そっか…もうそんなに前なんですね。忘れちゃってるんだ…
(先輩の背中に消え入りそうな声でぼそっと寂しそうに呟いて)
いいですよ、このくらい。先輩にはいろいろお世話になったし、お礼参り的な?あれ…なんか意味違うかな?
(小さな呟きをかき消すようにわざと明るい声で言うと先輩の背中をぽんぽんと軽く叩く)

こんにちはー、はじめまして。いつも拓実くんがお世話になってます。
(部屋に入るなり早速盛り上がって矢継ぎ早に話しかけてくる先輩の友人たちを上手く交わしながら、こっそり先輩に「大丈夫」と目配せして微笑む)

み、皆さんあんまり拓実くんをいじめないで下さいよー。ていうか、いつも皆さんでそんな話してるんですか?恥ずかしいなぁ、もう…
私、拓実くんのこういう照れ屋で可愛いところが好きなんです。
(酔いもあってか際どい質問をしてくる男たちに少しだけ表情を硬くしながらも、俯いてしまった先輩の腕にいかにも恋人らしく自分の腕を絡めるてにっこりと微笑む)

(フォローありがとうございます…。でもやっぱりめちゃくちゃ恥ずかしー!笑)