先輩に会うの久しぶりだなぁ…せっかくだし、制服のまま会いに行っちゃおうかな。この制服着てられるのも今日で最後だし…
(数年ぶりに来た先輩からの連絡に最初はどうして今頃になってと思ったものの、まだ胸の奥には淡い想いが燻っていて…)
(その想いに身を任せるようにして、これから行くと返信して卒業式を終えたその足で電車に乗り指定されたアパートへと向かう)

せんぱーいっ、来たよー!…っと。
(照れ隠しのようにテンション高めのメッセージを送ると、既読がついたのを確認してから呼び鈴を押す)