>>102
(紗友を抱きしめながら、頭を撫でられるとうっとりとした表情になって)
まだ寝起きで少し寝ぼけてるからかな。本当はこのまま布団に行きたい気分。

(紗友が腕の中からすり抜けると少し残念そうに紗友のほうを見ながら)
そうだね。でも、目を覚まさないといけないから、温泉行こうか。
俺も紗友のこと洗ってあげるよ。
そんなに長くは入ってられないタイプだけど紗友は?
女の人って長く入る人も多いよね。

(紗友の隣に並んで、浴衣とタオルを取ると紗友の手を取って部屋を出て)
ゆっくり入りたかったらそれでもいいよ。
そうしたら俺は先に上がったら、コーヒーでも飲みながら紗友の入ってる姿眺めてるからさ。

(階段を降りて、大浴場の入口を通り過ぎ、ここからは予約者のみになりますの立て札の横も過ぎて、
暖簾が垂れ下がっているいくつかの入口の中から名前が横に貼られている所を見つけると)
ここだ、ここ。

(暖簾を持ち上げて、紗友の肩に手を回し、中に入るように促してから、あとから続いて脱衣所に入ると)
さあ、紗友も早く。
(急いで服を脱いでタオル片手に、奥の湯煙の上がっているほうへと歩いていく)