━ 御苑 ━ [無断転載禁止]©bbspink.com
■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています
瀬戸が所有するマンションは1フロア一世帯の9階建てとなっており、葵は『801号室』の部屋に連れていかれた。
藤村
「こちらです」 (コルセット姿の葵をの頭を支えるようにしてベッドに寝かせ、
包帯を外しながら)
…傷は手の平と
膝と、額と、頬と…
…あとはどこだ? (大人しく寝かされながらも、うろたえて視線が揺らぐ)
(…傷の、場所)
(一番傷ついたのはどこだろう)
(黒田にされた体の奥だろうか。それともその後に瀬戸から折檻された時の太ももの付け根だろうか)
………
(そう考えると、口には出せずにただ瀬戸を見つめ…)
(逸らす) また口が聞けなくなったのか?
…まあいい、僕の目で見てやる
(包帯のほどけた手の平を見て)
……傷が塞がってる
『藤村』…の、お陰だな? 藤村さん…は
(言いかけて、自分の発言が何かしら彼へ影響するのではと案じるとまた言い淀み
思わず、その手当てを受けた手を引き)
よくお世話をしてくれています
あなたの、指示どおり
(なるべく、感情を込めずに伝える) ……
(シーツの上に膝を立てせると頭を下げ、膝に顔を寄せ、
擦り傷れた痕に…そっと口を触れさせ)
(…そのまま手の平を肌に滑らせながら、太股の付け根についた刃物の痕に、…吸い付き)
藤村の事は…
あんな顔で目詰めるんだな …
(瀬戸がベッドに乗り近付いてくると、両ひじを立てて上体を起こす
不安げな目で見上げて、ほんの少し後ずさり…)
(思いがけず、膝の傷に瀬戸の唇が触れると)
…あ…っ
(驚きの声を小さく上げて)
あ、あの……ん…っ
(今度は太ももの付け根に唇が触れる。
肌が吸われると心臓が痛むほど跳ねた)
ふじむら…さん?あんな…顔…?
(心臓の脈動が、胸元の膨らみに響いて
瀬戸にも見てとれるのではないかと思うほど強く、強く打ち
その言葉の意図が読み取れない) 昨日の僕は少しだけ、君に嫉妬した
君と藤村が見つめ合う姿を見て
君は僕の『ペット』のはずなのに
まるで藤村が主人のように、心を開いてた
(葵の手を取ると、手の平の傷には触れずに…、とくとくと脈動する手首の内側に、また口を触れさせ) …し、っと…?
(瀬戸を見つめる)
……じゃあっ…
(じゃあ黒田の事はなんだったのか、そう聞きたくて口を開きかけて)
(手首に触れた唇に…)
(震える)
(その震えが身体中を駆けていきつま先まで届く。今までにないその感覚に不安になり)
手…離して… じゃあ、何故黒田と?
さあな
黒田の恥を拭わせたかっただけだ
(傷のついた手の平を強く握りしめるとシーツに抑え付け、額の痣に口を寄せる)
(ゆっくりと顔を離すと、
覗き込むように、目の奥をジッと見つめ)
…口にも切り傷があるな …んッ
(手のひらに痛みが響く。ベッドに押さえられるように倒れ
額への口づけに…目を閉じる)
(それが離れていくと、ゆっくりと目を開け、瀬戸の瞳を見つめ返す
この男と初めて目が合った気がして
得体の知れない…不安のような、怒りのような…
…違う。
これは喜びだと気づくと)
(振り払うように頭を振る)
…だめ…おねがい…
優しくしないで…
(泣きそうな顔で、そう懇願する) (手を抑え付けたまま、そっと喉元を掴み、目を合わせて)
優しくなんかしちゃいないよ
ただここに、傷痕があるだけだ
(血の痕に舌をのばし、味わうように
…ゆっくりと唇を重ねる) (喉を掴まれると、唇が緩く開き
瀬戸を見つめたまま吐息が荒くなる。切なげに顔を歪ませると)
…
(唇が近づくのを最後まで抗うように、頭をベッドに自ら押し付けて遠のき
けれど、ついに舌が傷痕に触れ、唇が重なると…)
…ん…
(まるで吸い寄せられるように唇を合わせていき)
(両足のつま先が伸び、シーツの上を搔く)
は、ぁ…もう…や…
(そう言って、身体を小さく震わせ顔を背ける) ……
(喉元から手を離すと起き上がり、
黒紫のレースに包まれた白い肌を見て)
やっぱり君は、この色がよく似合う
ミス・ブルーベリー
僕の『ペット』
…ああ…、一つだけ残念だ
(髪を束ねるリボンをほどき)
髪は下ろしてろ
(ベッドを立ち、そのまま、無言のまま、部屋を後にする) (起き上がり瀬戸を見上げ…)
(解かれた髪が肩に触れ落ちる。一人になると膝を抱え額をそこに当て)
…
(今の時間は何だったんだろう。震えて、痺れて
…満たされていた)
(顔を上げて唇に触れる、…強く首を振って)
…シャワー浴びよう
(そう言って立ち上がった時に、気づいた)
(…自分の下着が、濡れている事に…) (『501号室』の扉を叩き)
葵さん、新しい下着とガウンをお待ちしました …
(一瞬戸惑うも、そのままガウンを羽織り扉を開けて
藤村を迎え入れる)
(少し気まずそうに乱れた髪を整え)
ありがとう、藤村さん…
(新しい下着とガウンを受け取ると。ふ、と藤村の顔を見つめて)
(安心したように微笑む)
…ありがとう、優しく…親切にしてくれて
(瀬戸に言った言葉とは正反対の、素直な感謝を口に出して伝えると
さっきまでの落ち着かない気分が少しだけ和らいだ気がして)
…また今度、髪の毛乾かしてくださいね
(まともな自分を繋ぎ止めるように、藤村へもう一度笑いかけた) 【本日ここまでにしますね。瀬戸さんからの新着を見つけるとどうしてもレスしてしまいますw作業そっちのけです】
【夢中になりすぎてますが、どこかでお休み作らないとですね。と、言いつつ夢中です】
【今日もありがとうございました】 (葵さんと目が合うと、昨夜の事を見透かされているのかと、瞬間、目を反らす、………が、穏やかで優しい声に、
また目を合わせる)
(…よく見れば、
昨日『キス』をしたその顔が、まるで『恋人』を見るような瞳で……微笑みを浮かべている)
『昨日は目を合わせてくれなかった
泣き腫らした目を隠すように……
……瀬戸のせいだ……!』
…も、勿論です
また葵さんの髪を
………乾かせて下さい
『彼女を救い出せるのは自分しかいない……この暗闇であなたが壊れてしまう前に………救い出す』 >>121
【僕もです。近い内にまた雑談しましょう】
【本日もありがとうございました】 (まだベッドの中で微睡んでいると、カーテンが開いて朝陽が部屋の中に差し込んでくる)
ん…
(この部屋のカーテンは自動式で、朝は時間になると目覚まし代わりに開くようになっていた
開くのは毎朝9時。ここへ来て以来、とても長く眠ってしまうようになった
それまでは仕事に行くために毎朝6時半には起床して
バタバタと支度をしながら慌ただしい朝を過ごしていたのに)
…起きなきゃ…
(起き上がり、しばしベッドの上でぼんやりとする
元々低血圧のせいか朝の目覚めはゆっくりだった)
この、ベッド…寝心地よすぎるのかな…
横になるとすぐ寝ちゃう
(そろそろ藤村が朝食を運んでくる頃だ。その前にシャワーを浴びて歯を磨く
傷はだいぶ痛々しさがなくなったが
痣は、青から赤黒くなり波紋のように外側へ色を濃くしていた)
(鏡を見ながら、唇の横の傷に触れる)
(…昨日の、瀬戸との口づけを思い出す…。昨夜も眠るまでの間何度も思い返して
その度に胸の中が落ち着かなくなっては考えるのを止めた)
(…された仕打ちを思い出そう。車内でのこと路地裏のこと、黒田のこと
一つ一つの映像と音、冷たい声、痛み、衝撃…それを頭で再生すると
不思議と、心のざわつきが収まる気がした)
でも…
(それでもまた、たったひと時優しく触れられた昨日を思い出しては
心の中が、羽毛かなにかで擽られるような…
そんな堪らない気持ちになった) 【おはようございます。今朝の葵を置いておきます】
【本日こそポツポツとしたお返事になると思います】 >>125
【おはようございます
よく眠れたようで良かった
本日は僕の方も慌ただしく、
夜の時間帯に来れるようであれば置きに来ます。
それでは本日も、
良い一日をお過ごし下さい】 (部屋の扉をノックし)
葵さん、夕食をお持ちしました (扉を開けて招き入れる)
…今日もご馳走ですか?
お出汁の香りがするから…和食だ
(そう言っていたずらっぽく笑う)
(ここで用意される食事は、いつも量も種類も多かった。ここに来て以来食欲も無くほとんど残していたけれど
今朝からは少しずつ口に入れられるようになったが)
それでもやっぱり多い…
あの、これ明日からもっと減らせませんか?
この部屋にいると動いてないせいでお腹も空かないし
いつも食べきれないのが申し訳なくて
(テーブルに座り、目の前の膳を見て)
…あっ、藤村さんも一緒に食べませんか?
私、このおみおつけと…あとこの小鉢だけでいいです (葵さんの嬉しそうな顔に ……高鳴る胸を抑え)
…わ、和食お好きなんですね
今日の葵さんはいつもより…嬉しそうです
何か良い…(……事などあるわけないと、
言いかけて止め)
(テーブルに誘う葵さんに)
あいえ……自分は席には座れません
……世話係なので
(気まずい空気が流れるような気がして、すぐにそれを振り払うように)
しょ、食事の量ですね
調整出来るか確認してみます
(耐熱性のグラスに熱いお茶を注ぎながら)
このマンションに運動場の用な場所があればいいんですが…w
数年前まで中庭があったらしいんですけどね
今は閉鎖されてしまって、中には入れません
どうぞ
(膳の横に、注いだお茶をそっと置く) …そうなんですね…でもちょっとくらいなら
(言いかけて、藤村を困らせないように)
藤村さんお仕事中ですもんね
はい。ぜひ、お食事の量を減らしてください
(中庭のことを聞くとぱっと明るく笑顔になるが、すぐにまた残念な顔をして)
…そっかぁ
そういえば今日、あんまり退屈だったから
エレベーター前の通路を何往復も走ったんですよ
(照れたように笑ってから、ふ、と)
…ここは、…が来ないと
すごく静かで、………(少し言葉に詰まり)
気が楽でいいですねっ
(顔を上げて藤村に笑いかけ、淹れてもらったお茶を飲む) (「ここは『瀬戸』が来ないと…」)
(言葉に詰まる葵さんの顔に黒い影が覆うような気がした……
……瀬戸め!)
……いつか………外に出れます……いつか………
(無理に笑顔を作っているように見えた葵さんに、少しでも場を明るくしたいと…)
こ、今度自分も、エレベーター前ジョギングご一緒させて下さい
何往復したら1qになるんだろう…
その前に目が回りそうですね…w
(笑顔を向け、
……密かに葵さんを見つめ……)
そろそろ行きます
新しい下着とガウンはパウダールームに置いておきます
それでは……、ゆっくりお休み下さい
(……名残惜しさは隠し、……お辞儀をし、静かに部屋を出ていく) (手を付けた器を膳に戻し、お茶を飲んで)
ごちそうさまでした
一緒に走ってくれるんですか?
あは、それならジョギングじゃなくてダッシュで競走ですね
(藤村の言葉に楽しげに笑って)
あ!大丈夫です!…もらいます
(下着とガウンをパウダールームに運ぶ藤村から、慌てて直接受け取り)
…あ、それなら
ガウンだと走りにくいから…ローブ
薄手のローブとかがあると嬉しいです
そろそろ暖かくなってるし…(少し言いにくそうに)
あの、下着…も
もっと…お部屋着みたいな…のがあると嬉しいというか
(ガウンの前を手でぎゅっと閉めて)
…あの人に、伝えてもらえないでしょうか
(少し気まずそうにしてから、またぱっと明るく笑って)
駄目なら仕方ないので、無理にじゃなくていいです
この格好も、慣れて来たので
それじゃ、おやすみなさい藤村さん
また明日
(藤村を見送り、ベッドに腰掛けると…)
今日は来なかった…
(そう呟いて、退屈しのぎのように大きくベッドに倒れた) (22時を回る時刻、扉を開け、部屋に入る)
(ベッドの上の葵に)
ミス・ブルーベリーの退屈凌ぎに
一つ頼み事をしよう
(テーブルに座り)
コーヒーを淹れてくれ (瀬戸が来ると慌てて起き上がり)
…コーヒー?
(意外な注文に一間置くと、もぞもぞと動き出し
室内にあるアイランドキッチン型のカウンターへ向かう。
ここにはワインの他に数種類のコーヒーと紅茶、伝統茶が置かれていたが
瀬戸をちらちらと気にしつつ、ドイツコーヒーをドリップし)
(カップに注ぐとソーサーに乗せて瀬戸の前に差し出す)
あの、ミルクと砂糖は… 【おはようございます。今日はお昼頃まではすぐにお返しできます】 >>139
【分かりました。僕も大丈夫なんで、のんびりしましょう】 …
(瀬戸の横に立ち、器の中へとろりとしたミルクを注ぐ) ……
(スプーンをゆったりと上下に回し…、…一口飲み)
…ありがとう、美味しいよ
(カップを静かにソーサーに戻し)
傷を見てやる
ベッドの上で、裸になれ (美味しい、の言葉にほっと肩の力が抜けるが
その後の言葉に自分の手首を、もう片方の手でぎゅっと握る)
…い…今?
(分かりきってても、聞いてしまう) 嫌なのか?
(席を立ち)
だったら僕が、無理矢理脱がせようか? (一歩後ろに下がり、窺うように見て)
…
(どちらがマシなのか考える…どちらも…)
(下唇を軽く噛むと、襟元からガウンを脱ぎ…落とす)
(下着だけになって、瀬戸を窺う) 君はいつまでも焦れったい女だな…
僕にまた叱れたいのか?
これ以上痣を増やしたくないなら言うことを聞け
(背中に手を回しレースのホックを外してやる)
下も脱げ (ホックを外す瀬戸の指が僅かに肌に触れる。…また、この感覚…
ざわざわと胸の中が擽られるこの感覚)
ん…
(瀬戸の言葉にどこかほっとする。
そう、私は…痣をつけられたくないから、脱ぐんだ
理由を得て、ようやくレースのショーツに手をかけ)
…脱ぎ、ました
(何も纏わない姿で、片手は胸を…もう片方の手は腿の中心をそっと隠す) ……
(床に落ちた白いガウン、爪先からゆっくりと眺めていき、目を合わせ)
まるでボティチェリの作品だな
美しいよ、ミス・ブルーベリー
(太腿に手をあて、そのままくびれへと手の平を這わせていき……そっと腰を抱いて、
テーブルの上に座らせ、また身体を眺める)
…… (“美しい”という言葉に心臓が高鳴る。
瀬戸からの言葉に確実に私は喜んでいる…でもそれが聞こえないように、俯き)
…っ…ん
(肌の上を、乾いた手のひらが這うと身体を僅かによじり)
…っ…ふ…
(テーブルに乗せられると、その視線に耐えられず)
あの…もう…いいですか…? もういいですか?
なんて色気の無い言葉なんだろうな
答えは、NOだ
そのままじっとしてろ
(まだうっすらと残る額の痣に指先を触れさせ、そこから傷跡を辿るように)
額に…唇に…、…だいぶ痕が消えたな
(そこから首筋…鎖骨…胸の膨らみへと、指先を伝わせていき) (指が顔に伸びてくると、きゅっと目を閉じ…
その指先が唇に触れるとこの間の口づけを想起させて唇がゆるむ)
………っ
(そうしてまたその指先が肌をなぞりだすと、
心臓がまた早鐘のように打って、吐息が浅くなる)
(滑る指先に合わるように、肌がうねって…)
…あッ…
(胸の膨らみに差し掛かった時に、喉で必死に止めていた声が、甘く、漏れる) (筆でなぞるように、白い胸に円を描いき、その中心を、…指先で甘く撫で)
……声を出してもいいんだぞ
(そこから谷間を伝い…指先をゆっくりと、…下へと落としていく) …っ、…ッ
(それでも喉で声を抑え、行き場をなくして
指先の動きに合わせてぴくん、ぴくん、と
胸を、肩を揺らす…)
(その指先がまたゆっくり下りていくと)
んっ、や…
(何かを隠すように太腿を閉じて…どこか、責めるような表情で瀬戸を見つめる) (チラと葵を見て)
いい目だ
そうやって気が済むまで睨んでろ
(閉じた太腿を伝い、そのまま両膝の傷跡まで指先を滑らせ…、
…僕の手に逆らうなよ?
…膝を開かせる) (両手をお尻の横、少し後ろにつき
閉じたままの膝を思わず浮かせて胸に引き寄せるが…)
(瀬戸の言葉と、手に、震えさせながら開く)
…ッ…ふ…
(そこはきっと…もう濡れていると分かっていて)
(睨み続けるなんて到底出来ず、恥ずかしさに目を強く瞑る) (『ソコ』に、…ぬるりと指先を這わせ、)
…いい子だ
(……その濡れた指で
薄く生え揃う恥毛を指先でそっとつまみ)
トリミングしてやらないとな …ぁっ…ッ
(そこに触れた瀬戸の指が、自分のものでぬめるのを感じる
堪らなくなってつま先にぎゅっと力を込めて)
(何もかもどうでもよくなって、この男にしがみつきたくなるような感覚を
必死に理性で振り払い、火照った顔を瀬戸へ向ける)
…とり、みんぐ…? そうだ、トリミングだ
(ケースから剃刀を取り出すと葵の手の横に置き、
向かい合わせに、椅子に座る)
君をもっと、美しい『女』にしてやる
(クリームを手に取り、指先で
……丁寧に塗り広げていく) (意味を理解すると)
…や…
(わずかに逃げようとするが、ケースから見えた剃刀のその剥き出した刃先に怖じけて)
女…?なん…で
…んッ
(冷たいクリームが熱くなったそこに塗られると
膝がびくりと跳ね
滑らかさが加わった指が敏感な所を行き来するたび、膝の揺れが続く) 何故?
君が、
『女』になりたがってるからかな
(頭を低くし、
じっくりと覗き込むようにして……
剃刀の刃をそっ、とあて)
…脚を抑えてろ
動くと血が出るぞ
(…下から上へとゆっくりと刃を滑らせていく) 【今日は一日空いているので、また落ち着かれた時にでもレスを下さい】 女に…?私、が…?
(何よりも秘すべき所に、男の顔が近づく)
(恋人でもなく、抱くためでもなく
所有物の身繕いをするために、そこを覗き込む)
…ッ…ん…
(なのに私は、それを悦んでいる)
ふ…ぅ…う…
(刃先が肌を滑ると、砂を擦るような何かを削ぐ音と
自分の唇から漏れ出る、吐息混じりの声だけが響く)
(必死に片手で膝を押さえて、震えながら
鋭い刃物に、それを操る瀬戸の手に、自分の最も脆弱な箇所を委ねる…) >>164
【そうさせてください。夕方頃までには一度はお返ししますね。続き楽しみです】 いや、何でも無い
君の女が見えた気がしたけど、僕の気のせいだ
僕はただ、君の毛を、刈ってるだけ
(剃る事にタオルで拭い、また刃をあて、
表面が滑らかになるまで剃刀を滑らせ)
よし
(肌に残るクリームを新しいタオルで拭き取ると、剃刀をテーブルに置き)
震える膝下に両手を回し入れ、
脚の間に顔を埋めるようにして、
毛ひとつない恥骨を手の平で撫でる)
…いいぞ、綺麗になった… (気のせいだ、の言葉に冷たく血の気が引くように感じ
それ以降…
丁寧に、瀬戸がただその作業を進めるほどに自分がとても浅ましく
恥ずかしい女に感じて…)
…、…ぅ…
(曲げた膝を支えて足の親指を立てるようにしながら
瀬戸に気づかれないように、涙を零す)
(ガラステーブルの上で、一人何も身に着けず
こんな所を男に晒し、剃毛をされて…)
(その場所を撫でられると、堪らずに)
…なんで…っ、なんでこんなこと…するの…っ
なんのためにするの…なんのために……
連れてきたの…私…のこと… なんでつれてきたの?
実の親父に売られたから
なんでこんなことするの?
飼い主としての責任を果たしてるだけだ
餌をやり、寝床を与え、要らない毛を処理した
骨とフリスビーも必要か?
それから
どうやら君が発情してるようにみえたから、喉を撫でる代わりに、クンニの一つでもしてやろうとした
これが僕の全てだ
気に入らないか?
ああそうか、褒美を忘れてたな
ほら、大人しくしてたご褒美だ
(テーブルの上のミルクを手に、その中身を、毛の無くなった割目の中に流れ込むように垂らし)
どうした涙なんか流して、嬉しくないのか?ああ、嬉し泣きか
良かったな、ミス・ブルーベリー
可愛がって貰えて
(頭をぽんと叩き)
(立ち上がり、その場を離れ、部屋を後にする) (一つ一つの言葉がみぞおちのあたりを抉る)
(声を出さないまま涙がとめどなく流れ、時折苦しげに、惨めなしゃくり声をあげては)
(仕上げだとばかりに剃り上げられたそこに、冷たいミルクがトロリと流れる)
……
(その頃にはもう、身動きもせずただそこにいた)
(瀬戸が出て行った後も、冷たいガラスのテーブルの上でただ項垂れて、糸の切れた人形のように) (部屋に戻り、
テーブルの上で項垂れる頭を一つ撫で)
おいで、ミス・ブルーベリー (頭を一撫でされると涙でぐしょぐしょになった顔をあげ)
…
(おいで、の声にただ条件反射のように瀬戸の胸の中に身を寄せる)
(ぐすぐすと子どものように啜り声を上げて) 君は幾つだ?
僕はガキをペットにした覚えは無い
(葵の背中を一つ、…二つと撫で、そのまま、テーブルから下ろさせ)
おいで
(フロアの壁際に置かれた
全身を移す大きな鏡の前まで連れていき)
部屋着が欲しいんだったな (背中を撫でられると、数度肩を震わせて
震える吐息を抑えるように小さく深呼吸をする)
(連れられて行った大きな姿見の中には、涙で濡れた顔の真っ裸の女が立っている)
…へやぎ…っ、…欲しい…
(まだしゃくる喉をう、く、と鳴らしながら鏡に向かい、ようやくそう答える) (白い箱から
袖口でレースが揺れるシルクのローブ
そして、シルクのスリップ)
(スリップの胸元には、カサブランカをモチーフにしたレースが刺繍され
谷間から裾まで続くレースが肌を透けさせる)
(手に広げ)
着せてやる
(両手を上げさせ、細い肩紐を腕からスルリと通す)
(葵の背後に立つと、肩に手を置き、鏡に身体を向かせ)
見てみろ
僕の大事なペットが
ブルーベリーのカサブランカをその白い肌に纏って、僕の為に、涙を流してる
そんな君に心を吸いとられてしまいそうで、僕は怖くて、仕方が無い
(ローブを肩に羽織らせ)
おやすみ、ミス・ブルーベリー
(扉に向かい、部屋を後にする) (一人残った部屋で、しばらく呆けた様に鏡の中の自分を見つめ続ける)
(強い疲労感と、ほんのりとした幸福感)
(けれど震えて揺れたこころはまだ不安定で、誰かにそばにいて欲しくて堪らなかった)
(刺繍のカサブランカに触れる)
…ふじむらさん…
来ないかな…
(そう口に出して)
(そのまま一晩、部屋の外のエレベーター前にうずくまって過ごした) (8階でエレベーターが止まる
扉が開き)
!え!?え?あ、葵さん!?
(通路で丸まっている葵さんにしゃがみ寄り、肩を揺すり)
葵さん!!? (しばらく反応がないまま揺すられてぐったりと横たわる。
でもそれは、わざと藤村を狼狽させようという悪戯心からだった)
………
(ただ、実際にこのホールに一晩中いたことで
身体はひんやりと冷たくなっていて
揺する藤村の手が、体に触れると心地よく温かさを感じた) 【おはようございます。本日はちょこちょこお返しできます】
【よろしくお願いします】 (背中が小さく上下するのを見て)
…良かった、息はしてる
ああもうどうしてこんな所、で……!、
(見たつもりはない、が、大きく開いたスリップの胸元が目に入ってしまう)
(白く柔げな胸がレースの影に谷間を作り、…度を変えればその先まで見えてしまいそうで…)
『…い、今はそれどころじゃない!』
(隠すようにローブの前を手で掴むと葵さんの肩を抱き、ゆっくりと身体を起こさせ)
と、とにかく身体を暖めないと
(葵さんの身体を腕で支えながら扉を開け、部屋の中に入っていく) >>180
【おはようございます。僕もちょこちょこ返せそうです。宜しくお願いします】 (ほんの悪戯心から始めたものの今の自分の格好を思い出し
瞑った目の先で藤村がそれに戸惑う空気を察し
今さら目を開ける事が出来ないでいる。
…そのはだけた襟元を閉じてくれる藤村に対し、ほっとして)
(そのまま体をくったりとさせて藤村に委ね、部屋に入る)
…んー
(…このままベッドに寝かされたら目を覚まそう…)
(そう決めると、なんだかちょっと可笑しくなって、唇の端が上がってしまう)
(でも今、こんな振る舞いが出来る藤村に救われる気持ちだった) (部屋は広く、ベッドまでも10歩以上は歩かなければ到着しない)
(葵さんの小柄な身体も、力が抜ければ、腕に抱くにも相当な力が必要とされ)
(くったりと力の抜けた葵さんの身体を一度大理石の床に寝かせる、と、
ローブの前がスルリとはだける)
あ!ま…た ……!
(またローブを閉じようと咄嗟に手を伸ばす、が………
……………
(……よく見れば……、
青紫のスリップのレースは、胸元から裾まで縦に続き、肌を透けさせている
鎖骨…谷間…腹部…ヘソ…と視線を辿らせていくと、太腿の間でいじらしく寄せられた毛ひとつ生えていない女性の性器が、……目に飛び込む)
……あ、
(その瞬間、鼓動はドクドクと早まり、理性を保とうとすればするほど胸は苦しく、息も浅く……)
……葵……さ……ん
(無意識に、手を伸ばそうと……) (大理石の床のひやりとした感触が背中に伝って
柔らかく軽いシルクが、肌の上にはらりと乗る。
…身体の線が繊細な布地に響いて、まるで裸体を見られているくらい心許ないのが分かる)
…っ
(昨日、瀬戸から整えられたそこが藤村の目に触れている。そう気づくと
思わす手をそっとそこへ這わし隠すようにしてスリップの裾を直す)
(もう、だめだと目を開けてしまって…)
(こちらを見つめ、手を伸ばす藤村を見る)
んー…、ふじむらさ…ん
(白々しく、目覚めて気がついたかのようにそう声を小さく発して) (葵さんの声にギクリと心臓が止まり、伸ばしかけた手を瞬時に背中に引っ込める)
『!気付かれたか……?!』
(興奮と不安が入り交じる鼓動はバクバクと跳ねあがり、それを悟られないよう、すぐに取り繕うように)
あ!、…あ、あ!良かった!……き、気付かれたんですね
ベ、ベッドまでお運びしようと、でも途中で力尽きて……しまって……すみません、……こ、んな所に寝かせて……
あ、た、立てますか? (ローブの前を改めて両手で閉じながら起き上がり)
(自分の悪戯を隠すのに気を取られ、藤村の狼狽えには気づかす)
…ごめんなさい、重たかったですよね
大丈夫、立てます
(こちらも取り繕うように笑いながら立ち上がり)
昨日は、ちょっとだけ…人恋しくなって
もしかしたら藤村さんが来るかなって思って
あそこにいるうちに眠っちゃったんですね…
(それは本当だった。瀬戸によって波立った心を、藤村に癒やして欲しかったのだ)
…
(そんな自分の狡さに、ため息をつくと)
あ、そうだ。部屋着のこと、伝えてくれたんですね
ありがとうございます
いちお…もらえました…
(そう言ってまた裾を下へ引くと、透けたレースを隠すように両手をさり気なく身体へ巻きつける) じ、…自分に?
いやそれにしてもあんな……場所で……
(葵さんの言葉に動揺しながらも、葵さんに思い描いていた期待が確信になったよう気がし、…心が弾む)
『葵さんは俺に会う為にこんな寒い中…一晩中俺を待ち続けて…
…葵さん…!』
(か弱いその身体を今すぐ抱きしめたい!……衝動を……、グ、………ッと………腹の中に……抑え込む)
(抑え込むと同時に、……脳裏に瀬戸の顔が浮かぶ……)
………………………
『…………『糞』!』
(葵への想い、そして瀬戸への怒り、その隙間を、忠誠心と、裏切り、と性欲と、『妄想』が、徐々に理性を溶かしていく……)
そ……んな格好………寒い……ですよね
(それでも自分の役割だけは、自動的に身体を動かし、行動に起こせば、理性も踏みとどまるもので……)
…あ、新しいガウンと下着を用意してきます!
身体が冷えきってしまってるんで
湯船にでも浸かって身体を暖められてください
(…それでもふつふつと湧きあがるものに、葵さんに気付かれないよう、一つ大きく息をつき)
……
それでは、失礼します
(お辞儀をし、部屋をあとにする) (藤村が部屋を出ていくと自分の二の腕を摩る
確かに体は冷えていて、言われた通りにバスタブに湯を張ると
まだ戻らない藤村には悪いとは思いつつその中に身を浸からせた)
…あったかい。きもちいい…
(身体があたたまると、気持ちもほぐれる。自然と昨夜の瀬戸との事を思い出し
最後に、瀬戸の言った言葉を反芻する)
『心が吸いとられそうで、怖い』…て、どういう意味だろ…
怖いは私のセリフだと思うんだけどな…
(瀬戸の行動も、言葉の意味も
自分には分かるようで全く分からなかった
ただ分かるのは
辛く当たられると心臓が止まるんじゃないかと思う程に悲しくて
優しく触れられると気持ちが高ぶって、泣き出したくなる事だけだった)
…早く慣れなきゃ
(そう言って湯船の中に、ぶくぶくと沈んでみる。
仰向けのまま湯の外を見ると、世界が歪んでゆらめいて
なんとなくこのまま息を止めていてみようか、と思った) (部屋に入り
バスルームから聞こえるシャワーの音を横にベッドに向かい、シーツの上に、
白い箱を幾つか重ねる)
………
(そしてテーブルに着くと、いつもの席に座り、グラスにラム酒を注ぐ) (…小さな泡がぷくぷくと上に向かって上がっていく
…少しずつ苦しくなって来て、ぎゅっとめを閉じて
それでもまだ、まだ、と我慢をしてると
大きな気泡が、ぶくんっぶくんっと湧くようにして)
(くる、しい…っ)
(けどなんとなく、あともう少し…
もう、少し…)
(………!)
(もうダメ、と思った瞬間大きな水音を立てて、湯船から這い出る)
…んはっ!……はっ…ゲほっ…ゲホっ、…ッ
(バスタブの縁に腕を乗せ、くらくらとする頭と体を支える) ………………………
………………………
(バスルームから大きな物音がした気がした…)
………………………
………………………
(気にせずグラスにまた口をつけるが…)
………………………
………………………
(やはり気になり、バスルームへと向かう)
(パウダールームの扉を開けると、
背中を向けぐったりと踞る葵)
……………………
……………………
…生きてるか? (突然の瀬戸の声に、びくっと背中を震わせて仰ぎ見る)
…あ…
(頭から水に浸った濡れきった姿で、苦しさに少し涙目になっていて)
…ケホ
いきてます…
(いつ来たのか、昨日の今日で何か用があるのか、色々と聞きたいことが浮かぶが
まだ新しい下着とガウンが無いことが先にきて、つい口をついて)
…藤村さんは…? …藤村…?
……………、さあな
(パウダールームの中を目で一周するとブルーベリー色のスリップだけが脱ぎ捨てられ)
………
(一度その場を離れ、ベッドの上から箱を一つ取ってくる)
(またパウダールームへ戻ると、大理石の上に箱を起き)
新しい部屋着だ
(また扉を閉め、テーブルへと戻る) (瀬戸が出ていくと、湯船から上がり身体を拭くと
置かれた箱を開けて
与えられた新しい部屋着に着替える)
(カシス色のシルクのスリップドレスで、両端が腰元から腿、裾までレース仕立てになっている)
(同じ色のローブを羽織って、しっかりとリボンを結ぶと
丈は太ももの真ん中くらいまではなんとか隠れるくらいで)
…下着、まだかな…
(そわそわとした姿のまま、髪を乾かしてリビングへ戻る)
(テーブルで洋酒のグラスを傾けている瀬戸に)
お部屋着、ありがとうございます… (カシスのレースに包まれた葵を見て)
いい色だな、白い肌に赤みがかかって、甘い香りが漂ってきそうだよ
カシスの花言葉は
『私はあなたを喜ばせる』
(一人言のように呟きながら席を立つと、葵のすぐ側に立ち、
固く結ばれたローブのリボンをほどきながら…)
ミス・ブルーベリー
僕は苦悩してるんだ
僕は君を、一瞬でも『女』としてみてしまった
君は僕の『ペット』の筈なのに、時々、まるで僕が、『君のペット』に、なってしまったような気分になる時がある
何故だ?
でもこれは、ただの気の迷いかもしれない
だから僕は確かめたい
僕が、君に、どう反応するか…
(リボンをほどききるとローブを肩からスルリと脱がせ)
テーブルの上に乗れ
この間の続きだ
僕に
『オナニー』してる姿を見せてくれ (瀬戸が近づき、ローブに手をかけるのを
大人しくされるがまま上目遣いで見つめ
その言葉の意図を聞き取ろうとする)
(苦悩?女として…?僕が、君のペット…?
あまりにも予想しなかった言葉に追いつかないまま)
…え?
『オナニーをしろ』
(まさかの言葉に、しばらく立ち竦んで…瀬戸の顔を見つめる
けれど、…そう…やらなくてはいけないのだ…。
やがて言われた通りにテーブルにお尻を乗せ、ガラステーブルの冷たさがひやりと伝わってくる)
(瀬戸を見つめたまま、片足のかかとをテーブルの縁に乗せる。
ただでさえ短いスリップの裾は捲れて、文字通り何も身に着けないそこが
瀬戸に向かって、見えてしまう)
…っ
(両足を乗せるのはあまりにはしたなくて、そのまま
片膝だけを内向きにしたまま小さく開き
その付け根の中心へ…指を滑らせていく) 生傷だらけの身体で、涙と泥にまみれて、色気も何もない手付きで、この世のの地獄を見てた女とは思えないな、葵
もっとも僕は、天国を見ているような気分だったけどね
そのへんに散らばってる塵がクリムトが描く花弁にも見えた
(目を真っ直ぐに見つめてくる葵に)
……素直になったもんだな……
僕に叱れたくないから僕の言うことを聞くのか?
(問いかけながら、
テーブルから落ちた片足のくるぶしを持ちつとテーブルの上に乗せさせ)
僕は君の隅々まで見たいんだ
(葵から離れると席に戻り指先で指示を出しながら)
もっとテーブルの中心に…身体は僕の方に向けろ (瀬戸の言葉聞きながら思い出す、あの路地裏の地獄のような屈辱…
でもそこには強い怒りがあった。憎しみがあった
ゴミ屑にまみれながらも心は屈していなかった
だけど、今は…?)
(叱られたかくないから、言う事を聞く…そうなのだろうか
悦びがほんの僅かでも芽生えてはいないだろうか
…この男にこうして見られて、求められていることに
私は…)
…隅々、まで…
(両足を乗せてテーブルの中央にお尻を滑らせ
瀬戸に向かって真正面で、その膝を…開く)
…っ、
(やっぱりどうしたって恥ずかしい。
顔が熱く火照り、羞恥で逃げ出したくなる…俯いて目を強く閉じ)
(ゆっくりと、震える手のひらを恥丘に乗せるようにすると
昨日綺麗に剃られた肌に柔らかく触れる)
(そこから指先をそっと下ろし…その中心のより柔らかな皮肌にぴたりと当て…)
(ゆっくり…小さく…転がすようにそこを弄ぶ)
…、… カシス色の頬…
噛りついたら甘い汁が垂れてきそうだな、ミス・ブルーベリー
ああ…、目は瞑るな
僕の顔を見てられないなら
(煙草に火をつけるとゆっくりと煙を吐き出し)
この煙を見てろ
……それにしても、
息遣いも、何の音も聞こえてこない
(ほんの少し苛立つように、深く煙を吸い込むと、またゆっくりと吐き出しながら)
葵、『穴』に指を入れろ
脚を広げて、君の中をよく見せろ (吐かれた煙を見つめる
この煙草の香り、あまり嗅いだ事のない独特な香り
それが二人の間に煙って、少しだけ自分の痴態を隠してくれるような気もした)
…あ、な…?自分のゆび…?
い、入れたことない…
(これまでしてきた自慰行為は、こうやって柔らかく
ここをまさぐる程度のものだった)
(戸惑いながら片手を尻の横について、少し前のめりになる。
膝を開いて…指先を、縦に滑らせて…)
(閉じたそこを数度上下させた指先でこじ開けて、僅かに潤う窪みを探り当てる)
…あ…ッ、…いっ…
(まだ窮屈な穴に中指の第一関節までを埋めると、その中の熱さに驚く)
…ん…
(これで、いい?という顔で瀬戸を見て…) 驚いたな、指を入れたのは初めてか
ロリータ面は演技だと思ってたけど…
(不安気な葵の表情を読み取るように見つめ)
……、なるほどね
(「これでいい?」と言う顔に、首を横に振り)
まだ駄目だ
だって君は、まだ感じてないだろ?
そのまま奥まで入れてみろ
……ゆっくり……、ゆっ、くり…… ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています