【スレH専用】ラブホテル『香港Night Love』第27夜 [無断転載禁止]©bbspink.com
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前スレ （実質26夜）
【スレH専用】ラブホテル『香港Night Love』第25夜(c)bbspink.com
http://mercury.bbspink.com/test/read.cgi/sureh/1493580470/ こんばんは、理紗
お待たせしました
今夜も会えて嬉しいです
昨夜も眠い中、会いに来てくれてありがとう
嬉しかったよ こんばんは 孝之さん
昨日は本当にごめんなさい
孝之さんを待ってるつもりが、気付いたら居眠りしちゃって
頭もすごく痛くなってしまって…
あんな状態だったら、伝言した時に今日は会えないって書けばよかった＞＜
貴重な時間を無駄にさせてしまってすみません いいよ、気にしないでね
会いたいって思ってくれた理紗の態度が嬉しい
ちょっとの時間でも、一緒に過ごせたことが大事だから
謝る必要も気兼ねする必要もないからね
大丈夫です
こうして、今日は会いに来てくれたわけだし
今夜もよろしくね、理紗 はい
じゃ、昨日の分まで楽しみましょう＾＾
孝之さんからで良いですか？
よろしくお願いしますね ありがとうございます
その言葉が抜けてました＾＾； 律儀だね、理紗
でも、そうやってきちんとお礼を言ってくれるところが、とてもいいんだけどね
人柄が表れているから
はい、よろしくです
次から書き始めますね （男の手が伸び、理紗の胸を触ろうとすると、思わず手が出てしまう）
（そのまま理紗の左胸を左手で掴み、男の手からガードする）
（理紗を他の男に触れさせたくない、という思いからだった）
手を伸ばしてきたのはそちらだろう…こんな満員の社内の中で、何を考えているんだ
（動揺した中年男性が言い返してきたことに、触ってきていたのはお前だろう、と言い返す）
は？な、なにを…
（理紗が言ったことに対して、一瞬動揺する）
（しかし、すぐに中年男性の言っていることを否定し、援護していると気付く）
（周囲の視線が集まるが、次の停車駅まで、状況は変わらなかった）
（中年男性が喚いているだけで、２人が反応しないため、だんだんと関心がなくなる）
（逆に、いつまでも喚いている中年男性に、冷たい視線が集まり、静かにしろ、痴漢野郎と呟く声が聞こえてくる）
プシューッ
（駅に電車が停車し、人の波ができ、ホームへと降りていく）
ああ、君たち、こちらへ来なさい
（車内から駅へ連絡がいっていたらしく、３人は駅員に連れられて行く）
（中年男性が喚いているが、そのまま駅員に手を掴まれ引きずられていく）
（その後を、理紗と一緒についていき、駅員室へと入っていく）
【続きます】 （痴漢をしたのか、と、駅員に中年男性が問い詰められる）
（触っていない、この２人が痴漢プレイをしていたんだ、と喚く）
（駅員に、尋ねられるが、密着して人並みに揺られていたから、そう見えただけだ、と伝える）
（その女が彼氏と言っていたじゃないか、と言われるも、知り合いだから、咄嗟の彼女の判断だ、と反論する）
（こちらも、知り合いの女性に対して不埒な行為をされるのは見ていられなかった、と付け加える）
（いずれにしても、理紗の体には触れていないということで、中年男性には厳重注意、自分と理紗には誤解される行為をしないようにと、くぎを刺された）
（一通りの聴取が終わったところで、ようやく解放された）
（出勤時刻ぎりぎりだったので、会社に連絡を入れ、中嶋に経緯を説明し、２人が遅刻することを伝える）
すまない、自分の行為が痴漢ととらわれてしまって、余計なことに巻き込まれてしまった
会社には一報入れておいたから、大丈夫だろう…中嶋主任が、そこは対応してくれるはずだ
（理紗に頭を下げ、自分が原因で巻き込んでしまったことを謝る）
（また、一声上げてくれたことにも、ありがとう、と感謝する）
（駅のホームへと上がり、ラッシュを少し過ぎた電車に乗り、会社へと向かう）
（今回は、俺のミスだ…こんなことになるとはな、北山君に迷惑をかけてしまった）
（落ち込んだ表情で、溜息をついたあと、しどろもどろになりながら続ける）
そ、その、腰を擦りつけるようになってしまったり、胸を掴んでしまったりしたことも申し訳ない
わ、わざとではないんだ…痴漢から北山君を守ることしか、頭になくて
咄嗟にああいう行動に出てしまった
（俯きながら、申し訳なさそうに理紗に謝る）
（痴漢から守れって言われたのに、これじゃ自分が痴漢じゃないか、と落ち込む）
（前途多難だな、と、ため息をつく）
【今夜もよろしくね 理紗】 でも、そういうのよく抜けちゃうから気をつけないと＾＾：
ちゃんとしてないって、いつも後で後悔します
今夜もお願いしますね
返レスします 大丈夫、そんなことないよ
理紗はきちんとしているから
それに気付けることも、自分を客観的に見ることができていることも、良いと思う
はい、よろしくです
待ってますね 『うっ… お、お前がこの女に痴漢してからだろ！ 姉ちゃん、そうだよな！？』
（理紗の胸に手を伸ばさなければ、この手は掴まれていなかったはずだと孝之さんに言い返され、
中年男は苦し紛れに理紗に言う）
…ち、痴漢なんかされてません！
この人は私の彼氏ですから
満員だったので、他の人にぶつからないようにしてくれていただけです
（周囲の視線が集まって恥ずかしいと思いながらも、守ってくれた孝之さんを庇うように言ってしまう）
（言った後にちょっと後悔もしたけど、孝之さんに疑いの目が向けられないように、周囲の人に聞こえるように言って、
痴漢が往生際悪く喚いているだけだという状況を作り上げる）
『な、なんだと！？ ハメやがったな！ こいつらグルだ！ 冤罪だ！ 誰か助けてくれ！
『だいたい、お前らみたいな不釣合いなカップルがいるか！お前、美人局だろ！？』
（立場が悪くなった男は大声で喚き出しながら、理紗に食って掛かろうとする）
うるさい！いいかげんにしろっ！
『うがっ！』
（飛び掛ってきた男の顎下を殴って昏倒させる）
あんたなんかハメて何の得があるのよ！ バーカ！
（その場で伸びてる男に吐き捨てるように言う）
あ…
（周囲どころか孝之さんまでドン引きしてしまっているのに気付いて、恥ずかしくなって俯く）
『あの〜 すみません 次の駅で降りてもらえますか』
（誰かが通報したのか、車掌がやってきて事象を聞いてくる）
【続けます】 はぁ…
（自分から厄介事を作ってしまったと思い、自己嫌悪しながら深い溜息をつく）
……
（孝之さんが、ポンと肩に手を置いて仕方なかったんだからと慰めてくれるが、
黙ったまま、触るなって感じで孝之さんの手を払い退けてしまう）
（駅に着くと、車掌と駅員に促されて、理紗達当事者３人と周囲にいた数名が駅員室に連れて行かれる）
（痴漢の男は触ってないし、痴漢プレイしていた理紗に殴られたと喚いていた）
……
（呆れてきて蔑むような視線をパーテーションで仕切られている男のいる方に向けてしまう）
（結局、孝之さんの説明と周囲で見ていた人の証言で、全面的にこちらの言い分が通った）
『ところで、その… 本当に恋人同士なんですか？』
（不釣合いだと思われているのか、駅員にもそんな事を聞かれる）
……
（孝之さんが上手く答えてくれたけど、そういう風に思う人にはそう思わせておけば良いのに、
馬鹿正直に事情を丁寧に説明する孝之さんに、そこまで言うことないというような表情をしてしまう）
（結局、警察に突き出すかどうかの話になって、今回は厳重注意だけで良いと申し出る）
はい これからはこんな事しないって約束してくれるなら
『そうですか』
（駅員にもう一度確認されて答える）
『よかったな 警察沙汰にはしないって言ってもらえてるんだから感謝しなさい』
（パーテーションの向こう側で、駅員が男を諭している声が聞こえた）
【続けます】 （ようやく解放されて、駅員室から出る）
（証言してくれた人達にもお礼を言って別れる）
はぁ… 最初からこうだと思いやられるわ
（犯人をおびき出そうとして、大胆な行動を取ったことが仇になったと溜息をついてぼやく）
ちょっと、まさか主任に馬鹿正直に言わないでしょうね？
（会社に連絡すると言う孝之さんに釘を刺す）
電車が遅れたって言えば良いから
私とは同じ電車に乗ってたことにして
（話が大きくなるのを嫌がって、適当に遅刻の理由をつけて連絡するように言う）
っていうか、何であんなにくっつくのよ！
（ちょっと怒った表情で孝之さんを問い質す）
（あの満員状態だと仕方ないとはいえ、孝之さんも少し興奮していたのは気付いているから
言い逃れなんかできないわよという感じで問い詰める）
…はぁ
（少しでも言い返せば良いのに、平謝りを続けるばかりか庇ったことにも感謝する孝之さんに
呆れたように溜息をつく）
（言い返されたらされたで、孝之さんの股間を蹴り上げてやろうかと思ったのに、そんな気も失せてしまう）
もう！ …行くわよ
（問い詰めても仕方がないのが分かっているから、孝之さんを促すようにホームを上がって電車に乗る）
【続けます】 …もう良いって 分かってるから
（電車の中でも、隣同士にシートに座ったまま、自己嫌悪に陥ったように申し訳無さそうに謝り続ける孝之さんに、
もう怒ってないと声を掛ける）
見られてるし…
会社の誰かに見られたらどうするのよ？
（ラッシュの時間帯は過ぎていても、それなりに人は乗っている）
（いい歳した男が若い女に謝っているような姿を興味本位に見ている人もいる）
（それを気付かせるように小声で話す）
うっ// な、何言ってるのよ！バカ！
（理紗を守ることしか頭にないと言われて、ドキッとしてしまい、
動揺を隠すようにしながら小声で罵る）
電車降りたら、また３ｍ空けてよね
（それからムッとした態度を崩さないようにしたまま、電車が会社の最寄り駅に近づいてくると、
命令口調の小声で言う）
（電車が駅に到着すると、先にシートから立って、孝之さんを置いていくようにスタスタと歩き出す）
（危うく見失ってしまうような速さで改札を抜けて会社に向かって歩いていく）
【遅くなりました】 （参ったな、ほんと…俺が関わらなくても、北山君なら１人でストカーをやっつけてしまうんじゃないか？）
（中年男性を殴って気絶させたことや、その後の駅員室での対応など、ここ数十分の様子を見ていると、俺の出る幕はないのでは、とも思う）
（しかし、そうは言っても、昨夜お願いされているのだから、きちんと守らなければと気を取り直す）
（解放されてから、こちらに立つ瀬はない）
（まあ、うまくやっていくしかないな）
あ、ああ…申し訳ない
（理紗が何度も溜息をつくが、それは、明らかに自分に向けられている）
（とりあえず、謝ることくらいしかできないのだが…）
（そんなことを思いながら、中嶋には理紗に言われたとおり、詳細は報告しなかった）
（正直に話すことが、うまくいくわけではないからな、使い分けだな）
（痛くもない腹を探られたり、あらぬ噂を立てられたりするのも困りものだ）
（ことがことだけに、落ちがないよう立ち回らないとな）
（理紗の考えや行動についていくしかできないが…）
分かっている
しかし、君を守りたいというのは本心だからさ…それだけは誤解しないで欲しい
（理紗から、３ｍ空けるように言われ、返事を返す）
（くっつき過ぎても、変な噂が立つしな…それこそ、八方ふさがりになってしまう）
（社内の人間や取引先に見られなければ、その辺りはごまかせるだろう）
いやいや、参ったな…
（電車を降り、改札を出て会社へと向かう理紗の後を慌てて追いかける）
（距離を置きたいんだろうな、と思うものの、理紗の姿が視界から消えないようについていく）
（一緒に行くより、多少時間差があった方がいいか）
（それに、その方が周りの様子をよく見れる）
（会社についていない道中、観察できるチャンスだしな）
（それとなく周囲に目を配りながら、歩いていく）
（通勤時刻が分かるから、待ち伏せしやすいしな）
（マンションから駅までの道中も、いろいろな視線が北山君に集まっていたからなあ）
（そんなことを思い出しながら、会社へ向かう） （家から駅に向かう時と同じように会社に向かう途中でも颯爽と歩く理紗を行き交う男達が見ている）
（怪しいと思えば怪しく見えてしまうし、まだ孝之さんには判断がつかないだろう）
（出社時間が遅れたせいで、あまり会社関係の人間には出会わなかったが、
外に出ていた営業部の男３人が理紗を見てなにやらヒソヒソ話をしていた）
『相変わらずいい女だなぁ』
『今度誘ってみるか？
酔わせてホテルに連れ込んでさぁ』
『あー、でも、彼女、男嫌いらしいぜ
飲み会に誘ったデザイン部の工藤を張り倒したらしいし』
『えぇー！』
（遠目で理紗を見ながら好き勝手なことを言っている）
（傍を孝之さんが通っているのに、同じ会社の人間と思ってないらしい）
（会社に到着してエレベーターホールに向かう最中、昨日の若い警備員・田村が近づいてきた）
『あの〜 北山さん おはようございます』
おはようございます
（理紗の後からやって来た孝之さんを胡散臭そうに見ながら、孝之さんに対してとは大違いな感じで
理紗にはにこやかに挨拶してくる田村）
（対する理紗は普通に挨拶を返すけど、接点が少ない田村は嬉しそうだった）
『昨日の件なんですけど… あの後調べたら、会社中の女子ロッカーが荒らされていたんですよ』
そうなんですか
（田村は調子に乗って、社内の女子ロッカーが荒らされていたことを話し出す）
（理紗は驚きもせず、表情一つ変えないで答える）
『え？ あの… それで昨日一緒にいた保坂さんとも話し合ったんですけど、
この人に…お話しをもう少し伺おうかと思って』
（驚きもしない理紗の反応に戸惑う田村だったが、孝之さんに事情を聞きたいと言い出す）
（というより、ロッカー荒らしの犯人じゃないのかと疑う感じで孝之さんを見ながら言っている）
【続けます】 ……結局、この人は何も見てませんよ
仕事に疲れていた時に、物音がして見に行ったら人影らしいものを見たとかどうとか言ってますけど
だから、誰かいるのか！？って叫んだらしいです
それが昨日のビデオに写っていた真相です
昨日、きちんと問い質しましたから間違いありません
お騒がせして申しわけありませんでした
（一呼吸置いてから、少々乱暴な表現だけど、孝之さんが無実であることを強調するように言う）
『は、はぁ しかし…』
（田村は理紗に圧倒されながらも、孝之さんに事情聴取したそうに言い返そうとするが、
理紗に睨まれて黙ってしまう）
すみません
彼も忙しいので、事情をお聞きになりたければ、正式な手続きを踏まえてください
『えぇっ…』
（さらに、丁寧謝りながらも、孝之さんを締め上げて自白させようと思っている警備員達の
目論見を見抜いて、しばらくは孝之さんに手を出させないように言う）
（曲りなりも課長職に就いている孝之さんの仕事を中断させてまで事情を聞くとなると、
報告なり書類の提出が必要だろうし、サボり癖のあるこの警備員なら面倒がって、
なかなかそこまでするのに時間が掛かって、しばらくは時間を稼げるだろう）
（確かに、自分達の勤務中に事件が起こったのだから、警備員達にしたら失態のようなものだし、
早く犯人を捕まえてしまいたいと焦っている気持ちも分からなくはないけど、真犯人の思惑通りに
事を運ばれるわけにはいかない）
それでは
『あ、あの…』
（孝之さんを引き連れて到着したエレベーターにさっさと乗ってドアを閉めてしまう）
（警備員の田村は何もできずに見送ることしかできなかったようだ）
【続けます】 ふぅ 参ったな
警備室にビデオを確認しに行ったのは迂闊だったかしら
（エレベーターの中で孝之さんと２人だけになると、面倒なことになりそうになっていることにぼやきだす）
【続けます】 とりあえず、これでしばらくは時間は稼げるだろうけど
完全に疑われてるわね
とにかく、誰かに何を聞かれても、今朝言ったみたいに何も見なかったって答えてよ
（腕を組んで、少々動揺が見える孝之さんの顔をじっと見ながら言う）
それにしても、会社中の女子ロッカーを荒らしたのか
目くらましのつもりだとしても随分と派手にやったのね
よほど、課長のことが目障りなのかしら？
（理紗のロッカーだけ狙えば、こんな大事にならなかったのに、あえて目立つような事をして、
警備員に孝之さんが疑われるように仕向けているという憶測を立てて言う）
もしかしたら、私じゃなくて課長が個人的に恨みを買ってるんじゃないの？
最近何かしなかった？
前にいた部署でもいいわ 思い当たることないの？
（明らかに孝之さんに罪を擦り付けようとする意図を感じさせる真犯人の行動に、身に覚えがないのかと尋ねる）
【今日はここまでですかね？】 はい、そうだね
時間も２３時半回ったし、明日は月曜日だしね
今夜もありがとうでした
理紗のレス、いつも感心して読んでいるけど
こちらもレスしやすくて助かります
見方がいろいろあって面白いね 昨日できたらもう少し進めたのに＞＜
こちらこそ、ありがとうございました
そう言ってもらえると嬉しいです
この板には似合わない展開なんだろうけど、
ただエッチするより、前置きがあった方がのめり込めるというか＾＾
孝之さんには、いつも合わせてもらってすみません
本編は犯人探しとかでなかなか進まないかもしれないから、
エッチしたくなったら、夢の中とか想像の話しとかでお相手します
我慢できなくなったら言ってくださいね いいですよ、それは大丈夫
今日も進められたんだし
ありがとう、理紗
いいと思うけど、エッチがすべてではないと思うし
そこに至るまでの過程は大事
エッチも、前戯がしっかりしていると昂るでしょう
だから、全然問題ないよ
はい、了解です
でも、今は大丈夫だな、この前は海辺でしたし
夢とか妄想だと、電車かオフィスかになるだろうし
流れ見て考えますね よかった
そう言ってもらえると楽しめます＾＾
また１週間お仕事頑張ってください
明日の夜伝言します
またお会いできたら嬉しいです
それじゃ、おやすみなさい ﾉｼ
先に落ちます お互いが楽しまないとね
はい、理紗も頑張ってくださいね
ムリはしないように
明日も理紗からの伝言待ってますね
会えるのを楽しみにしています
今夜もありがとうでした
理紗と一緒にいられて嬉しかったです
それではおやすみなさい
【以下空き室です】 着きました
こんばんは 孝之さん
今夜もお会いできて嬉しいです＾＾
よろしくお願いしますね こんばんは、理紗
自分も、今夜も理紗に会えて嬉しいです
こちらこそ、よろしくね
自分からだね
次から書き出します 理紗は、つくづくいろいろな男に注目されているんだ、と実感する）
（会社の営業部の連中の話が漏れ聞こえてくるが、無理やりやっちまおうぜ、とか好き勝手なことを言っている）
（でも、そうさせるもの持っているんだな、北山君は、と後ろから歩く姿を見ながら思う）
おはようございます
（会社に着くなり、昨夜対応した警備員が挨拶をしながら近づいてくる）
（しかし、自分はどうでもよく、お目当ては理紗のようだ）
（というより、昨夜の経緯から犯人にされているんだろうな、とその対応から感じ取る）
そうなのか…
（警備員の言葉を聞きながら、小さい声で呟く）
（北山君のロッカーを狙ったことを隠すために、わざわざそんなことを？）
（しかし、上階まで壁伝いに登ってくるほどのストーカーのことを考えると、普通にやるだろうなという答えに至る）
自分に事情聴取か、まあ、妥当なところだろうな…職務に忠実であることの証でもあるか
（そうは言っても、自分が聴取されるとなると、確実に黒という結果にされるな）
（首を切られて、社内的にも、ストーカー的にも、最良の結果となる）
（そんな簡単に、ことを運ばせたくないが…）
（そこで、理紗が言った内容に、少々驚く）
（フォローしてくれているのか、とりあえず信頼はしてくれているようだが）
（理紗が、警備員に対して、きつめに伝えていることで、多少留飲も下がる）
（同時に、時間稼ぎをしてくれているんだろうと思った）
（ここで向こうの話に乗れば、理紗にとっても都合が悪くなる）
（理紗が話を切って歩き始めると、それに従う）
（警備員に付け込まれないように、背筋を伸ばして、理紗に続いてエレベーターに乗り込む）
【続きます】 そうだな、まあ、そうなることは予想はできたわけだが…疑われている身としては、ビデオで確認せざるを得ないからな
そうでもしないと、北山君も俺を犯人に仕立て上げていただろう
（ぼやく理紗に、仕方がないだろう、と返す）
（どの手を使おうと、俺を追いつめてこれたわけだし、逃げ道はだんだん狭められているな、と付け加える）
営業時代は、それなりにやっていたからなあ…正直なところ、敵はいる
だから、陥れられて追いやられたわけだが
もしかしたら、本社の広報課に課長として戻ってきたのが気に入らないのかもしれん
でもなあ、そんな露骨に嫌って陥れようとしている奴がいるといわれてもなあ
昔からの付き合いと言うと、布施しかいないんだが…皆目見当がつかない
（理紗から問われて、今までを思い起こしながら振り返るが、思い当たる節がない）
（ビデオに映らず、壁を飛び回ったり、半端なく足が早かったり、マンションを壁伝いに登ってきたり…そんなヤツ、思い当たらない）
俺を知ってる、恨みを持ってる、陥れたい…というか、俺が聞きたいくらいだ
（思わず口を突いて出てしまう）
（正面切ってやってこればいいのに、とも思う）
（いずれにしても、相手の目的や本心が分からない限り、結論も出ない）
（エレベータが到着するわずかなの間、思案を重ねてみた）
いや、それこそ北山君に執着しているのだから…北山君も、思い当たる相手はいないのか？
今までも下着がなくなったり写真が送られたりしていたみたいだし、社内でもメールが来たりメモ等が置かれていたりしたんだろう
人目を盗んで、そこまでできるって、よっぽど北山君を観察していないと難しいと思うのだが
（逆に理紗に聞き返してみる）
（思い当たる相手が多過ぎて、絞り切れないと思うが…と、返す）
まあ、ここで詮索しても仕方がないことか…次の手を考えていくか…聞き込み、してみるか
（理紗と一緒に居ることが多い広報のメンバーなら、何か知っているのかも、と）
（でも、そうすると理紗がストーカー被害に巻きこまれていることが公になってしまうが…）
【今夜もよろしくね 理紗】 そうね
あの時、私のパンツ持っていやらしく笑ってる課長と初対面だったら、ぶん殴るか蹴り飛ばしていたでしょうね
（孝之さんに君も疑っていただろうと言われたので、わざと意地悪く言い返す）
ま、日頃の行いが良かったから、あんたの言う事を聞く気になったんだけど
（理紗が孝之さんの言う事を聞く気になったのは、普段の真面目な態度が功を奏したからだと言う）
ふーん それなりにやってたんだ
（今の孝之さんからは想像できないという感じで、孝之さんの顔を見ながらクスッと笑うように言う）
いることはいるのね？
じゃ、心当たりのある人達のこと教えてよ
本当に犯人かどうかは分からないけど、可能性は一つずつ潰していかないと
（こうなったのも陥れられたからだと言う孝之さんに、心当たりのある人物をリストアップするように言う）
もう！なにそれ
もしかしたら、そいつは実行犯で後ろに誰かいるかもしれないじゃない
（しかし、問われると、思い当たる人物に見当がつかないと言われて、
落胆して肩を落としながら、別の可能性を探るように言う）
ま、そうでしょうね
知らないうちに恨まれていることなんて多々あることだし
（理紗と同じような事を言い出す孝之さんに納得するしかなくなる）
さぁ？ そんなこと言い出したら、会社中の男や取引先の人まで疑うことになっちゃうけど
気になりだしたら、やってられないから、いちいち相手にしないようにしてるの
（尋ねてくる孝之さんには、そう答えるしかない）
（男達の視線はよく感じるけど、基本的に意識しないようにしているし、
無駄にモーションをかけてくる男は無視することにしている）
【続けます】 確かにそうなんだけど、今の今までやってきたんだから、そういうことに長けてる人なのかもね
（孝之さんの言う通り、犯人は人目を盗んで理紗を監視している）
（気配は感じても、その姿は見たことが無い）
（スパイとか探偵とかそんな職業のプロなのかと思ってしまうぐらいだ）
（ましてや、孝之さんから聞いた驚異的な身体能力）
（現に、昨日も７階の部屋まで昇ってきて立ち去ったりしている）
（変態のクセに無駄に能力が高いのが、余計に腹が立つ）
そうするしかないみたいね
あ、着いた
じゃ、お先に
（エレベーターが広報課のある階に止まると、孝之さんを置いていくように先に歩いていく）
おはようございます
遅れました
（広報課のオフィスに入りながら挨拶して、自分の席に向かう）
『おはようございます』
（オフィスには、布施、内藤、中嶋主任、美咲、遥がいて挨拶を返す）
『何か事故があったの？』
え？ あぁ… よく分からないけど、電車が止まっちゃって…
（後からオフィスに入ってきた孝之さんには目もくれない感じで、布施以外の人間が理紗の席に集まって話しかけてくる）
（何気なく尋ねてきた美咲にも上手く誤魔化して答える）
【続けます】 『なぁ、昨日、ロッカー荒らしがあったんだって？』
（内藤が心配そうに話しかけてくる）
（昨日の夜、中嶋主任に連絡したことがすでに広まっているようだ）
そうですけど
（自分の席に座った理紗が面倒臭そうに答える）
『大丈夫なのか？ って…《無視かよ》』
（さらに詳しく聞こうとする内藤だけど、すでに美咲と会話を始めている理紗に相手にされなくなって黙るしかなくなる）
『昨日連絡もらったから、立ち入り禁止にはしといたわ』
（美咲にも連絡していたので、一足先に来て他の女の子が気づかずにロッカー室に入らないように、
張り紙を貼ってくれていた）
『会社中の女子ロッカーを荒らしたんですよね？
この会社にも変態がいたんだ 気持ち悪い』
（遥は心底気持ち悪そうな表情をして言う）
（誰にも相手にされない感じで寂しく席に座った孝之さんに布施だけが近寄ってくる）
『なんだか大変なことになったな』
（孝之さんの表情からして、かなり厄介ごとなんだろうと察しながら声を掛ける） だろうな、下着持ったまま立ち尽くす男のいうことなんて、信じないよな
行動で積み重ねていって良かったよ、多少は信用があったみたいで
（理紗から辛辣な言葉を投げ掛けられるも、まあ、あれは誰が見てもそう捉えるよな）
（下手下な言い訳したら、それこそ犯人そのものだ）
（昨夜、理紗に見られた時の自分の姿を思い出す）
まあ、それなりに、だよ…今は見る影もないけどな
競争に敗れれば、こういう姿にもなる
悪いな、落ちた自分に興味をもつやつがいるとも思えないのでね
（犯人に見当がつかない理由を伝えながら、もう一度考えてみる）
そうだろうな、北山君の場合は、範囲が広すぎるからな
君を知らなくたって、君を見掛けた男が寄ってくることもあるんだからな
（理紗の言葉を反芻し、ごもっとも、と呟く）
会社の中で、そんなことできる人間か…決まったわけではないが、社内の女子ロッカーを荒らせるんだ
おそらく、社内の人間の仕業なんだろうな
（理紗を監視しながら行動をとっているんだ、身近なヤツか？）
（理紗の周辺にいる人間の顔を、１人ずつ思い起こしながら考える）
あ、ああ…
（エレベーターが着くと、さっさと降りてオフィスに向かう理紗の後姿を見る）
（さて、俺も行くか、と、ゆっくりとオフィスへと向かう）
【続きます】 おはようございます
（挨拶をするも、理紗の方に人が集まって、自分のとこには来ない）
（注目されなくて、気が楽でいいな、と思い、自分のデスクへと向かう）
（理紗の周りに集まって、話をしているメンバーを眺めている）
ん、ああ…
（話しかけてきた布施に、言葉を返す）
社内でこんなことになっているからな…しかし、女子ロッカーすべてが荒らされているんなら、カメラにも映っているんじゃないのか？
それに、これはもう警察を入れた方がいいだろう…法務部や警備部でどうにかできる問題じゃないと思うが
（詳細は俺も知らないがな、と、自分はさも部外者のように装う）
（自分が残っていたこと、理紗と一緒に警備室に言ってビデオ確認したこと、それらはおくびにも出さない）
布施はどう思うんだよ？これだけのことができるっていうと、やっぱり社内の人間だと思うか？
（それなりの会社だから、警備もしっかりしている…外部からの犯罪は難しいだろう、と言葉をつなげる）
（言い終わった後、じっと布施の顔を見て、返答を待っている） 『とりあえず、今日中に業者が来て新しいロッカーと入れ替えることになりました
それからロッカー室にも、カードキーで施錠することにします』
（社長の愛人だからか、こういう事に関してはやたら対応が早い中嶋主任が、
遅刻魔の香里奈以外の女性陣が揃ったところで、今後のロッカー室の運用を言う）
【続けます】 『それがなぁ よく分からん
法務部から、このことは他言無用だってお達しがあったみたいでな
ロッカー荒しといっても盗難は無いから、警察にも届けは出してないらしい
会社の恥だかららしいけどな
だから、法務部の奴ら、警備部にせっついて怪しい奴を捕まえろって命令してるらしいぜ』
（孝之さんから尋ねられて、布施は知っていることを喋り出す）
（警備員がやたら孝之さんを疑っていた理由がなんとなく垣間見えた）
『そりゃ、社内の人間だろ？
お前さんも知ってるだろうけど、社員証なり入構証がないと、このビルには入れないんだぞ
だから、会社の汚点になる人間をさっさと捕まえようって躍起になってるんだろ』
（返事を待ってる孝之さんに、布施は思ったことを言う）
【続けます】 『開発部のとの打ち合わせ終わりました』
（一仕事終えた感じの二宮と大野がオフィスに入ってくる）
（オフィスに理紗がいるのを見つけると、２人とも課長の孝之さんに挨拶することなく、
理紗の席に駆け寄る）
『北山さん 何か盗られた物とかなかった？
朝から会社中が騒がしかったら何かと思ったら、ロッカー荒らしがあったんだって？』
（二宮は先にいた内藤を押し退けるようにして、優男さ全開で理紗に尋ねる）
『北山さん！ 自分に何かできることがあったら言ってください！』
（さらに、二宮と内藤を押し退けるようにして大野が言う）
『……』
（奥の部屋から顔だけ出して様子を伺う近藤も、みんなの中に入りたそうな感じで見つめている）
『…っ！！』
（孝之さんにその姿を見られているのに気付いた近藤は、慌てて部屋の中に引っ込んでしまった）
『若い奴は盛るねぇ まったく』
（理紗の周りにこぞって集まる若い男達を遠くから見ながら布施がぼやく）
【続けます】 はぁっ
何もされてないし、盗られてないし、手伝ってもらうこともありません！
鬱陶しいから離れて！
（矢継ぎ早に話しかけられて、だんだん苛立ってきた理紗は、周りに集まっている男性陣を一喝する）
『あーあ、朝から集るから理紗ちゃん怒っちゃった』
（理紗に怒られて、意気消沈して自分の席に戻っていく男達を茶化す美咲）
『おっはようございまーす！ ねぇねぇ何かあったのぉ？』
（今日も大幅な遅刻で出社してきた香里奈が能天気に訪ねる）
『…女子ロッカーが荒らされたの！』
（かなり不機嫌そうに遥が答える）
『えーっ！ マジぃ？ 香里奈のロッカーも？』
『…うん』
『そんなぁ 誰がそんな事したのぉ？』
『知らないわよ！』
『遥ちゃん 何怒ってるのぉ？』
（甘えたような口調で遥に抱きつくようにして尋ねる香里奈）
（そんな香里奈を鬱陶しそうにする遥）
『…藤崎さん 今日はロッカーは使えませんから
明日からは入室にカードキーが必要になりますからね』
（相変わらずの香里奈の態度に呆れながらも、ロッカー室のことを説明する中嶋主任） （中嶋の話を聞きながら、妥当な判断だろう、と呟く）
（それにしても対応が早いな、さすが社長と繋がっている中嶋主任、といったところか）
会社の恥、か…確かにこんな不祥事が外部に漏れたら、信用にかかわるからな
そりゃ、法務部も警備部も躍起になって犯人探しをするだろうな
（お前の言うとおりだよ、と、布施に相槌を打つ）
（しかし、これで冤罪となるようなことをすれば、それはそれで問題になるお思うが）
（まあ、そうは言っても、それなりの企業だからな…もみ消しもするか）
ん…
（打ち合わせが終わった二宮と大野が戻ってきて、さらに室内が騒がしくなる）
（ふと目をやると、近藤も顔を出し、覗き込んでいた、すぐに引っ込んでしまったが）
（盛るねえ、という布施の言葉に、若いから仕方がないだろうと返す）
（俺もお前も、若いときには散々遊んでいるからなと、つなげる
（理紗が切れ、三々五々に理紗から離れていく男性陣を見ながら、ここぞとばかりに取り入りたかったんだろうなと、思う）
（追ってくるものには、北山君は目をくれないと思うが）
（一緒に仕事をし始めてから、感じていることだった…引くと踏み込んでくるところがある）
（よく分からんところだよな、とため息をつく）
ありがとうな、布施…また何かわかったら教えてくれ
（布施と話し終えると、今日のスケジュールを確認する）
（そこに、香里奈が表れ、中嶋がロッカーの件について説明を始める）
（さて、これでセキュリティも高まるが…どういった手を打ってくるんだ、今度は？）
（それとも、それを突破してこようとするのか？）
（なかなかの自信家のようだしな、犯人は…）
（女子社員の話を聞きながら、そんなことを思う）
さて、そろそろ仕事に戻ろうか
中嶋主任、詳細が分かったら、また教えてくれ
（中嶋にそうお願いして、取り敢えず課内をいつもの状態へと戻す） 『あぁ 仕事の前に申し訳ないんですけど
改めて現場に居合わせた北山さんと中村課長にお聞きしたいんです
会議室まで良いかしら？』
（香里奈に説明を終えた中嶋主任は、孝之さんに声を掛けられると同時に振り返って理紗と孝之さんを呼ぶ）
『なんだ？ お前さん、知ってたのか？』
（さっきと話が違うぞという感じで布施が不審な目で孝之さんを見ながら言う）
はい
（席から立ち上がり、ちらっと孝之さんの方を見てから中嶋主任の後について行く）
『スカートだな』
『しかもミニ』
『やっぱり脚が綺麗だなぁ』
（中嶋主任の後をついて行く理紗を見た内藤、二宮、大野が小声で囁く）
『おいおい まさか本当に北山ちゃんにお願いしてくれたのか？』
（まさか本当にミニスカートを穿いて来るとは思わなかった布施が孝之さんに尋ねる）
『ほんと、いやらしいわね あんた達』
（オフィスを出て行く理紗に見惚れている男達を美咲が軽蔑したように言う）
（すごい顔した遥が男達を睨みつけている）
【続けます】 『何言ってんだよ？ いつも見せまくってる吉川さんよ
北山より私の方がエロいのにって言いたいのか？』
（軽蔑する美咲を挑発するように言い返す内藤）
『そんなに見せ付けられると、ありがたみが無くなりますよねぇ
てか、峰森怖い』
（内藤に同調しながらも、睨みつけてくる遥を怖がる二宮）
『じ、自分は、そんなつもりじゃ… ただ綺麗だなって』
（大野は赤くなりながら生真面目に答える）
『あんた達 マジで最低
ロッカー荒しも、あんた達じゃないの？
峰森、こいつら殺ちゃって良いから』
（男達を蔑むように見ながら、美咲は遥にカッターナイフを渡そうとする）
『おい！ちょっと待て！冗談だって！よせよ！悪かった！ごめん！』
（目が据わった遥が襲ってきそうな勢いなので、内藤は慌てて謝りだす）
『理紗が帰ってきたら、あんたがいやらしい目で見てたって言いつけてやるから』
『そ、それだけは それだけは勘弁してくれ！ 吉川様ぁ 何でも言うこと聞きますからぁ』
（美咲にしっかり弱みを握られている内藤は、情けなく土下座して許しを請いだす）
（そんな哀れな内藤の姿に二宮と大野も引き気味だった）
【続けます】 『二宮！あんたもよ！』
『いやだなぁ 僕は内藤さんみたいな礼なこと言ってませんよ
北山さんに負けず劣らず、吉川さんも峰森も綺麗だって思ってますから
次の仕事があるので失礼します』
（美咲は二宮も追及するが、二宮は爽やかにかわすように言って逃げるようにオフィスから出て行く）
『ちょっ 二宮さん 待ってくださいよ！ す、すみませんでした！』
（取り残された大野が、美咲に頭を下げて、慌てて二宮の後を追いかける）
『ほんと、しょうがない連中ね』
『本当に最低です』
（土下座している内藤を無視したまま呆れるように言う美咲）
（隣の遥も頷きながら、土下座している内藤を蔑むように見ている）
『あーん！ 二宮さん、香里奈のことだけ綺麗って言ってくれなかったぁ』
（二宮の眼中に無かったことをぼやく香里奈に、そこに拘るのかという冷たい視線を向ける美咲と遥）
『課長さんよ ボーっとしてないで、さっさと会議室に行けよ ２人が待ってるんだろ？』
（乱痴気騒ぎを呆気に取られて見ていた孝之さんを布施が急かす）
（後から、慌てて会議室に入ってきた孝之さん）
（広い会議室には、理紗と中嶋主任が立ったまま話し合っていた）
『課長？ 何かあったんですか？』
（中嶋主任は、すぐに会議室に来なかった孝之さんに不思議そうに尋ねる）
【今日はここまでですかね？】
【楽しい時間をありがとうございました】 ２３時半回ったし、そうだね、今日はここまでだね
こちらこそ、楽しい時間をありがとう、理紗 次回ぐらいからは孝之さんに自由に動いてもらえるかもです
合わせてレスしますので、犯人を見つけるように行動してみてください
１日で犯人を見つけるなんて不可能ですから、日にちを分けてもらった方が良いかもです
ずっと理紗を演じられなくなるのは、なんだか変な感じになっちゃうので＾＾；
１日あったことをお互いに帰り道や家で話し合うみたいにすれば良いかなって思います
しばらく布施さんと飲みに行けないですけどw 了解です
犯人を見つけるように、自由に行動ですか
しばらくの間、理紗が登場しなさそうだね
１人ずつ当たっていくとなると、結構時間掛かるなあ
聴き方も考えてしまうが…
帰り道や家での話し合い、ね
報告やら感想やら、ってとこか
それも面白いね 飽きてきたら、飛ばしてもらってもw
孝之さんが必要な情報は、考えている分に関してはお渡しできると想います
あんまり理紗を演じられないと、私も変になりそうなのでw
男の人は本当に難しいです＾＾；
帰り道とか家の会話の方に重点を置いた方が良いかもですね
とりあえずやってみて、変だったらそうしましょう ねちねちやってもねえ、本筋から逸れてしまいそうだし
情報をある程度もらって、あいとぉ変えて追い詰めていく感じ？
理紗も、別人格を何人も演じなきゃいけないし、しかも男性を
きつくなったら、理紗こそブレイクしてね
そうだね、帰り道や家を重点にした方がムリないかも
付け合わせながら、回想シーンでさ
自分も、その方がラク、かなあ はい
じゃ、そういう感じでやるようにしましょう
結構きついの分かっていたんですね＾＾；
でも、楽しくもあります
じゃ、また明日の夜伝言します
会うのが難しいようでしたら言ってくださいね
今日もありがとうございました
おやすみなさい ﾉｼ
先に落ちます 分かりました、とりあえず進めながら変えていきましょう
そりゃあ、しんどいでしょう、それぞれの枠割を考えながらだから
ストーリーを展開できるのがいいよね
それが楽しめるなら、問題なし！
はい、また明日、理紗からの伝言待ってますね
会えるのを楽しみにしています
こちらこそ、今夜もありがとうでした
理紗に会えて嬉しかったです
それではおやすみなさい
【以下空き室です】 こんばんは。よろしくお願いします。
さっそくですが、不倫カップルのいちゃいちゃエッチみたいな感じでしょうか？
こちらは、暴力暴言とスカグロがNGです。
由奈さんの希望などあったら教えてください。 はい、それでお願いします。いちゃいちゃしましょう！
NGは私も同じです。
彼氏にはめちゃくちゃワガママだけど、孝志さんの前ではちゃんとお利口さんなかんじのキャラでいってみようかなと思います。
ホテルに来てベッドに入っているところからでよろしいですか？ 了解しました。
ちゃんとお利口さんにできたら頭なでなでしてあげますね笑
はいベッドから始めましょう。
書き出しますね。
(ホテルの一室に居る男女。お互いに配偶者や恋人は居るが今は違う相手と裸になってベッドに入っている)
由奈ちゃん、彼氏になんて言って来たの？
(ベッドの中で由奈を抱き寄せながら、いきなりイジワルな事を聞いて) ん〜？
孝志さんとめちゃくちゃえっちなセックスしてくる〜って言った！
えへへ〜うそだけどね！笑
(ニヤニヤしながら孝志さんに抱きついて。 )
友だちと飲みに行ってそのまま泊まるとおもう〜って言ってきたよ。
孝志さんは？大丈夫？
(ふざけたまま抱きついているが、心配そうに見上げる。) ん？そんなウソ言って来たのか悪い子だな。
抱きついてきた由奈の頭を軽く撫でて)
妻には出張って言ってきたよ。
よく行ってるから気づかれないはずだ。
(言い終わると由奈と目を合わせて、ゆっくりと唇を重ねる)
(ぎゅうっと抱き寄せながら数回軽く唇を重ねてから舌を絡ませ始めて)
今日はお互いウソ付き同士だね。
(笑いながらまたキス)
(そのまま抱き寄せた手を動かして、由奈のお尻を触りはじめる) そうなんだ、良かった。
じゃあいっぱい甘えていい？
(またぎゅっと強く抱きしめて、唇をついばむようにキスして)
だって孝志さんとえっちしないとストレス発散できないんだもん。
本当だよ？もう孝志さんじゃないと無理。
(首に腕を回して胸を押しつけるようにする )
(股間の方へひざをゆっくり押し入れて、感触を確かめるように動かす)
あ、もう硬い？笑 もう無理？
そう言いながら彼氏ともしっかりセックスしてるんだろ？
(答えながら、押し付けられたおっぱいの感触にしっかり興奮あいて)
由奈がエッチだからもう硬くなってるよ。
(先っぽを由奈のひざに擦りつけて)
硬いモノが欲しくて仕方ないんだよね？
(由奈に言いながら、その胸に手を伸ばす)
(乱暴に揉んだりせず、手のひらで包むと優しく揉みしだく) (すいません、いいところですが眠気が来たのでここで落ちます) えー？全然だよ。そんなにしてない。
(濁すような答え方をして、ひざを少し強く押し当てて
孝志さんのがいいんだもん、ダメ？
あっ…、ぁんっ…
(胸を揉まれて、つい声が上擦ってしまい)
はやく挿れて、
なんかね、彼氏とする時は愛撫がすごーい長いからはやく終われーって思っちゃうんだけどね…、孝志さんのはもっともっと、ってなっちゃう… 着きました
孝之さん、こんばんは
今夜もお会いできて嬉しいです＾＾
よろしくお願いしますね こんばんは、理紗
こちらこそ、今夜も理紗に会えて嬉しいです！
よろしくね
自分からだね
次から書き始めます ん？ああ、ちょっとな…
（布施に言われ、少し気まずそうに言葉を返す…察してくれ、と言わんばかりの表情で）
お願いはしていないが…彼女の意思だろう
（お願いして、してくれるような性格をしているか、彼女は？と、布施の問いに応える）
（彼女にお願いして、それをしてくれる人って、どんな感じなのかね、と逆に聞き返す）
（理紗のミニスカートから、口論？痴話げんかが始まり、それを眺める）
（どういう人間関係なんだ、と思うが、これだけお互いにいろいろ言い合えるんだから、それなりに築けているんだろう）
（それもこれも、その中心にいるのは北山君なんだろうが）
（彼女がいるからこそ、広報課もまとまっているんだろうな）
（そんなことを漠然と考える）
お？ああ、そうだった…
（ありがとう、と、布施にお礼を言い、会議室へと急いで向かう）
（ガチャッとドアを開け、会議室の中へと入る）
ん、ああ、申し訳ない…オフィスでメンバーの様子に見とれてしまった
（遅れたことを中嶋に詫びながら、理由を伝える）
で、昨夜の件についてだね…
（一応、話した通りではあるが、中嶋に答えられることは応えるよ）
（でも、伝えたこと以外に、話せることは多くないかもしれない）
（こちらも、よく分かっていないから、と言葉をつなげる）
（警備部や法務部の動きもあるだろうからな…下手すれば、外に漏れて、大事になるだろうな）
（中嶋主任としては、そうはしたくないだろう…社長の懐刀として動いているならば、な）
（とりあえず、彼女は敵にはなるまい…自分のところから懲罰者が出たとしたら、社長の引責問題に発展しかねない）
（そうなると、嬉しがる連中も出るだろう）
（ここは、中嶋主任に従って動くか…そんなことを考えていた）
【今夜もよろしくね 理紗】 『ん？』
（孝之さんの表情を見た布施は、怪訝な顔をしつつも、何か事情があると察して、それ以上はいわなかった）
『まったく女心は分からないなぁ』
（理紗が自分の意思でスカートを着ているんじゃないかと聞いた布施は、理解できないという感じで言う）
『さぁ？彼氏とか…
北山ちゃんの彼氏がどんな奴かは一度拝見したいがね
間違いなく尻にひかれているだろうけどな』
（孝之さんに尋ねられて、布施は思い当たる人物は恋人ぐらいじゃないのかと言う）
（会議室に入ってきた孝之さんを理紗と中嶋主任が注目する）
『まぁ また何かあったんですか？
課長も、見てるだけじゃなくて、あの子達にビシッと注意してください』
（孝之さんの返事に、課の中で揉め事でもあったのを察した中嶋主任が呆れるように言う）
『ともかく、昨日は大変だったわね
大体のことは、北山さんのメールで報告してもらったのだけど
北山さんは忘れ物を取りに戻った時に
中村課長は残業中に物音を聞いてロッカー室を見に行って異変に気付いたのね？
中村課長は人影を見たような気がしたとか言ってるようだけど、はっきりとは見てないのね？』
（中嶋主任は確認するように２人に問い質す）
【続けます】 はい そうです
私が会社に戻った時にはロッカー室が荒されていました
そこに中村課長も来て、誰かがいたように見えたと仰ったので、
警備室のモニターで確認したのですが…
（できるだけ、孝之さんに疑いがかからないように説明する）
『そうなの わかったわ
警備の担当者が、中村課長が怪しいなんて言い出すものだから驚いてしまって』
すみません
私も突然のことだったので上手く説明できなくて、警備の方を混乱させてしまったようです
『そりゃあんな事があったんだから仕方ないわね
私の方から警備部には上手く言っておくわ』
ありがとうございます
（上手く誤魔化して中嶋主任を味方に付けて、孝之さんの疑いを晴らさせるように持っていく）
【続けます】 （会議室から出た後、中嶋主任が離れた瞬間、孝之さんの腕を掴んで近くの給湯室に連れ込む）
とりあえず、これで時間は稼げたわね
私はいつも通り仕事をするから、課長は犯人捜し頑張って
（腕を組んで偉そうに孝之さんに命令するように言う）
ちゃんと捜さないと、あんたが犯人にされるってことぐらい分かってるわよね？
自暴自棄にならないで、ちゃんとやりなさいよ！
（理紗の態度にか、己の不運さにか、少し不満そうな表情をしてしまう孝之さんに言い聞かせるように言う）
（いくら、中嶋主任が警備部の行動を抑えてくれたとしても、このまま犯人が捕まらなければ、
あの警備員の態度からして、また孝之さんに疑いが向かうことになるのは明らかだった）
（仮に昨夜、理紗と警備室に行かなかったとしても、こんな事件があった後だと監視カメラはチェックされて、
孝之さんの奇行に思える行動が誰かの目に留まってしまうだろう）
（今の内に誤魔化すようなこと言って辻褄を合わせられたのは、ある意味正解だったのかもしれない）
それじゃ、何かあったらメールで連絡して
（それだけ言うと、孝之さんを置いて給湯室から出てさっさと行ってしまう）
【また、長々と書いてしまいました＾＾；】
【こちらこそよろしくお願いしますね】
【ここからは孝之さんがどう動いても自由ですよ】 （理紗と２人で、中嶋に経緯を話す）
（あのビデオを見れば、自分が怪しいっていうのは仕方がない）
（中嶋から出る言葉を聞きながら、そう思う）
（とりあえず、理紗がうまく中嶋に説明してくれたおかげで、なんとか疑いは別の方向へと向いた）
（しかし、犯人が挙がらなければ、再び自分に疑いの目が向くのは予想できた）
（中嶋と離れた後、理紗に給湯室へ連れ込まれ、今後の動きを伝えられる）
（想像通り、自分に疑いの目が向くだろう、とのことだった）
（理紗にはっぱをかけられ、自暴自棄にならず、犯人まで辿り着かねばならない…なかなかな難題だな、と思う）
（必要なことを言い終えると、理紗はさっさと給湯室を出て行ってしまった）
さて、１人になってしまったな…どうするか
（思案し、人間関係が出来上がっていないところで話しようにもなあ）
（誰から離せばいいだろう、と、社内で関わってきた人間関係を思い浮かべる）
まあ、彼ならいいかな…おそらく、一番話易い
（そういうと、デザイン部へ向かう）
工藤さん、いるかな…ちょっと話を伺いたいんだが
（入口で、社員証を見せながら、工藤を呼んでもらえるようお願いする）
（話し方としては、売り込みをかける際のポイントから切り込もうか）
（一般的なデザインの話から、広報課の話へと持っていけば、聞き込みやすいだろう）
（工藤と話す際の算段を、巡らせている）
『何か用かい』
（工藤が顔を出す…相変わらずチャラい男だな、と思うものの、営業スマイルを浮かべ挨拶をする）
売り込みをかける際、ライバルを出し抜くためのポイントを知りたくて
プレゼンは、そういう部分がとても大切だから、それを教えて欲しくて
（頭を下げ、ここに来た理由を告げる）
（忙しいところ、お願いできないだろうか、と頭を下げる）
【こんな感じでいいのかな 難しい…】 ありがとうございます
とってもいい感じですよ＾＾
続けますね （デザイン部は、前に理紗と一緒に行った開発部とは違って明るいオフィスだった）
『はい わかりました』
（近くにいた女の子が、孝之さんに対応して、工藤を呼びに行く）
『つーことだから、よろしく』
（意外と仕事はしているようで、若い連中に指示している工藤）
『ん？あぁ』
（女の子に呼ばれて、孝之さんの方を見ると、やれやれというような感じで近づいてくる）
『ウッス 課長さん 何か用？』
（相変わらず、孝之さんを舐めているような感じで言う）
『あ？そういうのは、あいつに聞いた方が良いんじゃない？
それとも何？もう愛想尽かされて見捨てられた？』
（プレゼンはお前達の考えることだし、理紗に聞けば良いじゃないかとか、
あまりに無能すぎて理紗に見捨てられたんだろうとか言いたい放題で、
頭を下げている孝之さんをおちょくる） 理想の三文官能小説を作りたいなら一人でチラシの裏にでも書いとけよネカマおっさん 理想の三文官能小説を作りたいなら一人でチラシの裏にでも書いとけよネカマおっさん （いい雰囲気じゃないか、ここは…開発部と違って、垢ぬけていて）
（対応してくれた女の子も、きちんとしている）
（こういう環境を作ることも大切だな）
まあ、そんなところで構わない
自分も、広報課に来てだんだんと業務内容が見えてきたものでね
もと営業としても、売り込みをかける際の切り札は持っておきたいから
その点、工藤さんならデザインと担当しているし、相手に訴求できる魅力を知り尽くしているだろうから
（そう煽てながら、なんとか話を聞ける雰囲気に持っていこうとする）
（頭を下げてうまくいくのなら、どうってことない）
（営業時代に培ったスキルを、存分に生かしていくときだろうと、思う）
無能を有能に変えるためにも、お願いできないかな
そうすぐに結果が出るわけではないし
それに、自分がデザインしたものが、この世の中に出ていくこと、気分もいいでしょう
俺がデザインしたものなんだぜ、と浸ることができる
（誉めることで、デザイナーの心をくすぐり、その気にさせようとする）
それに、自分と関係が出来れば、広報課にも顔を出せますよ
（デザインコンセプトを語ることが出来る、と、笑みを浮かべ話す）
（北山君は嫌がるだろうなあ、と思う） 『ちぇっ なんだよ 生真面目な奴だなぁ』
（挑発に乗ってこない孝之さんを面白く無さそうに言う）
（孝之さんの返事を聞いて、本気で仕事のことを聞きに着ているのだと思う）
『いいこと言うね あんた』
（褒められて良い気になっていく）
『なるほどな そういう手もあったな』
（孝之さんお話を聞いて、広報課に行く理由にもなると思う）
『わーったよ こっちで話そうぜ』
（機嫌よく孝之さんを自室に招き入れる）
『で、どれのことを聞きたいんだ？
最近出たのは、この女向けのノートＰＣと老人用タブレットだっけ
それとも他のやつ？』
（孝之さんに椅子に座るように促し、工藤も向かい合わせに座って尋ねる） （とりあえず、こっちを向いてくれてホッと一息つく）
（これで一つ関門は抜けたな、と内心思う）
それはそうだろう、この社の製品は人気がある
もっとアピールしない手はないだろう、そうすればさらに認知度も高まる
（工藤のテンションが上がっていくことを、その表情から感じ取る）
だろう
（ひとつひとつ、相手が関心を高める理由を並べ立て、懐に潜り込んで行く）
ありがとう
（そう言って、工藤の部屋へと入っていく）
そうだね、女性の関心が高まれば、ＳＮＳで拡散してくれるからな
女性向けのノートＰＣのことから聞かせてもらえると助かります
（多くのＳＮＳのアカウントを持つ女性がほとんどであり、そこで拡散できれば世間の関心も高まる）
（製品を売り込むときの、大きなＰＲポイントにもなる、と続ける）
（工藤の体面の椅子に腰を下ろし、自分の考えを伝える）
（それに、工藤の女性に対する考え方も聞けるしな）
（そこから、工藤がストーカーであるかどうかの判断基準にもなるだろう）
（表面的な部分と、その裏に隠された真意を悟られないようにする必要があるな）
（細心の注意を払っていこう…硬くなり過ぎず）
工藤さんから見て、どこが一番の訴求ポイントです？
女性にとって、どこが重要だと考えます？
（工藤を煽てながら、必要なことを聞き出していこうとする） 『あぁ こいつかぁ
これのデザインは、うちの女の子３人でやったんだよな』
（孝之さんが指した女性用のノートＰＣのパンフレットを見ながら言う）
（この前、理紗が雑誌記者に説明した通り、全てを女性が担当していることを話しだす）
『へぇ 色々考えてるんだね さすが課長さんだけのことはある』
（考えを伝えてくる孝之さんに感心する）
（孝之さんの裏の真意には全く気付いていない様子だった）
『え？ そうだなぁ やっぱり使いやすさかな
女は機械音痴も多いからさ
あと、柔らかいプニっとしたキーボードの感触とかさ 女受けするんじゃね？』
（孝之さんの質問に工藤なりの答えを言う）
『重要なところねぇ 手軽さかな
あんまり重たいと持ち運びできないだろ
軽い方が良いんじゃね？』
（孝之さんに聞かれたことを深読みせずに答えていく） そのデザインコンセプト、いいね
使わない人がデザインするのではなく、使う人がってところがポイントだね
いくら機能性や性能をアピールしても、使用者の立場にならないと使ってもらえない
（その辺り、きちんと考えている工藤に対して、へえ、と感心する）
まあ、その立場になれば、考えざるを得ない
その場に安穏としているのではなく、自分も高めないとね
（それこそ、あなたのように既存の考えに沿ったものではなく、新たな切り口が必要だろうと、返す）
使いやすさね、分かりやすいポイントだ
感触ね、それも五感を刺激するから重要だな
（猫の肉球が好きな女性は食いついてくるんだろう、と応える）
軽さもね、トートバック等に入れて持ち歩くことが当たり前だからな
重要なポイントだ
（工藤の切り口に、さすがだな、と呟く）
このＰＣ、広報課でもアピールしていたけど、どんなふうに伝えたんだい？
雑誌の取材では、北山君が製品ＰＲをしていたが…工藤さんからポイントを？
（理紗との関係や思いを知ろうと、敢えて名前をだして切り込んでいく） 『いやいや それがさぁ
俺が説明してやるって言ったのに、あいつ「結構です！」って相変わらず連れない感じでさぁ
いつの間にか、うちの女の子からも話を聞いちゃってて、俺の出番全く無かったんだよなぁ』
（孝之さんに尋ねられて、理紗に全く相手にされてないことを愚痴りだす）
『あいつって、広報課でも、男に対してあんな愛想悪いの？』
（逆に孝之さんに理紗の事を聞きだそうとする）
『でも、課長さん あいつと昼飯食ってたよなぁ？
上司受けは良くしてるのか？
でもないよなぁ
戸田部長も盛大にやられてたし』
（理紗が孝之さんと一緒に昼食を取っていたのが相当珍しかったようで、羨ましそうに言う）
（理紗も上司には良い顔してるんじゃないのかと言いながらも、今まで女子社員を食い物にしてきたらしい
戸田部長にセクハラされた時は、腕を捻り上げて大恥をかかせたことを語る）
【今日はここまでにしましょうか ありがとうございました＾＾】 ありがとうです
理紗が理紗を演じられなくて、ストレス溜まると思うけど
こんな感じの展開でいい？
こうしたいっていうのがあったら、変えてもらっていいからね 自分で想像していた以上にストレス感じますね
特に男性だと… ＾＾；
一言二言ぐらいなら何ともないのに
孝之さんと会話となると、なんか気持ち悪いというかw
そんな感じのレスで良いですよ
いきなり犯人はお前だって言い出したらどうしようとか余計な心配しちゃったw
それに、ちゃんと真意を隠して聞き出すとか思慮深いところも見せてくれて良かったです
えーっと、そうですね
どうしたら良いのかな
会社のどこかとか帰り道とか家で、理紗との会話の中で回想シーンを挟む方式に変えましょうか？ 男性を演じなければいけない、話し方とか態度とか、きついよね
これを続けなければいけないのは、しんどいと思う
え〜と、そういう配慮はしますが、落としどころが難しく…
どこで会話を切り上げようか、迷います
理紗が呼び出しが、とかで切ってくれると、助かるかな
それでも良いけど
理紗のやりやすい方で構いません
じゃないと、あと何人も、何レスも、これを続けることになるから そうですよね
事後報告にしたほうが良さそうですね
全員分なんてやってたら、何やってるのかわかんなくなりますから＾＾；
必要な情報を出していけば良いかな
分かりました
次回のレスも理紗からします
今回はこんな感じで色んな人を調べてましたよってことで…＾＾；
それで良いですか？ その必要な情報のやり取りを、理紗とした方がやりやすい
そこに回想シーンを挟んだ方がいいと思う
ありがとう
その方が、こちらもレスしやすいです
理紗の中の人物像、どこまでイメージしているか分からないから わかりました
では、次回は奏しますね
ちょっと遅くなってしまってごめんなさい
今日はこれで
明日の夜伝言しますね
おやすみなさい ﾉｼ
先に落ちます はい、了解です
いえいえ、こちらこそ遅くなってしまってごめんなさい
でも、その分、理紗と一緒に居られたからね
嬉しかったです
今夜もありがとうでした
明日の伝言、待ってますね
それではおやすみなさい
【以下空き室です】 着きました
孝之さん、こんばんは＾＾
今日もお会いできて嬉しいです
よろしくお願いしますね
じゃ、昨日の続きを書きます こんばんは、理紗
今日も会えて嬉しいです
今夜もよろしくね、理紗
はい、お願いします （工藤と会った後も、孝之さんは、時間が許す限り、気になった人物への接触を繰り返した）
（いくら理紗に暇だとか言われても、課長としての職務もあるから、中嶋主任に怪しまれない程度には
オフィスに戻って事務処理や部下のスケジュール管理なども行って、今まで以上に疲れることになる）
（ともかく、今日は広報課では特に目立ったトラブルは無い１日だった）
（疲れている様子の孝之さんを気にした布施が、久しぶりに飲みに行かないかと誘うが、
このストーカー事件を解決するまでは、理紗のボディガードを離れるわけには行かないと思って、
やむなく断るしかなかった）
（定時を過ぎると、香里奈を先頭にメンバーが帰宅し始める）
おつかれさまでした
（仕事を済ませた理紗も席から立ち上がると、挨拶して孝之さんをチラッと見てからオフィスを出て行く）
（孝之さんも、残っている連中に気付かれないように帰り支度をして、理紗が出て行ってから少し間を空けて退社する）
『あら、もうお帰りなんですか？
一応説明したんだけど、警備部がなかなか納得してくれなくて
もしかしたら何か言ってくるかもしれませんけど…
何かあったら連絡してください』
（廊下を出た孝之さんを中嶋主任が引きとめるように話しかける）
（気を使ってもらってありがたい話なんだけど、
理紗とはぐれてしまうんじゃないかと孝之さんの内心はヒヤヒヤしていた）
【続けます】 （中嶋主任に丁寧にお礼を言って会社を出たものの、孝之さんは完全に理紗を見失ってしまった）
（ひょっとしたら理紗が襲われてしまったとか、犯人は複数で車に連れ込まれて拉致されてしまったとか、
孝之さんは最悪の事態を思い描いてしまう）
（どうすればいいのか途方に暮れていると、理紗から駅で待っているから早く駅に来るようにというメールが届く）
飲みに行けなくて残念だったわね
行きたかったらメールしてくれたら良かったのに
（ホームでスマホを弄りながら孝之さんを待っていた理紗は、息を切らしてホームに駆け上がってきた孝之さんを見て、
心配していた孝之さんが馬鹿馬鹿しいと思うぐらい涼しい顔をして言う）
（オフィスで布施に飲みに誘われたのを断っていたのを見ていたので、
ちょっと悪かったかなと思って言ったつもりだったけど）
【こんな感じで始めてみました 今夜もよろしくお願いしますね】 （工藤と話してみると、意外と接しやすかった）
（人は見かけによらない、とはこのことだな、と改めて思う）
（だからこそ、ストーカー像を決めつけないことだ、と気を引き締める）
（先入観にとらわれて、大杼なことを見逃すわけにはいかない）
ふう、疲れた…
（工藤と接触した後は、広報課のオフィスへ戻り、仕事の進捗状況を確認したり、メンバーの動向を確認したりする）
（一仕事終えると、また、社内を歩き回り、開発部や食堂など、理紗と関係ある人物のところへ行き、話をする）
（あちこち歩きまわったことで、収穫もあったが、だいぶ疲れもあった）
お疲れ様
（定時を過ぎ、次々と退勤するメンバーに声を掛け、一日の労をねぎらう）
（当たり前ではあるが、こういうコミュニケーションも関係を築いていく上で大事である）
（メンバーから、有責な譲歩燃えられるかもしれない）
（それに、足元が揺れていては、できることもできなくなる）
（そんなことを思う）
（理紗もオフィスを出たため、それに合わせて帰宅の準備をする）
（布施が、久々に夜呑みに行くか、と誘ってくるも、今日は帰るよ、と、断る）
（また今度な、ありがとうと、返す）
（本音は、理紗の傍に居なければ、というところだが）
さて、そろそろ自分も帰るよ、お疲れ様…
（そう言って、オフィスを出ようとするも、中嶋に呼び止められる）
（警備部が、納得していない、と言われ、厄介だなと思うとともに、何とかしようとしてくれている中嶋に感謝する）
（ありがとう、と言い、姿の見なくなった理紗をそれとなく速足で追いかける）
【続きます】 いや、見失ってしまった…一人でいるところを襲われたら…
（少し気が気でなくなる）
（ボディガードをお願いされている以上、危険な目に遭わせたくない）
（そうこうしているうちに、理紗からメールが入る）
（駅にいるという内容だったので、ほっとする）
ん、ああ…布施とはいつでも行けるからな
昨日の今日だし、北山君の方が大事だからな
（息せき切ってホームを上がってきたものの、涼しい顔をして、布施と飲みに行けばよかったのに、と言われ、少しムッとしながら返す）
（内心、お願いしてきたのはそっちだろう、と思うものの、ぐっとその言葉を飲み込む）
まあ、とにかく無事でよかったよ、目を離したすきに何かあったら、堪らないからな
（理紗の姿を見て安心するとともに、理紗を危険な目に遭わせたくないという自分の思いを伝える）
さて、今日の顛末を話し合うかい？
（電車内でも構わなないが、込み入った話は万署に帰ってからだな、付け加える）
【こんな感じにしてみました これでいいかな？】
【今夜もよろしくね 理紗】 あっ！ そういえば、課長の歓迎会まだだったな
今月の月末辺りで良いかなぁ
予定は聞かなくても、どうせ開いてるんでしょ？
（狙われているというのに能天気なことを言い出す）
なによ？ 大袈裟ね
あんな大通りで襲ってくるような人じゃないと思うけど
一人でいる時は人気の無い道は避けるようにしてるし
（心配していた様子の孝之さんにクスッと笑いながら答える）
（電車がホームに到着して乗り込む）
（傍から見れば、たまたま帰りに一緒の電車に乗ったように装う）
（孝之さんと一緒にシートに座って）
そうね
誰が見てるか分からないから、詳しい話は家の方が良いかな
（ざっと見たところ車内には会社関係の人は乗っていないように見えるが、
一応警戒はしておいた方が良いだろうと思って、孝之さんの言うことに従う）
（なので、電車の中では世間話程度のことしか話さないようにした）
そっか、駅を降りた後が厄介か…
（自宅の最寄り駅から歩く夜道は寂しい箇所もある）
でも、課長と一緒にいるのもなぁ
（孝之さんと一緒に歩いているのを誰かに見られるのもどうかと思う）
（犯人に見られるのもと思ったが、深い関係だと勘違いしているから一緒に歩いた方が良いとも思う）
【続けます】 あ、そうそう
課長、転居届けって提出してる？
（ふと、思い出したように孝之さんに尋ねる）
もし、まだ提出して無いなら、総務にせっつかれるまで提出しないで欲しいんだけど
犯人は、課長が私の隣に住んでるって、まだ知らないみたいだし
（どこから情報が漏れているのか分からないけど、理紗の自宅を知っている犯人から
身を隠せる孝之さんの部屋は都合が良かった）
（それに、孝之さんの住所を知らないことが犯人の手がかりになりそうな気もする）
うーん そうだなぁ
帰り道は、半径５m離れて
変に近いと課長がいるのがバレちゃうだろうし
万が一のことがあっても、これぐらいなら走って来れるでしょ？
（相変わらず無茶な要求を孝之さんに押し付けるように言う）
【全然ＯＫですよ＾＾】 歓迎会？今更開く必要があるとも思えないが…
（初日からあんなことがあったし、誰も気にしていないだろう）
（音頭取りたいと、誰も思わないんじゃないか）
（北山君が一声かければ別なんだろうがね…その場合、歓迎会ではなくて、北山君と呑む会になるだろう、と返す）
まあ、用心に越したことはないだろう…逆上したヤツは、何するか分からないしな
人前で乱暴されることだってあり得る
（そうなれば、周りは高みの見物だろうし、警察が来るまではさらし者になるだろう）
（北山君を追い込んで、俺としか生きられないぞって、迫るんじゃないのか）
（考え始めればきりがないが、まさか、ということが起こっているからね、と続ける）
誰が見ているか分からないからな
社内の人間らしい、であって、もしかしたら外部の人間かもしれないし
協力者もいるとするなら、複数犯の可能性もあるし
（警戒する理紗に、そうした方がいいい、と同調する）
（ありきたりや差しさわりのない内容を話す）
くらい人気のない夜道があるからな…犯人にとっては、絶好の場所だろう
（まあ、どうするかは北山君次第だが）
（俺は、君の考えに従うよ…ずっと前から被害に遭っているんだし、何かしらの傾向もつかめるだろう、と続けて話す）
あ？ああ、まだ出していないなあ、そう言えば
初出勤の日に出そうと思っていたが、あんなごたごたがあったから、すっかり忘れていた
（確か、オフィスの机の引き出しにしまってあったな、と呟く）
それは構わないよ…
（そうは言っても、手当関係の計算があるから、締め日より前に聴かれるとは思う）
半径５ｍ寝、了解…車で拉致られない限り、なんとかなるだろう
交差点や、道路際、車が横付けされないように注意してくれ
（じゃないと、助けられるものも助けられなくなる…いろんな想定をして、対応できるようにしておきたい、と思う）
【ありがとう、理紗】 え〜
何、いじけてるのよ
人の好意は素直に受け取りなさいよ
私も悪いと思ってるんだから
（乗り気じゃない孝之さんに、ちゃんと歓迎会はすると言う）
【続けます】 ははっ
課長が犯人だったら、そういう風にしたいんだ
この変態！
（孝之さんの言うことにゾッとしつつも、孝之さんにそういう事をされているのを想像してドキドキしてしまう）
（それを隠すように、わざと孝之さんをからかうように罵る）
（この車内の近くでよく聞かない限りは、傍から見れば何気ない会話をしているようにしか見えないだろう）
もう 心配性ね
でも、課長に頼んで正解だったかも
（細かいところまで注意してくれる孝之さんに呆れるよう言う）
（そう言いながらも、かなり信頼しているというような表情を見せる）
んじゃ よろしく
（駅に着くと、孝之さんを置いていくように立ち上がって出て行く）
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