東京都渋谷区のマンションの知人宅で麻薬を密造したとして、警視庁組織犯罪対策5課は麻薬取締法違反
(営利目的製造)の疑いで、横浜市磯子区の無職、白井一祥容疑者(39)を再逮捕した。

 再逮捕容疑は今年5月25日ごろ、知人が住むマンションの一室で複数の薬品をフライパンで加熱するなどし、
麻薬である「GHB」(4−ヒドロキシ酪酸)を製造したとしている。

 組対5課によると、GHBは乱用者の間で性的な興奮を高める媚薬として使われることが多いという。

 同課は5月、白井容疑者を覚醒剤の所持容疑で逮捕し、6月に覚醒剤の密輸容疑で再逮捕。密造したGHBと
覚醒剤をセットで密売していたとみられる。

 関係先の家宅捜索で、GHB約600グラム(末端価格約240万円)のほか、フライパンなどの器具が押収されていた。

https://www.sankei.com/affairs/news/170921/afr1709210032-n1.html