うわー、だめだめw
小梅は今日は私とセットなの!
(カラカラとこたちゃんが開けた扉を全開にして、小梅とバルコニーに出ると抱っこして)
小梅ー、見てほらあのお月様
あれは遊べないよ?取れないからね、カラーボールじゃないんだよw
(しばらく月を眺めると、外だ!って、はしゃぐ小梅をバルコニーに下ろして)

こたちゃんも来てきて?ここ座って?
(バルコニーのベンチに先に座って、赤のホープを見せて)
私のお守りw
ちゃんと灰と吸殻はここに入れてよ?
(ポケット灰皿をドヤ顔で出してこたちゃんに渡す)

あの、追伸ね…同じだよって言うのね…
こたちゃんがいつも、色んなことをありのままに正直に私と話してくれるから私もね
ここでほら、遊ぶ以上はというか…恋人同士になるじゃない?
そしたら時間の共有を互いにするわけだから、やっぱり気持ちも当然伴うでしょ
これは、あくまでも私だよ?
その気持ちの部分でさ、ここっていう自分のギリギリの線を引いて過ごしていたの
それはもう自己防衛としてね
出逢いがあれば、必ず別れがあるって言い聞かせて、その別れが来ても日常生活まで影響が出ないようにしたいっていう
傷付いたとしても、ここまでなら、みたいな

人それぞれに自分ルールはあると思うしあって当然でね
だから、こたちゃんにもあると思うの
あの追伸を読んで、なんとなくこたちゃんの中でのっていうのがちゃんと伝わってね
そう、もう、辛いお別れとか嫌だからどこかセーブして過ごしていたのよ私も
でもね、気づいたら、こたちゃんを自然と想う自分がいるし、もっと感じたいって煙草買っちゃう私もいてね、泣いたの