>>43
(紗友さんを抱きしめたまま、顔をくっつけて)
紗友さんは僕にとって最高に刺激を与えてくれる存在ですよ。
危険なのは分かっているのに、こうやってずっと手の中にいてほしいと思う。
中毒なのかもしれませんね。

(背中に回した手に力を込め、強く抱きしめると)
それでもいいですよ。だったらこっちも、試しにじゃなくて、命令して無理やりやらせますから。
まさか断ったりはしませんよね?
紗友さんは、そんな悪い子じゃないと信じてますよ。

(うっとりとしたまま目を細めて、時が過ぎるのも忘れて)
甘やかせばいいのですか?
いきなりそんなことを言われても…。

(紗友さんの要求も上の空で、しばらく幸せを感じ続けてから)
そうですね。それならば、たくさんかわいがってあげますので、かわいいワンちゃんになってもらいましょうか。
催眠術は使えませんけど、マジックならできます。
ほら。ここに犬の耳と尻尾がありますので、これをつけてワンちゃんになりきってください。
(ポケットの中から、おもちゃの犬の耳と尻尾を取り出して、紗友さんに手渡す)