ゲームセンターのクレーンゲームで、景品が取れないよう設定し代金をだまし取ったとされる事件で、店員らは客に精神力が足りないなどと言い、執拗(しつよう)にゲームを続けさせていたことがわかった。
ゲームセンターの運営会社社長・大平剛史容疑者ら6人は、クレーンゲームの設定を変更し、景品が全く取れないように細工して、客から現金計47万円をだまし取った疑い。
店員らは、「帰りたい」という客に対し、「あなたに足りないのは精神力」などと言い、ATMで現金をおろしてくるよう迫って続けさせていた。
大平容疑者は容疑を否認しているが、店からは客をだます手順が書かれたマニュアルなども押収されていて、警察は、大平容疑者の指示でマニュアルを作ったとされる佃明典容疑者を逮捕し調べている。
http://www.news24.jp/articles/2017/12/25/07381387.html