(腕を絡めたまま上目遣いに言って)
(男性陣が盛り上がるのを横目に手持ち無沙汰気味で飲み物を飲んでいたが、知らないうちにアルコールが混ぜられていて飲み慣れないその感覚にだんだん頭がぼんやりとしてきて)
ん…?
(何がどうなったかもわからないまま気がつくと先輩とキスをして、し慣れているせいかアルコールの影響かはわからないが別段驚きはせずにようやく何やら揉めているような会話に耳を傾ける)
先輩…?私はいいよ…しても。「恋人」なんだし、ね…
(動揺して揺れる先輩の瞳からかうように覗き込むと、耳元に唇を近づけて内緒話のように囁くが耳朶に息を吹きかける形になってしまう)
(このくらいの感じでも全然大丈夫ですよ。むしろ足早な方が童貞くんっぽさが出てていいですw)
(じゃあ、恥ずかしいことして下さい…)