ピチャピチャ、ピチャピチャと実にいやらしい音が瞳の股の間からする。
時折、慎と瞳がキスをすると瞳のその嬌声は止むが、慎が動くとまたそれが始まるのである。隣接す
る市の郊外ラブホ利用の約半分は彼らのような不倫目的の者だった。

今年の春過ぎには彼女は寿退社をする。
慎が本店事業部時代に部下であった男と結婚する為にだ。が結婚しても真とのセフレ関係は「子供
が出来るまで」続けていくつもりだ。
息抜きは互いにまだまだ必要だからだ「・・・もっと、もっとしてぇ」と瞳が艶のある声で囁くのだった。

慎は2本の指で彼女の最も熱くなった部分をかき回していったのだった。
やがて瞳は歓喜の声と共に、盛大に潮を吹き出した。ベッドのシーツは染みがマーブル模様のように
なっっていった。