(ある特別な掲示板、そこの最新書き込みをチェックする。ここ数日は当たりが無かった。こういったものは早い者勝ちで、あらかじめ自分も近場にいないとすぐに他の奴等に獲物を取られてしまう)

お、ビンゴ…
(しめた。そんな思いで駅のホーム上でスマホを見ながら思わず独りごちる)
(ここからは時間勝負だ、他の男に獲られてはまずい。すぐに辺りを見回して目印を頼りにターゲットを探す)
(腰までの黒髪、胸はデカめ、そして鞄にシュシュ…目を獣のように血走らせて人混みを見渡す)

…!
いた
(見つけたその瞬間すぐさま人混みをかき分け、少女の元へと近寄っていく)
(鼓動と息を弾ませて少女の後ろに着いた時、ちょうど電車が到着した。あとはその背中にぴったりと着いたまま電車の中へ流された)
(少女は反対側の扉側へと押しやられ、自分も離れずに背中からぴったりと密着する形になると)

…ハァ、ハァ…
(興奮から、息が弾んで少女のつむじに吹きかかる)


【こんにちは、お相手お願いします】