>>792
(校内有数の大企業である陣内グループの創業者の直系。それだけで一生食うにこまらない生活が約束されている。だが、
人間の欲は限りがないもので、その出世競争にも勝ちたくなるのが常。それゆえに、人よりも努力したし、現社長である
父親にもへつらって生きてきた。だが、父によると「三人の息子の力量は拮抗している」とし、後継者を誰にするか
決めかねているそうだ)

(8000人を束ねるグループの行く末が中途半端な状態が続くこと1年。弟の修哉がとんでもないことを言い出した。
「兄弟全て子供がいない。陣内の血統を安泰なものにするため、最初に男児を儲けた子供を後継者にしたらどうか?」と。
悩んでいた父はこれに乗り、俺たちの「子作りレース」が始まった)

(幸い、俺には言い寄ってくる女が複数いた。その中から健康そうな栞里を選び結婚。すぐにでも妊娠するかと思っていたが、
その兆候がないどころか腎臓の病で入院、子作りどころか退院時期すら不明のありさま。こちらの不満は高まるばかりで、
栞里の弟、今は妹だが、を相手に鬱憤を晴らすにとどまっていおり)


ああ、入れ。
(父親からの「役員報酬」とは別に、自力で投資して稼いだ金で買ったマンション。そこに現・義妹の空も一緒に住んでいる。
寝室のドアがノックされると、入るよう声をかけ)
・・・さっそくだが、そろそろ君のお姉さんにも「身の振り方」を考えるよう伝えてくれるかな?
(・・・すでに次の相手を見繕うことを考えていることを匂わせ)

【あらためて、お願いします】