12日のオリックス戦でファウルが左腕に直撃し途中交代した楽天・嶋基宏捕手(31)は13日、治療と静養に努めた。12日夜に仙台市内の病院で検査を受けた結果、骨には異常がなく打撲と診断された。
 痛みが残るため、最悪の事態を想定して代役捕手の伊志嶺を合流させたが、登録抹消はせず残り17試合をキャプテン中心に戦い抜く。

 アクシデントから一夜明け、梨田監督は「出られそうということだったのでね」と胸をなで下ろした。奇跡の逆転CSへ、精神的支柱を欠くわけにはいかない。患部にサポーターを着けた嶋は「全然、大丈夫ですよ」と気丈に話した。

 この日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)は雨によるグラウンドのコンディション不良で中止。嶋は15日以降のスタメン復帰が濃厚だ。
http://www.daily.co.jp/baseball/2016/09/14/0009486175.shtml