「オッケーイ」といってご学友は、
服とカバンと一緒に部屋の隅に置いてあった私の携帯電話を取り出して、
しばらく何かの操作をしました。
私の携帯に登録している私の知り合いをここに呼ぶ?それとも聞かせる?
私は心臓がバクバクと鼓動を上げていくのを感じましたが、
少女たちに逆らう事は一切できず、床に這ったまま、ただ拳を握り、
唇をかみしめて、小刻みに震えながら、自分の運命を想像することしかできませんでした。