>>601
「しょうがないなあ。手伝ってあげよう。」魔女は囁き、片手を生け贄のスカートの下に潜り込ませた。
「あ、逝…ぐう?!」
ご主人様の手の刺激に逝ってしまう、と思った瞬間、強烈な痛みに生け贄は身体を震わせる。
睾丸が掴まれていた。ゴリゴリと握りつぶすようにされる。
姉が背中を壁に預けるように立っていたが、位置を入れ換えるようにして姉は妹を壁に押し込み、身体で圧迫する。
ぎ、ぐ…という小さな声が妹から漏れて、車内をざわつかせる。

「お姉さま、ごめんなさい!ぐっ…私がぎい、私が悪かったです!お許しください!」
「解ればいいの。」
姉があっさり許し、スカートの乱れをさっと直しながら妹を解放した。
「次で降りるからね?」
魔女が言う。
「はい…。」
痛みから解放された喜びと、ご主人様の身体から離れなければならない寂しさの混ざった声で生け贄は答えた。