>>34
会えなかったりするのは、しょうがないですし、謝られたりしたら、こうやって待ち伏せできなくなりますから、お詫びは絶対にしないでくださいね。
もし、逆の立場になったら、これからは僕は謝ったりしませんから、紗友さんもそうしてください。

(外を見ながら満足そうにしている紗友さんに安心しながら)
僕に集中ですか?そう言いながら、関心はすでに露天風呂に移ってそうですけど。

(冗談を言いながら、身体を寄せ、そっと軽く肩と肩をぶつけて)
だったら、泊まりにして旅行にしちゃいましょうか?紗友さん次第ですけど、僕は構いませんよ。

(目線を窓の遠くに向けながら、思いきったことを言ったと、少しドギマギした気分でいると)
そうだったんですか。それならよかったです。僕も大好きなんで…

(眼の前が突然、真っ暗になり)
それはお互い条件が一緒なので、気にしなければいいじゃないですか?
それだと、紗友さんだけ得することになりますよ?
だから、紗友さんが目隠しして入るのはどうでしょう?
紗友さんが、どうしても男の裸を見たいというのならば、考えなくもないですが。

(せっかくの期待が泡に消えそうになり、慌てて反論して)
そのときは、全部お世話してもらいますからね。
服を脱がすことから始まって、身体も洗ってもらいますし、あがったら身体を拭いて、浴衣も着させてもらいますからね。
さあ、どうします?僕なら全部やりますから、紗友さんが目隠ししてはどうですか?
(何とか説得しようと必死になる)