はあっ、はぅ…握ってたよ、イキながら…多分、ぎゅぅって
恥ずかしいけど、伝わったかな…興奮が
(容赦のない指の動きに、体が酸素を失って、頭がぼうっとして苦しくて)
(それでも高まって、小刻みに波にのまれる)

はぁう…ぅ、や、もお、だめ…ッあ。…ひぅ…く、んぅううっ…!

(唇が重なって溶け合うような快楽に思わず、手放して身体ごと震えて)

あたま、おかしくなる…はあっはっ、もう…ッぁあああっ…さっきから、何回もいって…
おねがい、だから、欲しいの、ユビじゃ、なくて

右京さんの…ふ…ぁ…
(そこで言葉が詰まる、さきほどのやりとりを思い出して)

ッ、う…さっきまで触れていた…右京さんの、かたくて、おおきくて、あつくて…
っうーー…

(唇を噛むと、抱き寄せたくて腕を伸ばす)
(震える身体の感覚はそのままだけれど)
(しばらく迷って、息を整えて、じっと視線を合わせる)

はぁっ…おねがい…ずっとほしかったの…
身体の奥から…もとめてる
おかしいよね…ひどいこと、してほしいの、突き立てて、汚して奪って暴いて…
消えてしまいそうになるの…つないでいてほしいの…
わたしに、ここにいていいよって教えてほしいの…

どうやっても、こぼれてしまうのはもう、嫌という程分かったけれど
ごめんね…それでも今すぐ、あなたが欲しくて堪らない…
どうすれば、奥にくれますか…?舐める?握る、奪う…?言葉が、必要?