あー…いやいや、高野先生。
なにか誤解していらっしゃるようだ。
いいじゃありませんか、教師だって一人の人間。
何を隠そう、うちの嫁も元生徒でしてね。
(恐縮している玲香の方に手を置き、ニカっと破顔してみせる)

まあ、こんなとこじゃなんです。
今日はこの後お暇ですかな?
一杯引っ掛けながら、そこらへん語り合いませんかね。

【弱みを握るといってもあんまり脅迫する感じじゃなくて、油断させてお持ち帰りしちゃうつもりです】