とても知りたくなりました
師と呼ばれる職人が数日ごとに水やりをし混ぜ返し、寒ければむしろをかけ丁寧に休みなく世話をしてようやく師走の時期にすくもが完成するそうです
冬に咲く花はとても強く凛としてどこか儚げで愛しくなります
色の魅力を一言でいうと「生きている」という言葉で言い表されることはじめて知りました
染めてからの数年は赤味を帯び落ち着くまで5年ほどかかり、10年後には繊維の奥に入り込んで深みのある色が定着し、20年後にはいっそう冴えて鮮やかに美しくなる色
微妙な色の濃淡で剛健にも上品にも表情を変える
心が折れた今の私にはその濃淡も鮮やかさも眩しすぎて辛いです
今日は満月、願いは叶えられたのかそれすらわからず、次の新月に願えば叶えられることを秘めてみようとおもいます