(ホットケーキが焼き上がってくる匂いに胸をワクワクさせながら)
そうだなあ。新婚ならこんなとこでおとなしく待ってないで、紗友はとっくに襲ってるはずだから、今度は玄関でそうするようにするね。
(そろそろ出来上がって来たのが分かり、待ちきれずにローテーブルのほうを向いて)
分かったよ。だったら下着までだよ。そうしないと襲って入れるまでに時間かかるから。
あー、飲み物は夜だし、ホットココアでお願い。
(お皿を置けそうな位のスペースを残して、紙袋の中からプロの作品を取り出し並べると)
うんうん。紗友の好きそうなのを今並べとくから、あとでゆっくり見てね。
(ホットケーキを運んで来た紗友を幸せいっぱいの顔で迎え)
はい、あーん。
(紗友のお願いに少し照れながらも素直に口を開ける)