色恋旅館『桜荘』 百六泊目
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(浴衣姿で座布団に腰を下ろすと、座卓の上のペットボトルに入った烏龍茶を飲みながら)
ああ、いい湯だった。
(風呂上がりでまだ少し火照っている身体にうっとりとしながら、静かな部屋の中にカチコチと響く時計の針を見ながら)
紗友はまだ入ってるのかな…。
(早く会いたくてたまらない気持ちを抑えきれず、時折立っては入口のドアを開けて廊下を見てから、再び座布団へ戻るのを繰り返し続ける) ■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています