女権帝国【アマゾネス・サーガ】part5
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第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(7)
アルテミアに戻ったサロメ。アマゾネスのルーシ侵攻が始まったのはその直後であった。
ユリナらの留守を利用し、サロメは早速アルビジョワで採取した石や砂を調べようとした。
しかし、もちろんサロメの周囲の女らの中には、それらについてしっかりとした鑑定をできるような者はいない。
そこで、サロメは侍女に命じてアマゾネスに仕えている男の考古学者を捕らえて来させ、一晩中じっくりと調教を施したのであった。
ユリナ様に忠誠を誓っている以上、勝手なことはできないと協力を拒み続けていた学者だったが、全裸で磔にされた挙げ句、サロメからジワジワと睾丸責めにされてほどなくヒイヒイ泣いて命乞いをした。 第6部 十二使徒戦争と聖杯の巻 第12章 サマエル(7)
しかし、サロメは許さず、さらに執拗な責めを何時間も加え、もはやヘトヘトにされた男をイヌの真似をさせたり聖水を飲ませたりと散々辱めた。
このバビロン地方で捕らえられてアマゾネスの地に連行されてきたかつては高名な学者だった男は侍女らの前で強制オナニーをさせられ、サロメの前に土下座して忠誠を誓い、ようやく許された。
すっかりサロメに屈従した男は砂や小石の鑑定を命じられた。
・・・その結果、奇妙な事が分かった。
小石や砂は、アルビジョワ地方に見られないような質のものであり、この辺りやおよそ知られるあらゆる諸国においても見られないものであるということだったのだ。
しかも、中でも最も大きな石には、何と文字らしきものが刻まれている事が判明したのだ!
その文字は、学者の知る限りのあらゆる国のどの文字とも異なる、奇妙なものであった。 ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています