>>528
【わかりました。こちらもそちらに対して並々ならぬ思いがあるも、その怒りに近い感情すらどうでも良くなってしまうほどに堕ちていきたいです】

(邪神ガルム、かつてのレイナの仲間や家族もその手にかけ)
(レイナ自身がようやく追い詰めて封印した相手)
(その遺体を見つける事は出来なかったが、ガルムの遺体が魔族により運び出されるとの情報を得た)
(すぐに配送しているトラックを突き止め、そのトラックの荷台へと忍び込んだレイナ)

ふぅ、本当にこれがあのガルムの遺体?
(一度大きく息を吐くと、フードを外してガルムの遺体が入っているであろう箱へと近づく)
(そしてその箱の蓋を開け)

間違いなくガルムの遺体ね。ずる賢いあんたの事だからきっと自分が生き返る算段でも立ててたんでしょうけど、残念ね。
これであんたの目論見も終わりよ!!
(更に厚手のジャンパーも脱ぎ捨てると、その全身をピッタリと包むレオタードのような格好へと変わり)
(どこからか取り出した得物の槍のようなロッドを、ガルムの遺体の胸に突き刺す)