>>786
人類が外宇宙に進出するようになって数世紀が過ぎ
この辺境の地でも何人もの人間が労働に従事していた。
恒星間航行が容易になった今ではあるが、人道的問題もあり、娼婦、コールガールはどこでも不足していた。
そんな供給不足を解消したのが、原生生物を改良し、娼婦に仕立てるやり方である。
その惑星の生物を加工するわけだから必然と適応力は高く、しかも格安ともなれば
「多少」の外見の問題は目をつむろう、そんな理解ある労働者がかなりいた

ピコン
クレジットを支払って狭い部屋の扉を開ける
扉の前には利用客が殴り描いたのだろう。ビッチハウスと書かれていた
「さて、今日のはどんな奴かな」
独り言ちながらドアを開けた

「おっ中々きれいじゃないか」
中にいた、奇怪な怪物を見てそうつぶやく
きれいなとはもちろん見た目ではなく、肉体の使用感についてである。
いくら原生動物とはいえ、来る日も来る日も人間の性処理を任されていれば、いつかはガタがくる
前に相手をした個体はひどいありさまだった

「そら、まずは綺麗にしろ」
あまく勃起したペニスを、前歯がむき出しになっている怪物の鼻先に近づける。鼻は無いが