることができる能力。
この能力者は一枚の「杯」(酒を入れる皿のようなもの)を持っており
それに注がれた酒を飲む事で、様々な鬼の力を得る。
・「伊吹童子」
体の一部、もしくは全身を巨大化させたり、縮めたりできる「密度」の力。
・「茨木童子」
間近で受ければ立っていられないほどの「威圧」を放つ力。
・「星熊童子」
巨大な岩も一撃で粉砕し、如何なる物も壊す「破壊」の力。
・「金剛童子」
一度構えれば、崩れることは無く、相手の攻撃を受けカウンターを繰り出す「反撃」の力。
・「酒呑大江山」
天狗の如き疾さを持ち、九尾のような知識を持ち
そして、鬼の怪力を使いこなす「物の怪」の力。
杯に入った酒を一滴でも零してしまうと
鬼の力は得られなくなってしまうので注意。
身体能力 鍛えた一般人
初期装備 杯と酒が入った一升瓶 結局このスレってどう遊ぶのか全く分からん
能力の解釈も勝手にしていいならやりたい放題になるし
古代日本の理想郷で違う時が流れてるなら神々とか化物が居て地形ごと変えられるような奴がゴロゴロ居ても良いわけ? たぶん何をするのも基本的に自由じゃね
まぁ圧倒的に強すぎる能力作っちまったら面白くないだろうし多少常識の範囲内で >>25
ロールっていって即興的に能力バトル小説を書いていくのがこういう系のスレの趣旨
でも今は人が居なさ過ぎてそれが起こらない
あとその能力は普通の人間だけしか居ない世界を想定してつくった
大勢の人間が入ってきた奴を殺す為に動くだけ
そう言う意味ではそんなに能力的なわけじゃないし扱いづらいんだけど多対一のロールがしたくてつくった >>25
http://jbbs.shitaraba.net/internet/13191/
一応ここが溜まり場
ロールに関しては暇つぶし・ロール練習スレって所を見ると判りやすいと思う >>27
【腕白泥童】
土を泥にしたり、岩石にすることができる
泥や岩石は操ることができ、硬度も自由自在
人型にして使役することも可能
ある程度深い場所にある土も操ることができ
土のない場所では地下から土を噴出させて戦う
しかし一度に操ることのできる土の量には限度ある >>29
【滅竜雷神】
この能力者は全てを破壊し尽くす雷竜を倒すために雷竜の魔法を会得した魔導士である
具体的には手足や全身に雷を纏うことができたり口から雷のブレスを吐いたりなど様々
ちなみにこの炎は雷の炎であるため破壊力は抜群
雷を出すのはそれなりの体力を使うがこの能力者は雷を食べることで体力を回復できる
身体能力は魔法の効果により人外をも凌駕する、耐久力も竜のそれである
また五感、特に嗅覚がとても優れている
これは割りと自重必須かも
or
【雷契約者】
あなたは雷の精霊と契約して、力を借りた人間である
武器に雷の属性を纏わせることができ、以下の3種類の雷魔術が使える
身体能力は高い。初期装備は短剣。
〔サンダー〕敵に小さな雷を落とす初級魔術。
威力は高くないが連発ができる
〔セレティアスソード〕自分の周囲半径15m以内に、雷によって形造られた巨大な剣を落とす中級魔術
3レスに一度使用できる。
〔ライトニング・ウォール〕雷の壁を自分の目の前に発生させる防御魔術
ただの雷ではなく、銃弾など雷を貫通する攻撃も跳ね返す
また、雷の精霊の使徒(魔物、魔獣の類でも良い)を一匹召喚できる
上記の魔術と、放電が使える。 戦えっていうから勝敗を決めるのかと思ってたわ
なんか面倒くさそうだから隠居して終わりにしとくわ >>29
【電磁雷刀】or【Spark Down】
この能力者は電気を帯びた刀を一つ所持しておりそれを使いこなす事ができる。
刀身に電気を溜める事で斬ると同時に雷撃を放つ事ができる。また刀を大きく振るとそこから雷撃を纏った真空波を放つ事ができ、どれも威力は凄まじいまた
この能力者は電気に対する耐性がある。
電気を纏うには補充しないと使用できない
身体能力は軍人程
初期装備は乾電池と電子器具をいくつか
or
【雷傑ノ豪者】or【Lightning Drive】
雷の能力。身体の至る所から放雷が可能でそれを手足の様に自由に操る事が可能。
ピンポイントで相手を狙える為、遠距離から近距離まで幅広く戦う事が可能。魔法使いが操る魔法よりも威力が劣る。
また磁力など電気系統の力を自由に操作できる。無機物(機械など)を操る事が可能で超能力の様に持ち上げて相手に投げつけたり、機械であれば規模や力が余りにも大きくなければ跳ね返したりも出来るが制限もある為連続や乱用は不可
身体能力は一般人 >>36
書かれてないしないんじゃないかな
そういえば倉庫からのは倉庫って書いた方がいいんだったか もう追手は撒けたようだな…ハァハァ。
【息を上げながら街の外れへと到着した固めに眼帯をした古い軍服を着ている男。近くにあるベンチに座り込み大きな溜息を吐く】
…ここに逃げ込んだのは正解だったな。奴等のようなただの尖兵ではこの街に近づけばしないだろうが…。
その内手練れも俺を探しにこの街にやってくることだろうな。いつまで経っても追われる身か…。
一体何処まで逃げれば俺は戻れるんだ。
【男は服の中にあるロケットペンダントを取り出し写真を見る。その写真を見ると安心と不安の二つの感情が男の中を駆け巡る】
…まあ数日はここに身を委ねるしかなさそうだ。
ここが噂の街…果たしてこの俺が生き残れるか、それとも死ぬか…死んでたまるか。
【男は決意を胸にベンチから立ち上がり、ゆっくりと歩き出した】
/空いた時間に返していきますんでよろしくお願いします。 【―――――街の夜更け。東側のある一帯が、突如として暗闇に包まれた】
【音を立てて消える街頭。次々と落ちる明かり。街中の窓一つとっても、どこにも光は存在しない】
【小規模な停電……だろうか?夜更けということもあってか、さしたる混乱はないようだが……】
【そんな中、仄暗い街中に佇むものが一人】
【電柱の上に立つその人影は……手に、闇の中にて唯一映える一振りの『刀』を握りしめていて】
充電にはやっぱりこれが一番手っ取り早いな!
一撃で即満タンだ……まあ、住民の方々には少し不便を強いてしまうけど
【側には垂れ下がった数本の電線】
【漏れ出た電気は尽く、人影が持つ刀へと“吸収”されていく】
ふふ。どうせばれっこないしね
それに私だって電気代は払ってる、少しくらい多めに貰ったっていいだろう?
【電流走る刀身が、その人影を淡く、仄かに照らし出す】
【不敵な笑みを浮かべる人影―――その顔立ちから察するに、おそらくは「少女」の齢】
【状況から察するに、彼女がこの停電の主犯だろう。彼女はその刃で、電線からの電流を「盗み取った」】
【……刃を納め、電柱からひらりと飛び降りれば、何の悪びれもなく暗闇の通りを後にする】
【彼女の名は【電磁雷刀】―――――巷を騒がせる、世にも奇妙な“雷斬り強盗”。】 >>40
【不死不攻】or【Immortal Drain】
不死身の能力者。身体の異常機能は一瞬で治り寿命で死ぬことは無くまた砂漠の熱さであろうと南極の凍てつく寒さだろうと宇宙空間であろうと自由に生きていける。
また攻撃を受けても傷口はすぐに再生し身体を消し飛ばされても破片さえ残っていればそこから一瞬で再生する事ができる。無敵の能力だが攻撃性能は持ち合わせていない
身体能力は鍛えた一般人
初期装備はホームセンターにある物 なんか高い身分ください
能力は平均一般人の2倍あればいいや >>44
/身分とかそういう設定は自分である程度決めていいと思うよ。
【力量変換】or【Mechanical Energy】
貴方は人間の中でも高水準の身体能力を持ち、その身体能力を変化させる事が出来る能力者。
例えば足の筋力分の力を腕の力へと付け足す事が出来る。そうすれば人をも超える力を手に入れることが出来るが、加えた分の力はそのまま減ってしまう。足の力を腕の力に加えた場合、足の力は減少してしまう。
だが、変化は迅速に行われるので融通は利くが、能力を使えば体力を消耗するため乱用は出来ない。
身体能力は武術の達人 すっげぇ
発想力とそれを文にできる才能に憧れるっちゃ
レトロでメカニックな能力が欲しいです >>46
/気に入らなかったら即興で作る。
【拳剣破】or【Claw Flame】
特殊な拳銃とナイフを使いこなす能力者。拳銃は普通の射撃も可能だが銃口を変化させナイフを装着する事も可能。ワイヤーの様な物を付けて高い所への移動や攻撃が可能。
ナイフには電気を纏わせる事も出来るが体力の消耗が早くなる電気の放射も可能だが纏わせるよりも体力を持っていかれる
ナイフは鉄以上の硬度があり簡単には壊れないが火には若干弱い。
身体能力は動体視力と素早さに長けた軍人
or
【剣銃破震】or【Blade Shot】
貴方は剣と銃が一体型となった特殊兵器を使いこなす事ができる。
何方の特性も持っており単純な発砲や剣での攻撃などは勿論の事他にも特殊機能がついている。
発砲した際の衝撃を剣に残す事ができそれで対象を切れば高周波ブレードの様な力を持ち、また発砲した時の爆発を斬る事によってもう一度起こす事が可能。発砲すれば高周波機能付きの剣と化して斬れば発砲した時の爆発を起こす事ができる
また爆発は上手く調節しないと此方にも被害が及ぶ為注意しよう
身体能力は強化された軍人 >>47
【変幻狸者】or【Liar Honest】
貴方は狸の力をその身に宿した能力者であり、自由に人型・獣人型・獣型に変身することが可能である。
更に貴方は葉っぱを他の物質へと変換させる事が出来る力を持つ。葉っぱを炎に変えたり鉄に変えたり水に変えたりなど多種多様でそれをさながらサイコキネシスの様に自在に操作もできる。
変換させた物質であればそれに対する耐性も自動的に持つ。更に自分の頭に葉っぱを乗せ一言「変幻」と唱えれば貴方は姿を他の生物へと自在に変えられる。
だが変換した物質は数十秒で消滅してしまうため注意が必要である。自分が姿を変える時も同様に数十秒で元に戻ってしまうだろう。
更にこの能力は元の葉っぱの状態でも力が左右される。枯れた葉っぱだと効果が薄くなり青々とした立派な葉っぱだと効果が強化されるだろう。
身体能力は一般人程だが獣人型と獣型になった際は身体能力が上がる。
初期装備は立派な葉っぱと枯れた葉っぱを数枚持っていても良い。 /昼過ぎごろにロールしていく
/絡んでいいところあったら言ってくれれば絡む 【"噂の街"、男がそう口にしたこの街は、如何にも奇態な街であった。】
【気がめいるような静寂の夜でも、どこか騒然とした感がある。微かな気配がそこかしこに蠢いている。】
【しかし、決して気配は眼球の窓に結露することをしない。それもそのはずである。魍魎が犇くのは、いつも暗闇なのだから。】
【その暗闇を打破するように見えて、実は暗闇を構成する一助のように立っている街灯の灯に、ふっと小さな影が顕現する。】
がいにほろきさない町やのう、こんならわしんとこと変わらんわい。
【わしんとこのほうがちいといっそぉなだけじゃの――、と、都会には不似合いな絣模様の着物を着た子供は言う。】
【少年のようである。】
【子供は都会の小汚さに対する苦言を呈しつつ、腕を組みながら歩いている。】
【すると、子供は前方に、軍服を着た奇妙な男を発見する。】
おっ、あがな所にいなげな人がおる。えもしれんことやの。
おーい、おーい。
【子供は夜に似つかわしくない大声で、男に手を振る。】
そげなとこでなんしよん、おーい。
/昼過ぎって言ってたのに遅くなったごめん >>55
さて、一先ずはこの寒さをどう凌ぐか…。
【帽子を深く被り、ネックウォーマーを口まで被り歩き出そうとするが声がした】
ン…!?
【男は今は追われの身。常に神経を尖らせながら行動してる故に一つの声にも大袈裟に素早く相手の方を向き半歩後方へと下がった】
(子供…こんな夜更けに…。まさか追手…だか追手なら少なからず顔くらいは見たことあるはず…。)
…。
【少しだけ無言になり洞察したが、情報がまだ少ない故か男は会話を試みた】
こんな夜遅くに子供か、しかも軍服着てる男に話しかけてくるとは…行儀が良いとは言えないな。
(恐らく追手じゃなさそうだが、あいつらの事だ。何を仕掛けてくるかは分からない。それにここはあの街だ。あの子供がいきなり空飛んだって不思議じゃねえよな。)
【最低限の警戒を持ちながら男は相手を探ることにした。】 >>57
【男は子供の方を向くなりに少し背ろへ足をずらした。そして一瞬間の沈黙の後、決して和やかとは言えない声音で子供を応対する。】
【子供は子供ながらに、男の警戒を悟ったようだった。】
どしたん、あじもしゃしゃらもないひとやね。あんた人に好かれんぞな、もし。
【子供は男に一歩づつ近づいていく。】
【からんからん、と鼻緒の緩んだ下駄の音がする。】
そがいにいけずに扱わんでつかーさい。わし別に怖くありゃせんけん。
【にい、と悪戯っぽく嗤う。】
【子供特有の悪戯心が起こったらしく、子供は挑発的な発言をする。】
それとも、にーはわしんことが怖いんかや? >>58
好かれたかったらこんな時間に軍服着てこそこそなんかしてねえよ。
それに何だその喋り方。子供の癖に子供にゃ見えねえな?
【飽くまで警戒しながらだが会話を続けている。無視して逃げるにはこの子供は特徴的過ぎたのだ】
…あぁ、怖いな。お前に限らず今は俺以外の奴が全員恐ろしく見えるよ、訳ありでな。
お前はこの街の住人じゃねえのか?この街の夜といったら力を持ってる奴同士がドンパチやるって有名だろう。
【少しずつだか、子供の素性を探ろうとする。男の中にはこの子供に対する得体の知れない好奇心が芽生えつつあった】 >>59
ほうほう、訳ありかや。
【男の応答に、子供は満足げに頷く。】
わしは田舎のもんじゃけど、それをきくゆーことは、にーもこの街のもんじゃないとみえらい。
【にーさん外からきたんが? どこからきたん?】
【子供はにやにやと哂いながら言葉を続ける。】
観光じゃないんじゃろげぇ、こんな街じゃけん。わしとこのへんど見たいなんがこがいなところにあるがかや? なかろ。
人様全部が怖いゆーことは、にーは追われとるんか? 逃げてきたんじゃろ。どうなんで。
【男の一間程先で足を止める。男を見上げる格好になる。】
でもどがいするん? わしがその追っ手じゃったら。
わし狸じゃけん、変化くらいできるぞなもし。 >>60
あぁ、俺はよそ者だ。この街だってついさっき来たばかりのな。
本当はこんな不気味な街なんざ近付きたくも無いところだがな背に腹は変えられねえ。
【良く見れば男の服の所々がボロボロなのが分かる。それなりの修羅場をくぐって来たのは見る人が見れば分かるだろう】
ガキにしては勘が良いな、まぁこの街の夜にフラフラ歩いてるくらいだ。お前も何隠してるから分かったもんじゃねえな?
狸だと…通りでただの餓鬼とは思えねえわけだ。
お前が追手だったら…決まってるさ。
殺してやるまでだ、化け狸。
【男の目から余裕が失せ、半歩下がる。男はゆっくりと能力を発動した。地中にある土を気付かれぬように男の下へと移動させている】 >>61
【男の様子を暫くにやにやと眺めた後、こらえきれないという風に大笑いする。】
きゃははは、あずりべこきよったぞなもし! くぁひゃひゃひゃはあ。
【びびってやんの〜、と云った風である。】
【子供は面白くてたまらないという調子で呵い続ける。目に涙さえ浮かべている。】
【暫くすると徐徐に笑いが治まってくる。】
――はは、は。ふう、面白かった。
にーはおせのくせにしょうたれじゃの。わし追っ手じゃないがな。
【満足気に言う。】
【じゃけども――、と子供は言葉を続ける。】
どうでにーさん。聞いとったらわしもにーもこの街に関しては初心者じゃないか。あらにこの街で戦いよったらあずってしまうじゃろうとおもうんじゃが、ここは一つ、にーとわしで戦っとくゆうんは。
【子供は今風に言えばでもんすとれーしょんというやつじゃが? といって懐に手を入れる。】
戦えるんじゃろげ? ほしたらいっちはにーからでええぞなもし。
どがいからでも来とーみや、ほれほれ。
【再び懐から手を出すと、手には何枚かの葉っぱが握られていた。】 >>62
…信用ならねえ狸だ。大人をからかうもんじゃねえよ。俺の肩にかかってるのは俺の命だけじゃねえんだ、ピリピリしてんだよ。
【胸にあるロケットペンダントを握りしめ、子供を睨みながら少し恥ずかしそうに話す】
闘うか、無駄な消耗なんてのは避けたいんだがな。それともお前が追手なのが事実で俺の力を削ごうっていう風にも取れるが…。
お前の力に興味がないと言えば嘘になるな。
【ネックウォーマーと帽子を外し、ポケットに手を入れた。これは男の作戦なのか】
あぁ、もう先手は打たせてもらったよ。
【男の足元から土が勢いよく湧き出た。その土は子供の足元まで走り、足元まで来ると土は先端が尖った岩石の様に変化し子供の胴体を貫こうと迫る。】 >>63
ほうほう、にーもまた面白い事情を持っとんじゃね。
【詳らかな事は分からないにしても、のっぴきらない状況に陥っているだろうことが容易に想像できる男の表情を見て、子供はなお面白そうに呟く。】
【よく分かっていないのか、単に不謹慎なのか。】 【挑発的に手に持つ葉っぱを揺らす子供に、男の能力による土塊が迫る。それを見ると流石の子供もにやにや哂いを一旦中止して、目を皿のようにして驚いている。】
【そして、土塊がいざ子供の体を貫かんとしたその時、子供が元あった場所から消え失せ、土塊は宙を貫く。】
【否、子供は消えたのではない。咄嗟に体を獣化して、すんでのところで土塊を避けたのである。】 あ〜あぶなかったげぇ。たまがさんといてよ、こりゃ。
【リアルな狸というより、信楽焼の狸のような目の丸い極めて漫画的な狸である。】
【狸は男の向かって右側からぐるりと回るようにして、どーしょーかなー、と反撃を試みている。】
【男の真横まで辿り着いたとき、矢庭に立ち止まり、葉っぱを尖った形状の鉄に変え、男の腹目掛けて投げつけ、その後ろから自分も飛び掛る。】 >>64
本当に狸だったとはな、なんて面白い姿してやがるんだよ。
【初手を躱されるも、まだ余裕といった様子だ。飽くまで相手の出方を伺った攻撃だったのだろう】
まぁ俺の所属してた舞台にも動物に化ける奴は何人かいたがな。
…と来たか!!
(葉っぱを持っていたが、あれを鉄に変化させたのか。成る程狸らしい能力だな。)
【男は自分の目の前に土を壁のように配置してそれを岩石へと効果させる。男の腹を狙った鉄は防御されるが、その岩石をすぐ土に戻す。】
成る程鉄は囮か。だが…こっちには来ない方がいいぞ?
【男は地面を勢いよく踏みつけ後方へとバク転する。男は自分の立っていた真下の地中の土を泥に変えたのだ。もし相手がそのまま飛びかかって来れば相手は泥で作られた簡易的な落とし穴にハマるだろう】 >>67
【刹那土壁によって視界が塞がれ、また戻ることによって狸の眼球に混乱が生じる。】
【土壁が完全に崩れ去り、顕わになった地面には落とし穴が大口を開けている。】
【だが時既に遅し、狸は勢いそのまま、落とし穴に吸い込まれていく。】
うべっ、べろべんちゃられるぶらんべろん。
【狸は落とし穴の中で泥に塗れながら数度回転し、落とし穴から顔を出すようにして止まる。】
ぺっぺっ!
で、でられんがぁ、ことくそならん。
【狸は落とし穴から出ようと非常に難儀している。】
【それでも狸は、落とし穴に嵌ったまま、葉っぱを火に変えて男に向かわせる。】 >>68
上手く罠にかかったようだな。狸は泳ぐのが苦手なのか?
【しめしめと泥に埋もれる相手を見下ろしていた。男は近くまで来て捥がく相手に向けて掌を広げた】
俺は大地を自在に操る。土を泥にしたり硬い岩石にする事は造作もない事だ。
そして泥を岩石にする事も容易い、この状況でこの話をした意味が分かるか?
【男は泥に埋もれた相手ごと泥を岩石に変化させようとしていたのだ】
悪いが俺のか…!!?
なにぃッ!!?
【岩石に変えトドメを刺そうとした瞬間、男に火炎が浴びせられる。全く予想外の不意打ちを受け咄嗟に能力を解除した。泥はただの土に変わるだろう】
クソッタレッ!!グォォ熱いッ!!
【一瞬火だるまになった男は土を泥に変え自分に浴びせる事により消化をしたが服や皮膚などが黒く焦げており、かなりのダメージを受けた様子だ】
ハァハァ…。(葉っぱが燃えたのか!?いや、そんな素振りは無かった…!)
成る程…鉄だけでなく、葉を色々な物質に変換できるのか…俺とした事が油断した…。
もう甘くは見ないぞ!!
【男は土を岩石に変換し二つの拳の形にして左右に走らせその二つの拳で相手を殴ろうとした】
/りょーかいです! >>70
【落とし穴が泥から土になったのを見た狸は、これ幸いと葉っぱを頭に載せ、元気よく変化の呪文を叫ぶ。】
変幻!
【途端、狸が穴から消え失せたように見えるが、数瞬後何かが穴から勢いよく翼をはためかせて飛び出してくる。】
【穴から出てきたのはどうやら小鳥のようだった。狸が化けたものだろう。】
へっへへ、わしの化け術恐れいったじゃろが! わかったら投了おし――!?
【小鳥は狸のように縁取られた眼を細めて得意がっている。しかしその得意も長くは続かない。細められた眼は再度大きくひらかれることになる。】
【左右から小鳥を押しつぶさんと岩の拳が迫ってくるのである。】
【小鳥は寸でのところで後退して間一髪拳を避けるが、小鳥故の体積の軽さから左右の拳がぶつかる衝撃だけで遥か遠くへ吹き飛ばされてしまう。】
【更に、飛行中に小鳥の変化が解け、元の子供の姿に戻ってしまう。そしてそのまま男の前方のビルの壁に叩きつけられる。】
【子供は前後不覚で壁に凭れ掛かって、】
くぉのぉ〜、ぜったいくらしちゃるけんのぉ〜。
【などと目玉をばってんにして譫言を吐いている。】
【朦朧としてはいるようだが、完全に気を失っているわけじゃなさそうだ。】
【子供と男の距離はそこまで離れておらず、子供が反撃する様子は見えない。】 >>71
自分も変化できるのか…これが本当の化け狸か。
【小鳥へと変化を遂げた相手は悠々と此方の攻撃を躱したように見えたが余波で吹き飛んだ。男にとっては嬉しい誤算】
だが、そう長続きするもんでもなさそうだ。お前の変身という訳じゃないが俺も姿を変えるとしよう。
大地をその身に纏う…!!
【男の腕や脚など体の至る所に土が這うように纏わる。果てや鼻から下まで土を纏い黒いマスクの様になる】
フンッ!!
【男が一つ気合いを入れると纏った土は軋む音を立て岩石へと変化した。さながら岩の防具である。】
どうだ?お前の変身程ではないが、俺のこいつも中々の物だろう。
【おまけに土をトンファーの形にし岩石へと変え武器まで作ったのだ】
(思った以上に火傷が痛みやがる。この状態だと他の土を扱う余裕がねえが…。)
さぁ、休憩は終わりだぞ狸!!
【男はガシンガシンと硬い音を立てながら少年に接近する。トンファーを振りかざし少年の胴体を狙おうとしていた】 >>72
【岩石人の跫に揺り動かされるようにして子供は覚醒する。】
【そして、巨大な岩が己に向かって猛烈に突進してくるのを発見する。】
【ひい、と小さな悲鳴を上げ、急いで立ち上がって横に飛びのくようにする。】
が、がが、ががんもぉ〜、ひ、ひいい。
【腰を抜かしている。】
どがいしたんで、その、い、い、い、い――。
【呂律が回っていない。】
【そうこうしている内に勝手に次の攻撃を予見して、縮こまったりする。】
よ、よ、よら、よ、よられん、しわかんといてぇ〜。
【そして終には――。】
まって、まって、わかった、わかったけん、降参するけん、ゆるしてつかーさい、どがなことでもすらやぁ〜〜。
【涙目である。】
【無論岩の男にはこの間でも攻撃の自由とその可能とが与えられている。】 >>73
…ッ。
【相手が泣きじゃくって己に許しを乞う。こんな状況男は何度も見て来た。それを見るたびトドメを刺した】
【だが男はギリギリで攻撃をやめた。理由は相手が子供だからかそれともこれが殺し合いでないからだろうか、だが男には一瞬よぎった。本来よぎらない筈のあの姿が】
【自分の娘の姿が】
(追われてる所為なのか、こんな時にあいつの顔を思い出しちまうとは…。だが別に殺し合いじゃねえんだ…トドメを刺す理由もないか…。)
分かったよ、勝負は終わりだ。
【男は自分の武装を解いた。岩でできた武器も防具も本来の姿である大地に還る】
何も殺し合いじゃねえんだから、泣く事はねえのによ。やめろと言われりゃそりゃやめるさ。
【この男の判断は正しいのか正しくないのか。正しく無ければ男は戦闘が終わり、緊張感が抜け間違いなく油断をしていた】 【しかし子供は何をするでもなかった。自分と男との間に遥かな力量の差を認めているからだろう。寧ろ喜色を満面に浮かべて安堵しきっているようだった。】
【ただしまだ腰が抜けているのか、その場を動こうとはしない。】
本当じゃろうね? とっぽこきよったらき、き、き、きかんぞなもし。
【言葉とは裏腹に、子供は男のことを信用しきっているようだった。】
ごめんよぉ〜、だんだんねぇ〜。
あずべりこいちゃったぁ。手かしなはいや、めんどしいけん。
【そう言って子供は手を差し出す。】 >>75
(まぁ、あんだけの能力持ってても本質は子供か。少し裏をかいた自分が恥ずかしい)
あぁ、大体こんな軍服着てるけど別に戦いが好きって言うわけでもねえんだ。
できりゃぁ、戦いなんていう危ない事からは一線置きたいくらいだ。
(だから逃げてきたんだけどな…。)
【一つため息を着くと再び自分の状況を再確認した。しっかり戦いに集中していて一時的に忘れていた】
あぁ?子供の癖に腰抜かしたのか。しょうがねえな、早く立てよ。
しっかしこれからどうするか、暫くは街に潜伏するしかねえか。
【男は立てないとごねる子供に手を差し伸ばし掴もうとする。男は今後について考えていた】 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています