紫リブショートのユリ様に昔の事を思い出す。
若かりし頃、パチンコ屋に行ったら近くに座っていた茶髪ヤンキーネエチャンが白い半ズボンに紫リブショートだった。
この時ばかりはパチンコ玉やお金の事なんてどうでもよくなった。
自分の頭の中で何かが崩壊したというか、それこそ大フィーバーとお祭りがシェイクされたような感じで、意識が別人に切り替わったのを感じた。
きっと、脳内の麻薬物質みたいなものがドバーッと放出されたのだと思う。
上手く表現できないが、躁状態だったかもしれない。
「玉がある内は靴下を拝める。勝負なんてどうでもいい。とにかくソックスを見なくっちゃ!生きてて良かった!!!!」とハイテンションでした。
最初はチラチラと横目で見ていたが、この紫ソックスネエチャンは盤面を不機嫌そうに見つめ此方に無関心だったので、途中からはガンガン見た。
瞳孔全開で、尚且つフル勃起で心臓バクバク状態でした。
ひょっとしたら視線に気付かれていたかもしれないが、脳内が混乱していたのでそんな事はお構いなしだったと思う。
当時のパチンコ屋はヤンキーのカラーソックスを見る事が出来る絶好のスポットだったが、あの日「紫」に出会えるとは夢にも思わなかった。
夏なのに黒や紺を履いている子に会えればいいな〜クレージュやラコステに当たったら超ラッキー位の心づもりで行ったら、「紫」に出会ってマンモスラッキーでした。
あの暑い夏の日、パチンコ屋に行って良かった。
日頃、悪いことをせず、真面目に生きていて良かった!
勿論パチンコは大惨敗でした。でも、どんなに大勝した日よりもあの紫リブソに出会えた日の方に価値がある。
私は茶髪、白半ズボン、紫リブショートでやせ形美人ヤンキー姐さんと同じ空間でパチンコを打ったあの日を一生胸に刻み、時々思い出してはオナニーに励みたい。
この女を見掛ける事はその後二度と無かったし、本人もそんな恰好をした記憶は無くしていると思われます。
ただ、私が言いたいことは白リブショートが普通の時代がやって来て、白靴下の中にちらほらと色付きソックスが見受けられる様な光景をもう一度見たい。
そんな時代の到来を願って止まないのです。
自分でも何を言っているのか分からなくなってきたので以上です。