(普通からすると遅れていて、最近になってようやく初潮を迎え、裏通りで世話を焼いてくれる年上の少女たちから聞かされていた話…)
(その話に出てくる評判の良くない客だと感づいたには声をかけてしまった後)
あ…、あの… えと…、その…
(分かりやすいくらいに戸惑っていて)
(でも、断るくらいのおかねの余裕も、心の強さもなくて)
え、えと… わ、わたし、その…
3つ…です…
ちゃ、ちゃんと…ゴム…して…くれ…たら…
(型通りの言葉を噛みながら言う、言っても聞いてくれない、ということは聞いていたはずなのに…)