>>52
おいおい、騒がしいなァ……昼寝の時間は大事だぜ?
世の中シエスタ中のお師匠様を邪魔する馬鹿弟子にはお仕置きをしてもいいって規則が……あー……不味いなこりゃ
(仮眠中だった男が突然開いた扉に慌てた様に起き上がるが、見知った顔だと分かってまた昼寝をしようと椅子の背もたれに寄りかかろうとしたのも束の間)
(開いて見せびらかしてきたページを読むと、思わず小さな声でやばいやばいと呟いてしまう)
(ふぅー、と長ったらしく息を吐いたのも時間稼ぎだ)
(頭の中ではどんな高性能のコンピューターよりも早く最もらしい言い訳を弾き出そうとしていて)

あー……それはあれだ、効率が悪い
お前も出来るだけ早くまともに魔法が使えるようになりたいって言ってただろ?
セックスは古来から神聖なものとされていてだな……んー……なんだ、兎に角素早く魔法を身に付けるには唯一の方法だ
それにほら、そこに載ってるのは危ないんだって
お前魔力だけはなまじ人よりも多いから下手に普通の奴等と同じ方法を取ろうとすると身体が負荷に耐えきれず爆発するから
メロウの為を思って俺は一番安全な方法を選んだつもりなんだがなぁ……
逆にそれで愛弟子を傷付けるとは俺も師匠失格かなぁ……
(取り敢えず無言が一番良くない。それだけは分かる)
(思い浮かんだ言葉を適当にツラツラと並び立てる為にどこか文脈が可笑しいが、弟子が気にしない事を祈りつつ更に続ける)
(もっともらしい言葉を並べた後は肩を落として落胆……した振り)
(気付かれない様にチラチラとメロウの様子を伺いながら、嘆く……振り)

【こちらこそよろしくお願いします。えーと、胸はどの程度の予定でしょうか?】