今作「少女兵器大戦3〜戦姫の再来〜」はそのタイトルの通り戦姫達に重きを置いたストーリーになっていますが
兵姫達のストーリーもとても濃厚なものとなっています。
最初の方にめめめ達と共に戦う相手である”大和”と”鈴谷”。

いきなり戦艦が表れるという展開にプレイヤーは相当な絶望を味わいますが、
何故か肉体が不調な彼女らはゲーム的に言うとレベルが低く、そのまま戦って勝利することができます。
そして勝利した後も肉体が不調で、尚且つ精神も不安定なのでどうするべきかと悩んでいると、
めめめが調べたところ戦姫と似たようなエネルギーが残っていることが判明し、
戦姫と同じように補給することでどうにかなるかも…と言われ、混乱するが馬は他に方法も無いために趣する。

趣することによって彼女たちは不調が治り、元に戻る…が、一つ問題が。
彼女たちの中に戦姫に近い人格が生まれ、兵姫達が「兵姫達として生まれなかった世界の人格」と言える第二の人格に目覚める。
(※アイドル部の彼女らの性格となる)

元の人格とも関係は良好だが、複数の人格があることに混乱する彼女らを
ケアするために献身的に寄り添う馬に、元々強い好意を持っていた兵姫人格と、
特に好意はなかったが、兵姫達の記憶と自分たちへの態度で好意を抱くようになり…といったストーリーとなる。

兵姫としての”大和”と、もう一つの人格である”ヤマトイオリ”の二つの人格に愛されるが、
”大和”は戦うしかできない自分と違って人に愛される”ヤマト”の方が馬にふさわしいと思うようになり、
”ヤマト”は今は戦うべき事態なのに自分ではまともに戦うことも出来ず、今の馬には自分は不要だと思い悩むようになり、
二つの人格がどちらも自分ではふさわしくないと思うようになり、不調が増していき…というストーリー。

というわけで大和の方はこのような濃厚なストーリーとなり、これによってファンも増えたとされる。
また、同時に出る鈴谷の方は人格間でどちらかというと神楽すずの方が好戦的で、
お互いに仲良くやりながらも馬のことが好きになって、交代でデートしたりなどのアオハルな爽やかな展開が。
この二人のストーリーのギャップで大変なことになったプレイヤーも多いとか。