>>209
(受話器を手にダイヤルを押そうとすると、慌てた教師が詰めよってきて)
いや、貴女の気持ちも分かります。
しかし、私どもとしても万引きは放置するわけにはいかないので。

(その姿に少し同情するが、ここは毅然として通報しようとすると、AVを見せられ)
確かにそうなのかもしれません。
私にだって、あの子と同じ時代があつたわけですから。

(AVを見たくて仕方なかった高校時代を思いだし、一旦受話器を置くと)
責任?

(それまで全く考えていなかったことにきょとんとして)
なっ、なにをされるんですか!?

(手を取られ、胸に押し当てられると、その豊かな膨らみに顔を赤くして慌てて手を引っ込め)
それくらいは…ありますよ。
私も高校時代は好きな女の先生がいましたから…。

(急展開した状況に頭の中はこんがらがりながら)
えっ!?何を言ってるんですか。
私は別にそういう意味で警察を呼ぼうというわけではなくて…。

(いつの間にか、こちらが言い訳じみたことを言っていて)
好きに…?

(その言葉と髪をかけあげる色っぽい仕草に一瞬だけ心が惹かれるが、それてはいけないと思い直し)
いえ、やはり警察に来てもらいます

(その誘惑から逃れるように背を向けると、再び受話器を取り上げる)