>>400
グルルル…
(唸り声は上げるものの、その音は徐々に弱くなっていく。フルフル自身が、人間に対する怒りや憎しみを弱めているからだ)
(男の手はフルフルの乳房を自在に弄び、乳房全体を搾り、扱くように力を加える。生まれてこの方、地面で圧迫したりするほかに刺激したことの無かった乳房が揉み解される感覚は、フルフルにとって未知のものだった)
(やがて、男の指先が乳房の先端に至り、ぷっくりと膨らんだ乳輪の中心に達する)
(横一文字の刻みに、男の指先がもぐりこんだ)
ギ…!
(突然走った痺れのような感覚に、フルフルが思わず声を上げる。陥没し、外気に触れることさえなかった乳頭を、直接指先で掻かれたからだ)
(男の指先は、執拗にフルフルの乳頭を擦って行く。赤黒い拘束具に縛られたまま、フルフルは身をよじり、痺れに耐えようとした)
(だが、生白い肌と赤黒い拘束具のコントラストが織り成す淫らな蠢きを繰り返すうち、フルフルの乳房に血液が集まり、ついに乳輪の膨らみが限界に達した)
(乳輪の亀裂に押し込まれた男の指を、奥から乳頭が押し上げる。そして、男が指を抜くと同時に、生白い乳房の先端に鮮やかな桃色をした乳頭が顔を出した)
ギュルルゥゥゥゥ…
(小指の先ほどはあろうかという先端を震わせながら、フルフルは全身に広がる未知の感覚に微かな怯えを抱いていた)
【とりあえず粘膜は血液に合わせて赤色で行きたいと思います。リクエストあれば青にも変更できます】