中学の時隣のクラスにいた平岡君。僕の性欲対象の一人だった。
いかにもうんこのくさそうな雰囲気の、それでいてかわいい系の、おとなしくて、
性格の良い子だった。ある日の1限の後の休み時間に特別教室棟のトイレに
行くと、個室のドアが閉まっていて、僕がおしっこをしていると、個室で大きな水
の音が聞こえて、ドアが開いて平岡君が出てきた。平岡君はすっきりスマイル
を浮かべたまま、洗っていない手で僕の手を握ってきた。いつもそういう感じの
子だったけど。

普通ならうんこのにおいがトイレ中に充満しそうだけど、
全然においがしなかった。手の匂いも嗅いでみたけど無臭。
個室の中に入っていけば少しは残っていたかもしれない。
かぎにいけばよかったんだけど、状況的に難しかった。

どちらにしても平岡君のうんこはあまり臭くなかったようだ。