うん。すごく良かったです。
温泉好きだから、今度は一緒にゆっくり入ろうね。
(笑顔で頷くと、頬にかかる髪を指先で避けて浴衣姿の翔真くんの体に少し見惚れ)
ありがとう。
(お礼を伝えると、席を立ち、窓へと向かう翔真くんを見つめ)
ん…風吹くと涼しいね。
翔真くんもだよ?風邪引いちゃだめです。
(戻ってきた翔真くんと、窓から吹き抜ける風に心地よさそうに目を細めて)
(抱き締められると自分からも腕を回して、耳に響く鼓動にからかうような視線で見上げると)
ふふ。ドキドキしてる?
もしかして、今日も虐めてほしかった?
欲しがりさんだね。おねだりしなきゃだめって言ったよね?
(くすくすと笑いながらも、背中を撫で下ろしてこの前のことを思い出させようとする)