…っ、なっ、何言い出すんだよっ…
(予想もしてなかった言葉に思わず慌てふためき体を乗り出して)
そりゃ…悪くないけど…
(下を向きながら小声でぼそっと)
あ、ありがと…
(目の前に差し出されたコップを手にするも、言葉が上手く出てこなくて、葵さんの方も見られずに深呼吸して)
こらっ、ちょっとまってて
さっきから葵のいろんな…、俺を惑わせすぎだってば
ふうーっ……
(一口もつけていないコップをテーブルに戻して、もう一度ソファーに深く座り直し、葵さんの手に手を重ねて天井を眺め)
少しだけ、こうさせてて