阪神がコーチ陣のてこ入れを行うことになった。平野恵一2軍守備走塁コーチ(37)が来季から1軍打撃コーチに就任することが3日、分かった。今日、球団から発表される。代わって浜中治打撃コーチ(38)が2軍打撃コーチに配置転換となる。

 平野コーチは2002年にオリックスへ入団。08年に阪神へ交換トレードで移籍し、12年まで在籍した。10年に打率・350をマークするなど、1184安打を積み重ねた。10年と11年には2年連続で、二塁でベストナインを獲得した。

 13年にFA権を行使し、オリックスに復帰。昨季現役を退いた後は、今季から2軍守備走塁コーチに就任した。2軍では江越、板山、横田ら若手外野手を中心に指導していた。大声で鼓舞し、若トラを引っぱった。

 浜中コーチは97年に入団後、07年まで所属。オリックス、ヤクルトを経た後、11年に現役引退した。昨季から2軍打撃コーチとして球団に復帰。今季は1軍打撃コーチとして指導していた。8日からは、みやざきフェニックス・リーグに合流する。
http://www.daily.co.jp/tigers/2016/10/03/0009549193.shtml