快足を飛ばした。西武・源田が7回1死一塁からセーフティバントで捕安。81年の石毛と並ぶ球団の新人最多127安打。続く森の勝ち越し左前打を呼ぶ価値ある1打だった。

 「すごく偉大な先輩に追いつくことができてうれしい。本当に光栄です」

 36年ぶりの球団記録はらしさが詰まっていた。今季の内野安打は同僚の秋山、日本ハム・中島と並びリーグ最多の23本目。
内野安打率は規定打席以上では楽天・ペゲーロの18・10%を上回り、18・11%でリーグトップだ。この安打の一塁到達タイムは約3・7秒。マーリンズ・イチローが昨年7月に出したタイムと同じだ。

 トップスピードに乗るのが早く、31盗塁の脅威のルーキー。「ああいうのが僕らしくていいんじゃないかなと思う」。フル出場を続ける終着点が楽しみだ。
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