>>472
んっ……

そんな気分にさせたの、誰だよ…?
(次第にキスの熱を下げ、最後はゆっくりと唇を離し、葵の呼吸が落ち着くまで肩に首を載せてポンポンと背中を軽く叩きながら抱き締め、温もりと余韻に浸りながら背中の向こう側の景色を見て口元を緩める)

ったく…、そんだけかわいくされたら仕方ないじゃん。
これでも相当いくの我慢したんだぞ?
ちょっとでも気抜いたら、すぐいっちゃいそうなくらい、気持ちよかったし、さ。
どこのどなたですか?
俺のことこんなにふにゃふにゃにしちゃう悪い子は?
(柔らかな肌に手を滑らせながら頬を肩や頬に擦り付け、その間に収まって少し萎んだものがぬるりと抜け、二人の間で交わされた白い証が隙間から垂れて、床に落ちる)