ほのぼのマトン>>666

めめめはとある兵姫研究施設で研究員として働いている
といっても新入社員のめめめがやることといえば兵姫のサポートだったりメンタルチェック、まあコミュニケーションを取ることくらいなのだが
この仕事を行って、わかったことがある。それは彼女達は意外と感情豊かで、普通の少女と何ら変わりなかったのだ
めめめ「失礼します。今回の任務の報告にまいりました」
めめめ「兵姫達の力により任務は無事成功・・・ただ」
めめめ「一人、ヤマトが敵の攻撃から仲間を庇いロスト・・・至急探索を」
「必要ない」
めめめ「・・・え?」
「所詮奴等兵器は使い捨て、また新たな兵姫を補填すれば良い」
めめめ「っ!・・・わかり・・・ました」

ヤマト……彼女はとても心の優しい子だった
ヤマト『傷つけたり、壊したりするのは好きじゃないけど、皆の為だもん。頑張って戦わないと』
ヤマト『この戦いが終われば、きっと皆幸せな世界になるよね!』
めめめ「・・・」
『兵器に感情輸入などする必要はない、ただ仕事をさせればいい』
『コイツは処分しておけ、何、代わりはいくらでもいる』
めめめ「・・・・・・」

彼女達の幸せは何処にあるのでしょうか?
この世界を彼女達が守る価値はあるのでしょうか?
彼女達は……一体誰が守ってくれるのでしょうか