(入口のドアが空いて紗友が来たので手に持っていた饅頭を慌てて口の中に詰め込んで)
おかえり?それともいらっしゃい?
ううん。全然待ってないからゆっくり入ってくればよかったのに。
それとも明日の朝早く起きて個室の露天風呂に一緒に行こうか?
(口の中をもぐもぐさせながら隣に座った紗友の肩に手を回して身体を抱き寄せると)
ん?う、うん…甘いキスはいいんだけど、このままだと喉に詰まりそうだから。
(急いでお茶を流し込もうとするけど)
あちっ…あちち。
(熱々のお茶で口の中を火傷しそうになり、急いで舌を出してふーふーとする)