女権帝国【アマゾネス・サーガ】part5
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>>539 分かりました。既出の範囲で簡単なものですが、作ってみます。 年表つくっています。まだ作りかけですので、随時記述を増やしていきます。重要人物や出来事は赤字で表していますw 第4章 アルビジョワ十字軍(13)まで更新しました。 アマゾネスが皆々若くて美女〜美少女という所が素敵です。
一番年上がユリナの32歳だっけ? 良心的なSMクラブみたいw ありがとうございます(笑)続きもそろそろ書いていきます。 いつも楽しみにしてます!作者さんは世界史に造詣が深いッス。
(世界史板でレス頂いてたりしてw)
アルギン→ジンギスカン オルム→神聖ローマ帝国フリードリッヒ2世、、が、
それぞれモデルかな?なんて想像してます。これからも頑張って下さいね。 ありがとうございます。おっしゃる通り、アルギン・ハーンは曹操やチンギス・ハーン、アルタン・ハーン、ヌルハチなんかをモデルにしています。
オルム大帝は神聖ローマ皇帝フリードリッヒ2世やプロイセン国王フリードリッヒ2世、イングランド叙事詩のベオウルフなどもモデルにしています。
ちなみにヤオーは煬帝をイメージしてましたがあまり関係ない人物になってしまいましたww
ダヤンを描写するときはなんとなく孫権を浮かべてます。
大日本篇もまた書いていきます。これからもよろしくお願いします。 セレウコス、アンティゴノス、プトレマイオスなんかはアレクサンドロス大王のディアドコイでしたが、この辺りは単に名前を借りてきただけで、歴史上の人物とはほとんど
関係ない人物像になりました。
ヘラクレイオスは実在のビザンツ帝国皇帝で、ササン朝ペルシアを破ったことで有名ですね。
そういえば、オルム大帝と庶子ジキスムントは、実は日本史上のある武将の父子もモデルとしています。
誰か言ってしまうとネタバレになるので今は言えませんww もちろん出てきます。サ○○○とか、女神イリナの復活とか、・・・。そういえば『創世記』まだ終わってませんでしたw 創世記を忘れないでw
創造神の行く末もアダの末路も楽しみ
絶対ヌケルはず 格闘王というキャッチフレーズも良いなあ
格闘シーンもっともっと欲しかったが格闘王が惨敗良い良い 作者さんは格闘よりも屈服させた後の責めプレイが好きそう フェミニストの「クレオパトラ」ってのが斬新だったw サロメ外伝「サムソンとサロメ」始まりました。アマゾネス・サーガのサムソンの物語とは異なっています。この物語の出典は今のところ不明です。
サムソン外伝ではなくサロメ外伝というのがミソ
女権側の史実だろう 「サムソンとサロメ」(3)まで更新しました。
>>562 なるほど、それは私も気づかなかったです。こちらの方が史実に近いのかもしれません。 サムソンの敗北が違った形で見れるかもしれないなんて胸熱だな
コロッセオという強い男のみが
入ることを許された聖域で
地上最強の英雄・男の象徴が
か弱きはずの女子相手に大観衆の前で
1対1でまさかまさかの大惨敗
を喫してしまう、アマゾネスサーガ
の物語を俺は信じるね
サロメ外伝「サムソンとサロメ」(4)(5)を更新しました。
ところで、この物語の出典は『女神イリナの書』の中の、『サロメの書』によるものと判明しました。
「アマゾネス・サーガ」本紀は同じ『女神イリナの書』であっても、著者が別と思われる『アルテミア年代記』に主に依っています。
未だ著者が不明の『サロメの書』が女権側の著者によって著されたのは疑いないとしても、それが何者なのか、今後の研究の成果が待たれるところです。 > >>562 なるほど、それは私も気づかなかったです。こちらの方が史実に近いのかもしれません。
わざとらしいw
そういうわざとらしさも含めて好きだけど サロメ外伝「サムソンとサロメ」(6)(7)を更新しました。ついにサムソンとサロメが対面します。 弱点をつかれたサムソンはやはり小さくなってしまうのですかね。。 サロメ外伝「サムソンとサロメ」(10)まで更新しました。サムソンはどうなってしまうのでしょうか。 感想書いていた人、数人がが”書くな”と言われて消えてしまったからな 外伝なのでブログのみに更新していますが、アマゾネス・サーガ本紀は今まで通りこちらにもブログにも更新しますよ。ご心配なく。 皆様の感想をいつも楽しみに読ませて頂いてます。これからもよろしくお願いします。 550です。作者様レスありがとうございます。
イメージモデル、結構当たってたみたいで嬉しいです。
作者様のM心?wが勝つのか、それとも世界史上の英雄達への思いが勝つのか?
ハラハラしながら、今後も楽しみにしてます! >>573
感想書くななんてことは一度もなかったと思うがな。
実際に感想も先を期待するレスも多かったし。
感想じゃない、わざとらしい煽り文句みたいなのを書いてウザがられてたのならいたが
もしかしたらそれが>>573自身なのかもな 「サムソンとサロメ」(14)を更新しました。
>>580 サムソンの物語には様々な異説があります。英雄譚にはつきものですが。 感想は書けなくなったが
SSは続けてくれているので何よりだ
これ以上に望むものはない でも2chだと不具合で書き込めなくなったり
字数制限なんかもあるから
作者さんの管理下でやって、編集もしやすい現状の方が理想的な形だろうな
地図や年表も見れるし、荒らしは来ないし。
あとはサーバになんかあったときにために
バックアップだけは忘れないようにしといてもらいたい 「アマゾネスの巨人族討伐」完結致しました。読んで下さっている皆様、いつもありがとうございます。
また本篇も書けたら、こちらにアップ致します。 できれば一日おきくらいで更新したいのですが、忙しかったり何やらで週一くらいの更新になってますw
まあ、書ける時には書きますが。 書きたい時に書いてください
続けてくれることがありがたい サムソンとサロメ(20)(21)を更新しました。
>>596 ありがとうございます。筆が乗っているときには書いていこうと思いますw ホント寂しい報告スレになったな
スレいらないんじゃね? 話を広め過ぎたんだよ
サブの話は本編が終わってからかかないとね そこは作者の好きにすればいいのでは?
メイン・サブってよりは多方面同時進行話だし
外伝や過去話の短編等で話をすすめて設定がわかったとこで
本編が進みやすくするような作劇法はよくあるしね SSに問題はない、サイトにも人は来ているし
ただここは感想が書きにくくなった
ここの役割は終えたと思うね 作品を投下されない場だから感想こない、書きにくいのは当然。
報告だけあっても寒々しいだけだからスレいらないかもな。
実際、投下があったころはこのスレ見ても分かるように感想があったし
感想が書きにくいというのは>>573みたいな
「感想を書いてるつもりで変な予告アオリみたいなノリでヒンシュク買ってた約一名、自称数名」が
最終的には作者にも程々にとたしなめられて書きにくくなったくらいだが
あれが消えてから結果的にその後普通の感想は増えたしね。 ↑注意!地雷サイトです!ウィルス伝染するよ....(-_- 本篇が書ければまたこちらにも書いていこうと思うのですが・・・。何かとご心配おかけしています。。 必要も意味もいろいろあるよ
ブログのサーバなどにトラブルがあったときのために
ここは確保しときたいってのがあんだろうし。
作者さん、先ずは本編を完結させましょうよ。ずっと読ませて貰って、凄く面白いと思う。
でも最近は話もあまり進まないし、同じような「英雄」同じような「責め」、正直、
少しダレました。もう何年でしたっけ?キッチリ風呂敷畳んで、完結させてこそ、
この面白い物語も不朽の名作になると思うのですが。生意気言ってすみませんが、
1ファンとして、作者さんには、この板できちんとブレイクしきって欲しいのです。 分量とか先の展開とか
緻密な計算だと変に絶賛されてた時期もあったけど
実際のところは目先のいきあたりばったり続きでしたね
とはいえ
>>612
それでも畳みきるよりは、過去より今の方がいいアイデアが出るなら
畳まず広げてってもいいんじゃないかな
年単位で振りかえるなら容易に気づくことだが、話は着実に各方面で進んでるわけだから
それと水戸黄門に定番パターンを崩すことを求める奴はいないわけで
毎回お決まりの女の態度や責めのワンパターンさは別にいいだろ
その要素で萌えたければ他作品に求めればいいんだし、歴史モノの壮大さという他にない売りがある
格闘シーンや戦闘シーンで惨めに敗れ恥辱に塗れる強い男
をもっと観たい >>613
歴史モノって、あくまでもキャラ立ちの為の味付け程度で充分なのでは?
ここはSM板なんだから、やっぱりSM描写をメインにして欲しいよ。 >>615
ここまで続いた作品の根本路線を否定するようなことを言われてもなぁ…
責めそのものは存在してるんだからそれでいいと思うが。
>>612みたいな
>同じような「英雄」同じような「責め」、正直、少しダレました。もう何年でしたっけ?
ってのは無い物ねだりだろう。
それは他スレ、他作品に期待すればいいことなんじゃないか? 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第11章 コンスタンティノポリス(7)
「ふふふ、格闘王といわれたフョードルが、女の尻に敷かれてるなんてザマはないわねえ〜」
「ほらほら、早く女を負かさないと、もうアマゾネスが迫ってきてるわよ〜」
「 な、なんだと・・・!!」
いななく馬、慌てふためく男たちの声、・・にわかに陣外はどよめき始めていた・・・!!
「 ほら、男のプライドはどうしたのかしら・・・女に負けちゃうわよ!!」
フョードルは必死で女を組み伏せようとと格闘したが、さほど体格の変わらぬ女の筋肉は男の攻撃を受け止め、跳ね返し、 逆にその力を吸収して行くようだった。
いたぶるようにじわじわと女は男を追いつめ、男は女に力を奪われていった・・・!!
「ああら・・もうダメなのかしら・・ふふっ、格闘王フョードルが、アマゾネス6人の魔女、クラウディアに降参ね〜」
「な、汝がクラウディアか・・・」
「フフ・・犬にさせて這いつくばらせてやる・・・ほらっ、とどめよ・・・!!!」
睾丸を握り締められたフョードルは激痛に絶叫していた。
「さ、コイツを縛り上げて全身の毛を剃っておやり・・・捕虜にした部下たちに醜態を晒させてやるのよ!!」
陣外の状況は一変していた。不意を打たれたビザンツ・アフスム帝国軍は至る所でアマゾネス女王国軍に討取られ、捕虜にされ、潰走していた。ブルサ軍団の主な将校らはほとんどがアマゾネスの捕虜となってしまった。
「ブルサの戦い」はアマゾネス女王国の完勝、ビザンツ帝国の完敗に終わったのである。かくして、帝都コンスタンティノポリスはその守りたるブルサを失い、女王国の攻撃に裸で晒されることとなった・・・。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第11章 コンスタンティノポリス(7)
「ふふふ・・・さあ、睾丸責めの儀式よ〜」
全裸にされたフョードルは、クラウディア以下、アマゾネスや解放されたビザンツの女奴隷の少女らの前で股を開かされ、剃毛された陰茎と睾丸を晒していた。
「ほら、コイツの睾丸を思う存分いじめておやり・・・」
クラウディアに言われて進み出たのは、ついさっきまでフョードルの女奴隷だった美少女だった。
「うふふ・・・惨めなもんねえ・・オマエは自分の女奴隷だった少女の奴隷になるのよ・・ふふ、こうしてバカなオトコどもは女の支配下に入っていくのよね・・・」
まだあどけなさを残す美少女奴隷はおずおずと格闘王フョードルの睾丸を握ったが、もはや女に屈したかつての英雄が怯えの色を瞳に浮かべているのを見て、その眠っていた嗜虐心を燃え上がらせた。
「ほら、フョードル!!これからはアタシがご主人様よ!!!まずは睾丸責めで奴隷に堕としてやるから、覚悟しな!!!」
「あ、あぐう・・・ふひい〜」
フョードルは美少女奴隷の睾丸責めに悶え、あえなく射精した。
「あははっ、ザマはないわねえ〜 アンゴラに連行するわよ・・ユリナ様の前で裸踊りでも披露しな!!!」
・・・命からがら脱出してきた副将イーゴリからブルサ陥落の報を聞いたヘラクレイオス帝は絶句し、進軍を中断した。
進んでアマゾネスを討つべきか・・・はたまたもどって帝都の守りを固めるか・・・それとも・・・!!!
その時、ビザンツ皇帝の脳裏には、神聖ローマ帝国大帝オルムの姿が浮かんでいた・・・。 第6部 第12章 サマエル(1)
「サマエルよ、サマエルよ・・・三人目は誰なのだ!?」
「兄弟よ、それこそ『彼』である・・・彼は来りてこの世に君臨し、而してそれは大いなる災いとなる!!!」
・・・その部屋は、全てが歪んでいた・・・。
話しているものたちは二人のようだったが、三人目がそこにいるようにも思えた・・・
「摂政殿下、これを・・・大帝陛下よりの書状であります・・・」
ここは、エルサレム王国の王宮。大広間では摂政ジキスムントがオルム大帝よりの使者を引見していた。
このところ、父子の関係はかつてないほど悪化していた。
いつまでたってもエルサレム王の呼称を認めようとしないオルムに対し、もはやジキスムントは不満を隠そうとはしなくなっていった・・・。
「そもそも聖地を守護しているのはこの俺の力によるものだ!!キルデリックに何ができるというのだ!!・・・」
そして近頃は、ウォルスング以下、エルサレム王国の軍勢も次第に自分たちを神聖ローマ帝国軍としてでなく、
「エルサレム王ジキスムント旗下のエルサレム王国軍」として認識するようになっていった。
これは、幾度かの女権帝国との戦闘を経て、ジキスムントと彼らの結びつきが大きくなったこともあるが、彼の人間的魅力によることも大きかった。
次第にジキスムントは、その地位を確固たるものにしつつ、本国の父帝に王号の公称を求めるようになっていった。 6人の魔女に対抗できうる男権の戦士ってどれぐらい居るのかな
フョードルも本気対決で惨敗でしょ ミもフタもないことを言うと、いません。
たまに例外的にいたとしても、次で引き落とすための前フリ
契靼の人なんかは最後のお楽しみ。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(2)
神聖ローマ帝国との戦線は膠着状態に陥り、フラン王国摂政黒太子エドワールは打つ手を図りかねていた。
「・・・幸い東部国境をやや越えた地点で、何とか敵を食い止めてはおります・・・しかし、イタリア戦線では圧倒的に敵軍が有利にて、帝国十二騎士、蓬髪のハラルドの軍勢はゲルフ諸侯を駆逐しつつあります!
トスカーナ大公ルドヴィーコはひっきりなしに援軍を求めて参っておりますが、なかなか援兵を送る余裕はありません!!・・・」
「・・・グール王アラリックも当てにできぬな・・・」
アキテーヌ公ロベールの報告を聞きながら、黒太子は苦々しげにつぶやいた。
「陸戦ならばともかく、大した海軍もないグールはイタリアに派兵する力もない・・・教主猊下はアヴィニョンに亡命してきているし、オルムめ・・・見事に我らの同盟を骨抜きにしてくれておる・・・!!!」
西地中海から帝国の力を排除すべく締結された三国同盟は、早くも機能しなくなっていた。
「・・・ここはやはり、アマゾネス女王国への軍事援助を強化するしかあるまいか・・・」
「しかし、ここしばらくの援助によってアマゾネスの力は更に強大化しております・・・更にはついにルーシ諸侯国の征服・・・侮るべきではないですぞ!!
元々は、アマゾネスの故地はキエフ公国の侵入を受け、長らくその植民地の状態にあったにも関わらず・・・」 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(2)
今より十七年前、アマゾネス建国以前のクリミア半島はキエフ大公国の植民地としてその支配下に置かれ、その統治は苛烈を極めていた。
しかし、「大いなる災い」の後決起した女戦士らは、ユリナに率いられ、クリミア総督府を襲撃、これを陥落させ、総督セルゲイ以下将兵らは様々な性的陵辱を女たちから受けた挙げ句、奴隷とされた。
このいわばアマゾネスの「独立戦争」「女権革命」はキエフ大公国によって詳細が秘密に付され、諸国には単にキエフ公国がクリミア半島を放棄した程度にしか伝えられてこなかったのだ。
しかし、今やアマゾネスはかつての宗主国をはるかにしのぐ力をつけ、これを征服し、キエフにその総督府を置いて統治する立場となった。
「アマゾネスはビザンツ帝国の征服さえも計画している様子・・・いつかは我らの手に負えない存在となりはしますまいか・・・!?」
「だが、オルムめを牽制するにはとりあえずアマゾネスに力を与えて背後から脅かさせるしかあるまい・・・ビザンツは神聖ローマ帝国の同盟国・・・
これが脅かされればオルムは援軍を送ろう・・・その隙に勝機を見いだすのだ!!!」
黒太子エドワールは、アマゾネス女王国への軍事援助を更に強化するよう命じたのだった。 宗主国が従属国にされ従属国だったアマゾネスが・・・・・国の立場逆転も良いですなあ
大いなる災いとは女権革命だったのですね
男目線では≪災い≫だが女目線だとまた変わってきますね
>>627
立場逆転「も」というか
基本はそればっかだからな
ま、そこが良さなんだけど 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(3)
アマゾネス女王国によるルーシ諸侯国支配は、その精神面にさえも及ぼうとしていた。
「男たちからあらゆる誇りや、その記憶さえも根絶やしにして、二度と反抗できないようにしてやるのよ!!・・・」
ユリナが命じたのは、ルーシ諸侯国、特にその中心であってかつてクリミア半島を支配下に置いていたキエフ公国の歴史を完全に抹殺することであった。
キエフ公国の栄光に満ちた歴史書は焼かれ、逆にアマゾネスの史観による屈辱的な歴史がねつ造されていったのだ・・・!!
・・・まず、アマゾネスがキエフの属国であった事実は抹殺され、逆にキエフがアマゾネスの属国であったのにも関わらず、反乱を起こして長く独立を企てていたが、アマゾネスらに討伐されて再び属国とされた、というように書き換えられた。
かつてのキエフの様々な栄光に満ちた戦績も、また全てアマゾネスによるものだというように書き換えられていってしまったのだ。
大公であったワリャーグは、ユリナらの前でこの屈辱的な歴史書を朗読させられ、さすがにこれに抗議しようとしたものの全く聞き入れられず、
公衆の面前での強制オナニーという罰を受けることとなってしまった。
かくしてキエフはその真の歴史を奪われ、アマゾネスの奴隷としての歴史を植えつけられていくこととなったのである。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(4)
アマゾネス女王国によるルーシ諸侯国併合は一通りの完成に近づいていた。特にキエフ公国は、かつて属国であったアマゾネスに無条件降伏し、その支配を受けるという屈辱に塗れようとしていた。
キエフの正史は抹殺され、その史書は全て没収され、焼却された。そしてそれらは、アマゾネス女王国の側からの自虐史観に基づく歴史に書き換えられた。
敵国を完全に屈服させるには、その精神面をも屈服させねばならない・・・常に自分たちに対して劣等感を抱かせるようにせねばならない、ということをユリナはよく理解していたのだ。
・・・さて、キエフ公国の首都であったキエフには宗主国となったアマゾネス女王国による統治の総拠点であるルーシ総督府が設置され、「6人の魔女」アンナが総督に、かつてのキエフ公妃であったオリガが副総督に任命されていた。
彼女らの総督府の統治下、様々な苛烈極まる法令が、矢継ぎ早に制定されていった。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(4)
まず、ルーシに属する男たちは全て例外なく、奴隷(スラヴ)とされ、女たちはその上に位置する平民階級とされた。
ルーシの女たちは、アマゾネスらによる「正史」を受け入れ、男たちを軽侮の眼で見るようになっており、これらは徐々に受け入れられていった。
更に、総督府のアマゾネスらは貴族階級として君臨した。これには、新たにルーシの女たちから選ばれた少女らも加わり、アマゾネスの兵力を更に強大にさせていった。
キエフ大公以下、全てのルーシ侯家や貴族は解体された。一家の例外もなく、ルーシから貴族は抹殺され、ことごとく女の奴隷とされた。
ルーシのことをスラヴ(奴隷)民族というのは、ここに由来している。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(5)
・・・ここはキエフの中央の大広場。法令の布告などが行われるこの場所では、奴隷階級とされた男たちの奴隷市が開かれていた。ここでは男たちが、女に奴隷として競り落とされるのである。
何名かの奴隷が競り落とされた後、アマゾネスの女戦士らに引き出されてきたのはかつてのキエフ大公ワリャーグであった。
「ほら、オヤジ!・・とっとと歩けよな〜」
「キャハハ、もうふらついてんの〜」
女たちにいたぶられながらふらふら歩くその姿には、かつての「全ルーシ諸侯の大公」として君臨した面影はなかった。
まだあどけなさを残すような女兵士らによって殴られ、嘲笑されながら引き回されるその姿は、今やルーシ諸侯国が完全にその息の根をアマゾネスによって止められてしまったことを象徴していた。
競りが始まり、アマゾネスはもちろん、ルーシの女たちもかつての絶対的な支配者として君臨していた大公ワリャーグを、奴隷としていたぶることができることに興奮していた。
競りが進むにつれ、残ったのは意外にも、兵士らとさほど歳も変わらぬような若い女であった。こんな女がなぜ、かつての大公を競り落とせるような大金を持っているのか、一体何者か・・・
それは、かつてワリャーグの女奴隷であり、アマゾネスによる征服後はその片腕となってルーシ貴族から多額の資産を没収してその分け前に与っていた、ニーナであった。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(5)
「うふふふ・・・・」
かつての女奴隷ニーナは、かつての主人であったワリャーグを競り落とし、その女主人となったのだった。
イヌの首輪をつけられたワリャーグは、ニーナの前に土下座させられ、臣従の誓いをさせられた。
「全ルーシの大公」が女奴隷に屈服させられる・・・この様を見せつけられていた男たちは、もはや完全に自分たちが女に屈し、その奴隷とさせたことを否が応でも思い知らされた。
「ほら、脚を舐めろ!!」
ニーナはロングブーツを履いた美脚を差し出した。
おずおずと舐めるワリャーグのあごを掴むと、バシッバシッと激しいビンタを食らわせた。
「ふん、ビンタで感じるようになっちゃってるのよねえ〜」
ニーナの言葉どおり、男の陰茎は惨めにも勃起してしまっていた。
「うふふ・・・」
女主人となったニーナは奴隷に堕ちたワリャーグのあごを掴むと、更に激しいビンタを食らわせていった。
女奴隷ふぜいになぶられながらもマゾの快感に震えるワリャーグの姿に、それを見せつけられる男たちは屈辱のあまり勃起していた。
「ああ、うう、ふひい〜」
「キャハハッ、こいつビンタだけでこんなに勃起してるわよ〜 」
「ほ〜んと恥知らずよねえ〜 ほら、これから聖水の調教よ!オマエはもう大公じゃなくて女の公衆便所になるのよ・・・!!!」
ニーナに言葉なぶりをされながら、ワリャーグは射精してしまっていた。 更新乙
スラブってスレイブの語源とか言われてるんだよなー
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