阪神が昨オフに単年契約を結んだ福留孝介外野手(40)、西岡剛内野手(33)を来季も必要戦力と判断し、契約を更新する方針であることが4日までに分かった。

 4月で40歳になった福留は今季も定期的な休養を挟みながら絶大なる存在感を示し続けてきた。4日現在で107試合、打率・261、16本塁打、64打点。
新主将としても数字以上の貢献があり、守備でも開幕当初の右翼に加えて6月中旬からは経験の少ない左翼も守るなどプレーぶりに衰えはない。

 球団幹部も「当然、福留選手は来季も必要戦力です。主将としても主砲としてもチームを引っ張ってくれていますから」と言い切った。41歳シーズンも主砲を任せるべく、契約交渉を進めていく算段だ。

 16年7月の左アキレス腱断裂から7月に1軍復帰を果たした西岡も来季構想に入っている。別の球団幹部は「プレーだけでなく、それ以外の部分でもチームの戦力になってくれる存在」と高く評価。豊富な経験と最後まであきらめない勝負根性が来季も猛虎には必要だ。

 今年から4年契約の糸井、15年から5年契約の鳥谷は既に来季残留が決定。金本監督が働きを期待する福留、西岡、糸井、鳥谷の主力4人衆は来季も猛虎の大きな原動力だ。
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