(もちろん、口でなんかしたこともない)
(それでも初めてをこんなことで奪われるよりましだと思えた)
(ベッドから降りると、乱れた着衣のまま先生の脚の間にひざまづく)
…っ、
(直視するのが恥ずかしくて顔をうつむける)
えっと…
(おそるおそる手を伸ばし、それに触れてみる)
(慣れない手つきで握ってみて、涙の跡が残る顔で先生の目を伺うように見上げて)
ちゅ…ん…
(意を決して、顔を近づけて先端にくちびるで触れる)
(舌を出して、先端を口に含む)
…、はぁっ…
(悔しくて再び涙が零れそうになる)
(なんで万引きなんてしちゃったんだろう、後悔で思考がぼやける)
ん、んくっ…
(唾液で滑らせ、喉の奥まで飲み込み)