(腹も満たし、珈琲を飲みながら満足げに一息ついていると)
えっ?お裾分け…。
(思わぬ不意討ちに、つい苦笑いで)
そっ、そうなんだ。
もちろん…いただきます…。
(ちょっと冷や汗を流しながら、再びスプーンを取り、ばくばくと威勢よく食べ始め)
なるほど、卵いっぱいがいいんだ。
だったら、今度からはななに卵全部上げて、俺はライスだけにしようか。
(最後の一口を頬張ると)
朝から一人前半は少し多いから…。
(ボソッと呟き)
そうだ。この前のシチュの後日談みたいのやってみる?
あれから数日後の夜勤が重なった日に再び呼び出されるシチュで。