いえ、嬉しかったです。
朝のうちに伝言とお詫びをしたくて開いたので、私だって会いたかったですもん。
そうですね。何もないからこそ、森さんに集中しちゃいそうです。
お休みに旅行に来れたみたいですね。
(言葉に釣られるように室内を見回して、嬉しそうに)
わあ、そうなんですね。
朝から温泉って贅沢なんですけど、大好きです。
……あ、でも、一緒に入るってことですよね。今更ですけど、まだ森さんに全部体見せてないからちょっと恥ずかしいです。
(窓の向こうを見つめながら、温泉に思いを馳せて)
(その後、少し現実に返って一緒に入ることを想像すると顔を赤くする)
あ、森さんは目隠しして入るってどうですか?
それなら、私は恥ずかしくないです。ほら、こんな感じ。
(思いついたとばかりに両手を伸ばして森さんの目を覆うと、くすくす笑って提案する)