んー、ぱくっ
(口元に運ばれたチーズケーキを頬張って美味しそうに目を細めて味わい)
んんぅー!美味しいー
優しい甘さで口の中が幸せです。
美味しいもの食べた時ってほっぺがきゅんってしませんか?
今まさにそれです。
(上機嫌で圭吾さんに笑顔を見せると美味しさを伝えたくて少し口早になり)
わあ、なんかすごく考えただけで毎日楽しいですね、それは。
待ち合わせデートとかしてみたいです。
一緒におうちに帰るだけとか、そのときにちょっとお散歩してとかでも絶対楽しい!
わわっ!け、圭吾さんっ
(覆いかぶさってきた勢いでソファの肘掛けに頭を乗せるようにして倒れ)
もおー、その選択肢はいつ出てきたんですかー。
言いたかったけど、恥ずかしかったからあえて隠していたのにー
(圭吾さんの解答にくすくすと笑っていたが、圭吾さんとの距離が近くて急に空気が変わったように胸が高鳴って)
えと…私も好き、です。
(圭吾さんが見つめる瞳に吸い込まれそうになりながらも、片手を圭吾さんの頬に伸ばすとそっと触れて)