そんなあ…!
えと、それはうそでっ、ていうか撤回、しますからっ
(ここでおとなしく引き退ったらダーラスは行ってしまい自分はずっともどかしいままでいるはめになる)
(それだけは嫌だと発情しきった頭で引き止める言葉を考えるが先ほどのダーラスみたいにうまい言い訳が出るわけでもなくて行き当たりばったりに適当な言葉をこぼして)
(頭を撫でられると本当に子犬のように、もっと可愛がってと言わんばかりにダーラスに擦り寄る)

なななっ…!
そんなはずかしいことっ、
(「その気になる言葉」で少し正気に戻りすり寄せていた身体を引いて警戒心をむき出しにする)
(しかしいえば気持ちよくしてくれるのだとも考えてしまい、相変わらず微弱な刺激を与え続けるダーラスの指に腰を揺らして秘部をすりつける)
(自分ではちゃんと考えているつもりだかもうまともな思考回路は構築できず結局結論ははやくセックスしてほしい、という欲望にたどり着く)
(覚悟を決めて湿った唇をゆっくり開き、おねだりの言葉を口にしようとすると)

やっぱり、師匠はさいていです…!
(おねだり以上に厳しい要求にあっけにとられて口をぱくぱくさせることしかできなかったが、しばらくしてやっとダーラスを非難する言葉がでてきた)
(膣に挿入された小指をきゅうっとしめつける)
(それでもちろん足りるはずもなくダーラスの足にすがりついて添えていた自分の手をロープの胸元にかけ、一瞬ためらったのちにボタンを一気に外す)
(再び、今度はもう少し長くためらいうつむいていてもわかるくらい真っ赤な顔でローブをストンと床に落とすと足腰に布となったローブがまとわりつき、真っ白の下着があらわれる)
(ほんのり桃色にそまった白い胸がメロウの悶えに合わせてふるふる震えていたかと思えば片手でぷちんとブラのホックを外し、)
(ダーラスの手を抑えることで一旦膣から指を抜くように意思表示するとそのまま震えながら膝立ちになってショーツをおずおずと下ろした)
こ、ここにっ…ししょう、の、…!
(言われた通りとは程遠く、左腕で胸を覆いその手で右の肘を包み、右手は申し訳程度に膣に触れているだけ)
(これがまだかけら残っている理性が許す最大前の譲歩で、恥ずかしさにいまにも消えて無くなりそう)