(部屋のドアを開けて、玄関に招き入れると靴を脱ぐ前に翔真くんの服を掴んで)
(向かい合う形になると壁に優しく押し付けるようにして唇を重ねる)
……隙あり、だね?

(ヒールのおかげで少ししか背伸びせずに済むと笑って、改めてスリッパに履き替えて)
(しゃがみこんで翔真くん用のスリッパを出すと、そのまま見上げて)
はい、どうぞー。おかえりなさい。
会えて嬉しいです。