【2020年代 現実とVRは区別がつかないほどの高品質に】
人間の脳は非常に複雑であり、現在においても完全な解析は至っていないと言われています。
それが2020年代になれば完全なコンピュータシミュレーションが完了し、VRと仮想現実の区別がつかない所まで高品質なVRが提供されるようになります。
ちなみにこの頃には1000ドルあれば人間の知性をエミュレート(模倣)出来るくらいの性能を持つPCが購入出来るようになります。
医療用ナノマシンの実用化もこのあたりで導入され始めます。

【2030年代 フルイマージョン(フルダイブ)の実現】
2030年代には精神転送が成功して人そのものがソフトウェアベースとなります。
ナノマシンを脳内に挿入し外部機器を介さずにVR空間を生成できるようになります。
ナノマシンは脳の認知、メモリ、感覚機能を拡張するものとして、人格や記憶、知性を変更できるようになります。
人間がテレビゲームのキャラクターの様に脳内の神経接続によって簡単に変更できる時代になるわけですね。
「神」に人間が近づいていくわけです。

【2040年代 仮想現実で時間の大半を過ごすようになる】
日常生活におけるあらゆる事が仮想空間内で体験可能となり、多くの人は仮想空間の中で時間の大半を過ごすようになります。
フォグレットと呼ばれる人間の外見を自由に変化させるナノマシン群が使用され、自分好みの外見で毎日を生活するようになります。
見た目の格差は完全に取り払われます。
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